本記事では、野球のユニフォームを洗濯する方法を解説しています。
【野球のユニフォームを洗濯する注意点】
- 水洗いは泥が落ちにくくなる
- 泥は選択する前にブラシで落とす
- 洗濯前にお湯で汚れを落とす
【野球のユニフォームの洗い方とおすすめアイテム】
- ユニフォームなら固形石鹸+洗濯洗剤でのこすり洗い
- アンダーシャツなら酸素系漂白剤+洗濯用洗剤のつけおき洗い(重曹でもOK)
- アンダーストッキングならおしゃれ着用洗剤での押し洗い
- 帽子なら酸素系漂白剤
- 粉末洗剤での押し洗い
- 靴下や頑固な汚れは煮洗い
洗濯方法の解説の後には、泥・汗や皮脂に強い洗剤や石鹸も紹介しているのでぜひご覧ください。
野球のスニーカーやバッグについた泥汚れの落とし方は、下記の記事で解説しています。
泥汚れをそのまま洗濯機に入れると、他の衣服に移ってしまいそうで不安。こんなお悩みをお持ちの方、いませんか?本記事では、泥汚れの落とし方を石鹸・洗濯用洗剤・重曹・酵素系漂白剤に分けて解説しています。バッグや靴の対処法も解説しているので、ぜひご覧ください。
野球のユニフォームを洗う準備とNGな行為 野球のユニフォームを洗濯する注意点
野球のユニフォームは、洗濯する前の下準備が肝心。必要な準備を注意点と一緒に紹介していきます。
野球のユニフォームを洗濯する注意点1 水洗いはNG
野球のユニフォームは主に泥や汗で汚れています。
泥を水洗いすると、泥の粒子が服の繊維にからみついて落ちにくくなります。
水洗いするのではなく、泥をはたき落としてから洗濯しましょう。
手洗いか洗濯機かの判断は、洗濯表示に従えばOKです。
野球のユニフォームを洗濯する注意点2 ■洗濯前に泥汚れをブラシなどで落とす
野球のユニフォームの汚れの原因である泥汚れは、1度乾かしてからブラシなどでこすって落とすのが効果的。
下に新聞紙を敷いて、泥汚れ部分にドライヤーを当てていきます。
しっかりと乾いたら、洗濯用ブラシでブラッシングしていきましょう。繊維の奥に入り込んだ泥をかき出すようなイメージで動かすとよく落ちます。
野球のユニフォームにおすすめの洗濯ブラシ1 サンコー 泥汚れ ちょこっと洗濯 スポンジ
泥汚れに強い特殊繊維を使用したスポンジです。
泥を落とすブラシとして使った後は、石鹸でのこすり洗いにも使えます。
野球のユニフォームにおすすめの洗濯ブラシ2 フレディレック ランドリーブラシ
部分的な汚れをかき出すのが得意なブラシです。
小ぶりなので握りやすく、使いやすいのも嬉しいですね。
野球のユニフォームを洗濯する注意点3 ■お湯で洗い流す
泥をたたき落とした後も泥の汚れが残っている時は、汚れ部分に洗濯用洗剤や食器洗い洗剤を塗ってからシャワーをかけるのがおすすめ。
40度以上のぬるま湯を汚れ部分にかけると、汚れが浮いて落ちやすくなります。
泥汚れだけではなく、皮脂汚れにも効果的です。
野球のユニフォームはなにで洗うべき? 野球のユニフォームの洗濯におすすめのアイテム
野球のユニフォームの落ちにくい汚れの原因は泥と汗・皮脂です。
それに効果的なアイテムを解説と方法は、下記の通りです。
【もみ洗いにおすすめのアイテム】
・固形石鹸
【つけおき洗いにおすすめのアイテム】
・洗濯用洗剤(界面活性剤入り)
・重曹
・酸素系漂白剤
【煮洗いにおすすめのアイテム】
・粉末洗剤・重曹
具体的な洗い方や、おすすめの部位については次の見出しで解説していきますよ。
ステックのりでユニフォームが洗濯できる?
