作業着は機械油・泥・皮脂・鉄粉類などの洗濯機だけでは落ちにくい汚れがこびりついています。
そのまま洗濯機で洗うと、他の衣服に汚れが移ってしまうリスクもあるので、汚れの種類に合った方法や洗剤で汚れを落としておきましょう。
【汚れの種類別のおすすめの洗い方・洗剤】
エンジンオイル系の汚れ…お湯につけ置き+石鹸でのこすり洗いがおすすめ
泥汚れ…泥汚れ系洗剤やクレンジングオイルでたたき洗いがおすすめ
皮脂・汗などの汚れ…専用の漂白剤での漂白がおすすめ
鉄粉・鉄さびの汚れ…重曹・クエン酸などでのこすり洗いがおすすめ
ネットで人気が高い洗剤を中心に紹介していくので、ぜひご覧ください。
作業着用のおすすめ部分洗い用洗剤4選
作業着は汚れが頑固なので、洗濯機に入れる前に部分洗いをするのがおすすめ。ここでは、使いやすさで人気な部分洗い洗剤を紹介していきます。
作業着用のおすすめ部分洗い用洗剤1 ■東邦 ウタマロ マホー石鹸
除菌・消臭力が魅力の石鹸です。やわらかいので直接こすりつけるのにピッタリです。
作業着用のおすすめ部分洗い用洗剤2 ■KAMINAGA 頑固汚れ石鹸 エネロクリーン
汗や泥に強い部分洗い用洗剤です。色物にも安心して使えます。
作業着用のおすすめ部分洗い用洗剤3 ■横須賀 洗濯石鹸 ブルースティック 3本組
汗や泥に強い部分洗い用洗剤です。色物にも安心して使えます。
作業着用のおすすめ部分洗い用洗剤4 ■アイメディア エリそで洗剤 浸透力1.4倍 70g 洗濯洗剤
汚れた部分に塗って使う部分洗い用洗剤です。細いので襟や袖などに塗りやすいのが特徴です。
作業着用のおすすめ粉末洗剤4選
石鹸では落ちにくい汚れは、洗浄力が強い粉末洗剤を使うのがおすすめ。液体洗剤や石鹸より溶けにくいので、お湯でしっかりとすすぎましょう。お湯を使うと、機械油系の汚れが浮く効果もあります。
作業着用のおすすめ粉末洗剤1 ■泥スッキリ本舗 作業服スッキリ
機械油やオイルをはじめとした油汚れに強い粉末洗剤です。つけ置き洗いにぴったりです。
作業着用のおすすめ粉末洗剤2 ■コスモビューティ 作業衣専用洗剤(無リン)
低泡性ですすぎやすい粉末洗剤です。石油系の油汚れに効果的です。
作業着用のおすすめ粉末3洗剤 ■ミマスクリーンケア バイオ濃厚洗剤 ポール(酵素配合) 2kg
泥汚れや皮脂汚れに強い粉末洗剤です。泡切れが良いのですすぎやすいです。
作業着用のおすすめ粉末洗剤4 ■泥スッキリ本舗 303 黒土専用洗剤 1.5kg
お湯でのつけ置き洗いに便利な粉末洗剤です。泥汚れに高い効果を発揮します。
作業着用のおすすめ液体洗剤4選
粉末洗剤よりも洗浄力が劣る分、色落ちしやすい作業着にも使えるのが液体洗剤のメリット。油汚れは酸性なので、機械油系には弱アルカリ性のものがおすすめです。
作業着用のおすすめ液体洗剤1 ■花王 液体ビック 作業着洗い 4.5Kg507174
機械・鉄鋼・建設工事現場を想定した液体洗剤です。汚れ部分に洗剤をつけて使います。洗濯機の消毒にも便利です。
作業着用のおすすめ液体洗剤2 ■カネヨ石鹸 作業衣専用洗剤 液体 ジェル 業務用 4Kg
大容量でたっぷり使える液体洗剤です。オイルやグリースなどのベタついた汚れに向いています。
作業着用のおすすめ液体洗剤3 ■ワークマン 作業着専用洗い 液体洗剤 本体 800g
落ちにくい油汚れや汗・皮脂汚れに効果的な液体洗剤です。消臭効果も期待できます。
作業着用のおすすめ液体洗剤4 ■トップ プレケア 部分洗い剤 ドロ用 本体 220g
泥汚れの部分洗いにおすすめの液体洗剤です。かきだしブラシ付きで、繊維の奥まで入った泥にも効果的なのが特徴です。
作業着の汚れ別の洗濯方法
作業着は汚れの性質に合わせて洗濯の方法や洗剤を使い分けるのが効果的。ここでは、おすすめの洗濯方法を紹介していきます。
油汚れは酸性なのでアルカリ性の洗剤がおすすめ ■油汚れはつけ置き洗いがおすすめ
作業着には機械で使う油がつきがち。油は高温のお湯で浮かしてから、洗剤や固形石鹸でこすって落としましょう。
【つけおき洗いでの油汚れの落とし方】
1:バケツに50~60度のお湯をためる
2:作業服を1~2時間つけおきして油汚れを浮かせる
