泥で真っ黒に汚れた靴下。キレイにするには固形石けんで手洗いしてから洗濯するのが効果的ですが、靴下は毎日履くためちょっとでもラクないい方法はないかと探している方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、靴下の汚れ落としをラクにする方法を特集!
簡単でムリなく続く靴下汚れの落とし方のほかに靴下汚れで悩まないための裏ワザや靴下の汚れをキレイにするためのポイントも徹底紹介しています。
靴下の汚れ落としに役立つおすすめアイテムも多数登場するので、「靴下の汚れ落としが面倒くさい!」とストレスを抱えている方はぜひ記事をチェックして参考にしてくださいね。
靴下の汚れの落とし方|簡単な方法1 スティックタイプの固形石けんでこすり洗いする
靴下の真っ黒汚れには洗濯用固形石けんでのもみ洗いが効果的。固形石けんの泡で汚れを包み込み、繊維のなかの汚れの粒子をもみ出すイメージで洗うとガンコな靴下汚れも落ちやすくなります。
そうはいっても固形石けんを使って手でもみ洗いするのはちょっと面倒。ラクをしたい方にはスティックタイプの固形石けんを使ってこすり洗いする方法がおすすめです。それほど手を汚さず靴下の予洗いができ負担がだいぶ軽減されますよ。
【手順】
1)靴下の汚れた部分をぬるまお湯(40℃程度)で湿らせる
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2)スティックタイプの固形石けんを使い、靴下の汚れを押し出すようにこすり洗いする
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3)汚れをすすぎ落とす(水圧を上げたシャワーを汚れの裏から当てるようにすすぐと効果的)
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4)洗濯機で通常どおり洗濯する
靴下の汚れ落としがラクになるおすすめ商品1 ■『ブルースティック』
矯正協会
ブルースティック(横須賀)
手になじむスティックタイプで部分洗いにぴったりな洗濯用石けん。こちらは「刑務所作業製品」と呼ばれる更生施設で生まれた石けんですが、プロも認める汚れ落ち効果でロングセラーになっている商品です。
外装が手でカットでき、少しずつむいて使えば手が汚れないのもポイント。また、除菌剤が配合されているため、靴下の気になるニオイ対策にも効果が期待できます。
靴下の汚れ落としがラクになるおすすめ商品2 ■『ウタマロ石けん 専用ケース付き』
東邦
ウタマロ石けん 専用ケース付き
ウタマロ石けんは、ガンコな汚れがよく落ちると口コミでも人気が高い洗濯用石けん。衣類の白さを取り戻すため蛍光増白剤が配合されているのも特徴で、白ソックスにはとくにぴったりのアイテムです。
こちらは専用ケースつきで、ヌルヌル滑ってやや扱いにくかったウタマロ石けんをしっかりホールドできるのが魅力。手も汚さず汚れにサッと塗れて靴下の予洗いがグッとラクになります。洗面台のすみに立てて保管できるのも便利です。
靴下の汚れ落としがラクになるおすすめ商品3 ■ダイソー『エリ・そで洗濯せっけん』
靴下汚れの予洗いがしやすいスティックタイプの洗濯用固形石けんはダイソーなど100均でも手に入ります。
こちらはダイソーで販売されている商品。石けんが減ってきたら下からプッシュして底上げできるしくみで便利に使用できます。白物専用ですが、リーズナブルで試しやすいのがうれしいですね。
また、ダイソーの『エリ・そで洗濯せっけん』はウタマロ石けんのケースとしての使い方も人気です。ウタマロ石けんを包丁やカッターで3分割すると、ぴったりおさまりウタマロ石けんが使いやすくなると話題。
まっすぐカットするとケースから抜け落ちてしまうため、ケースにおさまるサイズを確認しながら台形に近いかたちに切るのがポイントです。
靴下の汚れ落としがラクになるおすすめ商品4 ■セリア『ケース付洗濯石けん』
こちらはセリアで販売されているスティックタイプの洗濯用固形石けん。ダイソーの商品同様ケースつきで、石けんが減ってきたら下から押し出せるしくみになっています。
キャップにブラシがついているのがポイントで、汚れがひどいときはブラシで汚れをかき出せて便利。これひとつで靴下の予洗いが完了し、洗濯の負担がグッと軽くなりそうですね。
靴下の汚れの落とし方|簡単な方法2 オキシクリーンでつけおき洗いする
子どもが3人も4人もいるような場合、ひとつひとつ靴下を予洗いするのはたいへん。そんなときは酸素系漂白剤オキシクリーンを使ってつけおきをしてから洗濯しましょう。
オキシクリーンは洗浄力の高さで人気の酸素系漂白剤。お湯に溶けると酸素の泡を放出し、ガンコな汚れもスッキリ落としてくれます。
オキシクリーンの洗浄効果を発揮するには40℃~60℃のお湯を用意する必要がありますが、お風呂のお湯を使えば準備も簡単。お風呂を沸かすときにお湯を取り分けたり、残り湯を使ったりすれば毎日でも負担なく続けられますよ。
【手順】
1)洗面器などにお風呂の残り湯を入れる
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2)規定量のオキシクリーンを溶かす
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3)1~6時間ほどつけおきする
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4)通常どおり洗濯する
靴下の汚れ落としがラクになるおすすめ商品5 ■『オキシクリーン』
オキシクリーン 1500g
衣類の洗濯からキッチンやお風呂場の掃除まで、家中で大活躍する粉末タイプの酸素系漂白剤。ガンコな汚れにも効くすぐれた洗浄力で、靴下の汚れ落としにも活用する方が多い人気アイテムです。