ネットではステックのりで落ちるという裏技が紹介されていますが、あまりおすすめはしません。
ステックのりは泥汚れに効果がありますが、ユニフォームに使うには小さすぎます。
野球のユニフォームの洗濯のポイント1 ユニフォームの洗濯方法
ユニフォームは一番上に着るものなので、泥だらけになりやすい箇所。
特に膝とお尻部分は泥がつきやすいので、洗濯機に入れる前に部分洗いするのがおすすめです。
【固形石鹸でのもみ洗いの手順】
1:ユニフォームを乾かして泥を叩いて落とす
2:洗濯ブラシなどで泥汚れ部分をこすって落とす
3:汚れた部分と固形石鹸を40度以上のお湯で湿らせる
4:固形石鹸で汚れ部分をこすり洗いする
5:お湯の中で泥を押し出すイメージでもみ洗いする
6:汚れの裏側から水をあててすすぐ(シャワーですすぐ)
もみ洗いの後も汚れが気になるようなら、洗濯用洗剤を溶かしたお湯に30分~2時間つけおきしましょう。
泥汚れが落ちた後は、他の衣類と一緒に普段通りに洗濯すればOK。
洗濯機の一番下に入れると、より汚れが落ちやすいです。
野球のユニフォームの洗濯のポイント2 アンダーシャツの洗濯方法
アンダーシャツは汗や皮脂がしみこみやすい部分。どちらもタンパク質の汚れなので、酸素系漂白剤や重曹でのつけおき洗いが効果的です。
【酸素系漂白剤+洗濯用洗剤でのつけおき洗いの方法】
1:40度以下の水に酸素系漂白剤+洗濯用洗剤を溶かす(分量は各パッケージを確認する)
2:洗濯ネットにアンダーシャツを入れてつけおきする
3:30分~2時間後に洗濯液ごと洗濯する
【酸素系漂白剤+重曹でのつけおき洗いの方法】
1:洗面器などに40度ぬるま湯を貯める
2:重曹と酸素系漂白剤を1:1でぬるま湯に溶かす
3:30分後に洗濯液ごと洗濯する
つけおき洗いの後は、洗濯液ごと洗濯してもOK。
濃色のアンダーウェアの場合は、色移りを防ぐためにそれだけ洗うのがおすすめです。
既に染みになってしまった汗汚れの落とし方は、下記の記事をご覧ください。
汗染みの落とし方は重曹?漂白剤?つけおき洗いの方法を解説 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/1345汗や皮脂が衣類に残ると、汗染みができてしまいます。本記事では、落ちにくい汗染みの落とし方や予防策を解説しています。重曹・酸素系漂白剤・固形石鹸・セスキ炭酸ソーダを使った方法をそれぞれ紹介しています。煮洗いやスチームアイロンで浮かすなど、つけおき洗いよりも強力な方法にも触れていますので、ぜひご覧ください。
野球のユニフォームの洗濯のポイント3 アンダーストッキングの洗濯方法
アンダーストッキングは泥も汗も染み込みやすい部分。
ただし、ごしごしと手洗いすると生地が傷んでしまいます。
おしゃれ着用の洗剤で優しく押し洗いしましょう。
【おしゃれ着用洗剤での押し洗いの手順】
1:アンダーストッキングを乾かして泥を叩いて落とす
2:汚れ部分におしゃれ着用洗剤をなじませる
3:洗面器に40度以下の水とおしゃれ着用洗剤を入れて押し洗いする(分量はパッケージを確認)
4:洗面器の水を替えて丁寧にすすぐ
5:アンダーストッキングにタオルを巻いて脱水する
アンダーウェアはウールやアクリルでできているので、手洗い後はそのまま陰干ししてください。
野球のユニフォームの洗濯のポイント4 野球帽子の洗濯方法
帽子は泥・汗・皮脂が汚れやすい部分。
ただし、洗濯機に入れると型崩れしてしまうので、押し洗いがおすすめです。
【酸素系漂白剤・粉末洗剤での押し洗いの手順】
1:帽子を乾かして泥を叩いて落とす
2:汚れ部分に酸素系漂白剤と粉末洗剤を塗り込む
3:洗面器に40度以下の水と洗濯1回分の洗濯用洗剤を入れて押し洗いする
4:洗面器の水を替えて丁寧にすすぐ
5:洗面器に水と柔軟剤を入れて防止を押し沈める
6:帽子にタオルを巻いて脱水する
汚れが落ちた後は、形を整えて干しましょう。
帽子を洗濯・干す時のポイントは下記の記事で解説しています。
型崩れを防ぐ帽子の洗濯方法6ステップ!キャップや麦わら帽子は洗える? | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/329帽子やキャップの洗濯方法について解説しています。手洗いできる帽子、手洗いできない帽子それぞれの素材や、洗濯機で洗える帽子の特徴を説明しているほか、洗濯できない帽子の手入れ方法や、クリーニングに帽子を出した時の値段についても調べました。
野球のユニフォームの洗濯のポイント5 靴下の洗濯方法
靴下や頑固な汚れには、煮洗いがおすすめ。手間はかかりますが、しっかりキレイになります。
【煮洗いの手順】
1:ホーロー・ステンレスの鍋を準備する
2:水1リットル・粉末洗剤大さじ1・重曹大さじ1を鍋に入れる
3:30~40分煮込む
4:熱いうちにもみ洗いする
5:水洗いする
煮洗いには重曹を使うので、アルミの鍋はNG。ホーローやステンレスがおすすめです。
汚れが落ちた後は、いつも通り洗濯機で洗濯しましょう。
靴下以外も煮洗いできる?