3:水が黒くなったら洗濯用ブラシなどで作業服をこする
4:お湯を捨てる
5:残った汚れを石鹸でこすって落とす
この時、作業着をゴシゴシとこするのはNG。石鹸をこすりつけてから上からトントンと叩いていきます。
つけおきに使うお湯にアルカリ性の石鹸や洗剤を溶かすと洗浄力がアップします。
洗う前に乾かして泥を叩き落とすのがポイント ■泥汚れはたたき洗いがおすすめ
泥汚れを落としたい時は、水洗いはNG。選択の前に洗濯用のブラシで叩いて落として洗濯していきましょう。
泥汚れにおすすめの洗濯ブラシは下記の記事で解説しています。
野球のユニフォームは石鹸&洗剤のダブル使いがおすすめ!人気洗剤も紹介 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/1401野球のユニフォームは泥や汗が落ちにくいもの。本記事では、おすすめの洗濯方法や洗剤を解説していきます。
泥をたたいて落とした後は、石鹸や洗剤をこすりつけてのもみ洗いがおすすめです。
【固形石鹸・洗剤でのもみ洗いの手順】
1:作業着を乾かして泥を叩いて落とす
2:洗濯ブラシなどで泥汚れ部分をこすって落とす
3:汚れた部分と固形石鹸・洗剤を40度以上のお湯で湿らせる
4:固形石鹸で汚れ部分をこすり洗いする
5:お湯の中で泥を押し出すイメージでもみ洗いする
6:汚れの裏側から水をあててすすぐ(シャワーですすぐ)
泥汚れや他の汚れが落ちたら、他の衣服と一緒に洗濯すればOKです。
皮脂汚れ・汗はアルカリ洗剤で落とそう ■皮脂汚れ・汗には漂白剤がおすすめ
皮脂や汗はタンパク質の汚れなので、酸素系漂白剤や重曹でのつけおき洗いが効果的です。
【酸素系漂白剤+洗濯用洗剤でのつけおき洗いの方法】
1:40度以下の水に酸素系漂白剤+洗濯用洗剤を溶かす(分量は各パッケージを確認する)
2:作業着を30~2時間つけ置きする
3:洗濯液ごと洗濯する
【酸素系漂白剤+重曹でのつけおき洗いの方法】
1:洗面器などに40度ぬるま湯を貯める
2:重曹と酸素系漂白剤を1:1でぬるま湯に溶かす
3:30分後に洗濯液ごと洗濯する
つけおき洗いの後は、洗濯液ごと洗濯してもOK。皮脂汚れ・汗汚れ以外があるようであれば、他の衣服とは分けて洗濯しましょう。
サビ汚れは中和か研磨で落とそう ■鉄紛・鉄さびは重曹がおすすめ
サビは鉄が酸化してできるので、酸性の物質で中和して落とすことができます。
クエン酸がついた布やキッチンペーパーで汚れた部分をこすり、サビが浮き出てから洗濯ブラシでこすりましょう。
中和できないようであれば、重曹ペーストで落とします。
【重曹ペーストでのサビ取り方法】
1: ボウルに重曹と水を1:4の割合で入れて混ぜ合わせる
2: サビの上に重曹ペーストを乗せる
3: 重曹ペーストを30分放置する
4:汚れを浮かせた後洗濯ブラシでこする
汚れが落ちた後は、そのまま洗濯すればOKです。
作業着の汚れを防止する方法
作業着は汚れやすいので、汚れにくい素材のものを選ぶのが大切。「撥水・撥油加工」と表記があるタイプがおすすめです。
会社指定の作業着があるなら、防水・撥水スプレーを使えばOK。水や油をはじきやすくなります。
作業服におすすめの防水・撥水スプレー1 ■Henkel Japan LOCTITE 超強力防水スプレー 多用途
水や油に強い防水スプレーです。通気性や風合いも邪魔しません。
作業服におすすめの防水・撥水スプレー2 ■アメダス 防水スプレー
フッ素入りで油をはじく防水スプレーです。布や皮に使えます。
Q作業着のおすすめの干し方は?
A作業着はしっかりと脱水して風通しがいい場所で干すのがおすすめ。詳しくは下記の記事で解説しています。
作業服の油汚れの落とし方は?石鹸・洗剤の使い方を解説 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/1310泥や油・草で汚れやすい作業服。中でも油汚れは、一度洗っただけでは落ちない悩みの種です。本記事では、つけおき洗い・たたき洗い・洗濯機での洗濯で油汚れを落とすポイントと注意点を解説しています。汚れを防止するテクニックもあるので、ぜひご覧ください。