過炭酸ナトリウムから発生する活性酸素が汚れだけでなく気になるニオイにも効果を発揮。靴下のニオイに悩む方にもおすすめです。
靴下の汚れの落とし方|簡単な方法3 泥汚れに強い洗濯洗剤でつけおきする
手間なく靴下の汚れを落とす方法として、泥汚れに強い洗濯洗剤を使ったつけおき洗いもおすすめです。洗濯洗剤でつけおきをするときも、40℃程度のぬるま湯を使うと汚れ落ち効果が高まります。
【手順】
1)洗面器などにぬるま湯を入れる
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2)洗濯用洗剤を溶かす
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3)2時間~ひと晩をめやすにつけおきする(色柄物の場合は2~3時間がめやす)
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4)通常どおり洗濯する
靴下の汚れ落としがラクになるおすすめ商品6 ■『バイオ濃厚洗剤 ポール』
ミマスクリーンケア
バイオ濃厚洗剤 ポール
なかなか落ちない泥汚れも落とせると評判が高い粉末タイプの洗濯洗剤。泥の分解に効果的なリンが配合されているのが特徴で、靴下の繊維に入り込んでなかなか取れない泥汚れもパワフルに取り除いてくれます。
靴下の汚れの落とし方|簡単な方法5 液体洗剤を直塗りしてそのまま洗濯機に入れる
「とにかく手間も時間もかけたくない」という方には、乾いたままの状態で洗浄力の高い液体洗剤を靴下の汚れ部分に直塗りする方法がおすすめです。
洗剤液は濃度が高いほど汚れを落とす効果が高まります。また、水に触れる前に洗剤で泥汚れを包み込むことで、汚れが繊維の奥に入り込むのをブロック。ガンコな汚れも落ちやすくなります。
【手順】
1)靴下が乾いている状態で汚れ部分に液体洗剤を直塗りする
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2)放置せずすぐに洗濯機に入れ、靴下につけた分を差し引いた分量の洗剤を入れて洗濯する
【ポイント】
ほかの洗濯物への泥汚れの付着が気になる場合は、軽くもみ洗いして水またはぬるま湯ですすいでから洗濯機に入れる
靴下の汚れ落としがラクになるおすすめ商品7 ■『トップ NANOX ドロ用』
ライオン
トップ NANOX ドロ用
靴下などの泥汚れに適した部分洗い剤です。スティックタイプで塗りやすいのが魅力。また、先端がブラシになっていて液を塗りながら汚れをかき出すことができます。
蛍光増白剤が使われていないのもポイント。色柄物の靴下にも使用できますよ。
靴下の汚れに悩まないための裏ワザ 最終手段!汚れが目立たない靴下を使う
いろいろ試してみたけれど、靴下の汚れがガンコすぎて頑張っても落としきれないという場合はいっそ汚れが目立たない靴下にしてしまうのもひとつの手段。元が黒など色が濃い靴下なら、多少汚れが残ってもそれほど気になりません。
なかには汚れが気になる足底部分だけ濃いカラーになっていて、靴や上履きを履けば色がちがう部分がかくれて白ソックスのように着用できる商品もありますよ。
靴下の汚れ落としがラクになるおすすめ商品8 ■『パンダソックス クルー丈 同色3足セット』
三ツ星産業
パンダソックス クルー丈 同色3足セット
足裏部分をブラックやネイビーにし、汚れが目立ちにくいよう工夫された靴下です。子どもの真っ黒な靴下を毎日手洗いする時間がないという忙しいママ・パパの強い味方になってくれるでしょう。
靴下の汚れ落としのコツ 靴下の汚れをキレイに落とすためのポイントは?
靴下の洗濯はできるかぎりラクしたいところですが、汚れがじゅうぶん落ちなければ意味がありません。靴下の汚れをキレイに落とすためのポイントを押さえておきましょう。
靴下の汚れ落としのコツ1 ■手やブラシで汚れをかき出してから洗濯する
靴下につく泥汚れは不溶性の汚れ。水にも油にも溶けないやっかいな汚れです。すぐにぬらしてしまうと泥や砂の粒が繊維の奥に入り込み汚れが残る原因になってしまいます。
靴下をキレイにするには洗濯前のひと手間が大切。あらかじめ手やブラシでできるかぎり泥を取り除いてから洗濯をはじめるのがポイントです。
【靴下の汚れをキレイにするコツ|下準備】
1)靴下をしっかり乾燥させる(時間がないときはドライヤーも便利)
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2)玄関やベランダなど、汚れが落ちてもいいところで靴下の汚れをたたき落とす
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3)繊維の奥の汚れを歯ブラシなどでブラッシングしてかき出す
靴下の汚れ落としのコツ2 ■汚れた靴下はため込まず早めに洗う
靴下には、泥だけでなく足裏にかいた汗や皮脂などの汚れも染み込んでいます。洗濯の頻度は家庭によってちがいますが、汗や皮脂汚れは時間が経つと落ちにくくなり、黄ばんでしまうことも。汚れた靴下はできるだけ早く洗いましょう。
靴下の汚れ落としのよくある質問
■靴下のもみ洗いが面倒です。手洗いがラクになるグッズはありますか?
スティックタイプの固形石けんを使ってこすり洗いすれば、手洗いもだいぶラクで手も汚れません。記事ではおすすめのスティックタイプの固形石けんもご紹介しています。くわしくはこちらをご覧ください。
■子どもの人数が多く靴下をいくつも手洗いするのがたいへんです。
オキシクリーンや泥汚れに強い洗濯洗剤を使ったつけおき洗いがおすすめです。くわしくはこちらをご覧ください。
■手洗いは手間だし、つけおきする時間もありません。いい方法はありますか?
時間も手間も削減したい方には洗浄力の高い液体洗剤の直塗りがおすすめです。また、記事では汚れに悩まないための裏ワザも紹介しています。くわしくはこちらをご覧ください。