カラスに襲われやすい人がいる！？被害の実例と身の守り方

日常的に目にするカラスですが、まさか人を襲うなんて考えたこともない人が多いでしょう。しかし実は、カラスに襲われやすい人は存在するのです。SNSには、実際に被害に合った・現場を見たという声が溢れています。

カラスに襲われたことがない人がいる一方「自分ばかり狙われている気がする……」と思う人もいます。カラスに襲われやすい人にはどんな理由があるのでしょうか。見た目の特徴や行為を解説します。

カラスはキラキラ光るものを集める習性があります。ヘアアクセサリーやバッグのチャームなどが太陽の光に反射して光ると、カラスが反応する恐れあり。

巣に光物を持ち帰ろうと襲ってくるかもしれないので、カラスがいる場所では光物を身に着けないようにしましょう。

カラスは色の判別能力に長けた鳥。赤や黄色などの目立つ色の服は、カラスの目に留まりやすく危険です。カラスに襲われやすい人は、派手な色の服を着る時は十分注意しましょう。

カラスは非常に頭がいい動物で、一度自分を攻撃した奴らを少なくとも5年間は忘れないといわれています。顔や特徴からその人を記憶するのだそうです。

仲間同士でいじめた人の特徴を共有することもあるのだとか。カラスを挑発したりいじめたりしてはいけません。

また、いじめた本人のみならず、顔や服装が似た別人が狙われることも！大変迷惑な話ですね。「なぜか自分ばかり狙われる」と思う人もいるでしょうが、被害妄想ではないかもしれません。

カラスの巣より高い位置にいる人は襲われやすいです。カラスは天敵から身を隠せるよう高い場所に巣を作りますが、人間がそれより上の位置にいると警戒します。「ヒナに危害を加えられる！」と思うわけです。

階段や歩道橋に巣を作ることもあり、カラスにとって私達は天敵に見えてしまうのです。特に繁殖期の5～7月は注意しましょう。

カラスが人間を襲う時は、必ず後ろからです。カラスに襲われやすい人は、カラスを見ると怖がって背を向けて逃げてしまうことがあるでしょう。

しかしこれは逆効果。カラスを刺激して、襲われる可能性があります。カラスから逃げる時は、カラスと向き合ったまま、静かに時間をかけて距離をとりましょう。

「カラスに襲われる」と一言でいっても、どのように襲うのかピンとこない人もいるかもしれません。カラスがどのように人間に攻撃するのかご紹介します。

カラスはいきなり大きな危害を加えるわけではありません。攻撃前に様々な警告を出しています。痛い目に合う前に気付きましょう。

まずは自分の存在を誇示するために大きく鳴いて威嚇します。鳴きながら旋回することもあるでしょう。

次に止まり木の小枝を折って、枝や葉を落としてきます。「ここから立ち去れ！」と言っているようです。そして「ガッ ガッ」と濁った声で威嚇。これがカラスが人を攻撃する前の最終警告です。

木、または空から急降下してきて、人の後頭部を脚蹴りします。一瞬の出来事ですが衝撃はかなり強く、恐怖心を覚えるでしょう。当たり所が悪かった場合は、けがをしてしまうかもしれません。

注意を払っていても、カラスから襲われそうになることはあります。そんな時におすすめなのが「バンザイ」のポーズです。

カラスの翼は非常に敏感で、人の腕が翼に触れるのを恐れています。腕を上げているとカラスは攻撃を諦めるので、この方法を試せば大丈夫です。

カラスは人の頭を襲います。頭部をケガすると大変なので、守る意味でも帽子を身に着けるのがおすすめ。キラキラしたヘアアクセサリーを着ける時も、帽子を被れば安心です。

傘を差すことで、頭部を蹴られなくなります。カラスが多くいる地域では、傘を持っているとお守り代わりになりますよ。

カラスが人間を襲うのは、巣やヒナなど守るものがあるから。つまり、巣を作らせなければいいのです。自宅の木にカラスが巣を作るなら、テグスを張ると効果的。カラスが巣を作りにくくなります。