化学繊維・ポリエステル・ウール素材は変質してしまうので煮洗いできません。
コットン製のユニフォームであれば、煮洗いしてもOKです。
野球のユニフォーム洗濯におすすめのアイテム 野球のユニフォームにおすすめの洗剤・酸素系漂白剤を紹介
野球のユニフォームには、固形石鹸・洗濯用洗剤・酸素系漂白剤を必要に応じて使い分けるのがおすすめ。ここでは、各自ネットで評価が高い商品を紹介していきます。
野球ユニフォームにおすすめの洗剤1 ■泥や汗の汚れにおすすめの固形石鹸3選
泥や汗の汚れを落とすには、固形石鹸でのこすり洗いがおすすめ。こちらでは、ネットで評価が高いものを紹介していきます。
泥・汗汚れにおすすめの固形石鹸1 東邦 ウタマロ マホー石鹸
こすり洗いの定番の石鹸です。泥にも汗にも効果的だと評判になっています。
泥・汗汚れにおすすめの固形石鹸2 横須賀 洗濯石鹸 ブルースティック 3本組
ステックタイプでこすり洗いがしやすい洗濯洗剤です。泥汚れに抜群の効果があり、脇や袖などの小さな部分に向いています。
泥・汗汚れにおすすめの固形石鹸3 フレディレック 洗濯用石けん
皮脂や泥でできた染みに強い石鹸です。こすり洗いはもちろん、洗濯ブラシを使った洗い方にぴったり。専用ブラシも販売しています。
野球ユニフォームにおすすめの洗剤2 ■泥汚れにおすすめの洗濯用洗剤3選
洗濯用洗剤を使ったつけおき洗い・押し洗いはユニフォームの汚れを落とすのにぴったり。ここでは、泥汚れに強い製品を紹介していきます。
泥汚れにおすすめの洗濯用洗剤1 泥スッキリ本舗 515 無リン洗剤 1.5kg
ぬるま湯で溶かして使う泥汚れ用の粉末洗剤で、頑固な泥に強いと評判です。無リンなので、肌や環境に優しいのが嬉しいですね。
泥汚れにおすすめの洗濯用洗剤2 ミマスクリーンケア バイオ濃厚洗剤 ポール(酵素配合) 2kg
毎日使ってもコスパがいい大容量の洗剤です。泡切れが良いので、押し洗い・つけおき洗いでもすすぎやすいのも嬉しいですね。
泥汚れにおすすめの洗濯用洗剤3 トップ プレケア 部分洗い剤 ドロ用 本体 220g
洗濯前に垂らして使う液体洗剤です。付属のブラシで泥汚れをかき出して使います。無蛍光なので、濃い色のアンダーシャツでも色落ちのリスクがありません。
野球ユニフォームにおすすめの洗剤3 ■汗・皮脂汚れにおすすめの洗濯用洗剤3選
汗や皮脂はタンパク質の汚れです。ここでは、たんぱく質の汚れに強い洗濯用洗剤を紹介していきます。
汗・皮脂汚れにおすすめの洗濯用洗剤1 P&G アリエール 洗濯洗剤 液体 リビングドライイオンパワージェル
洗浄力の強さと乾きやすさが魅力の洗濯用洗剤です。部屋干し用なのでオールシーズン使えるのが嬉しいですね。
汗・皮脂汚れにおすすめの洗濯用洗剤2 アタック 消臭ストロング ジェル
汗汚れに強い洗濯用洗剤です。すすぎは2回がおすすめと少し手間がかかりますが、消臭効果が強く、ユニフォームにぴったりです。
ただ、ヨモギのような匂いがキツイというレビューもあるので、匂いに敏感な方にはおすすめしません。
汗・皮脂汚れにおすすめの洗濯用洗剤3 アタック 洗濯洗剤 粉末 高浸透リセットパワー
つけおき洗いにおすすめの洗浄力の強い洗剤です。粉末タイプは液体タイプよりも洗浄力が強く、煮洗いにも向いています。
野球ユニフォームにおすすめの洗剤4 ■アンダーストッキングにおすすめのおしゃれ着用洗剤3選
野球のユニフォームは頑固な汚れがつきやすく、ついゴシゴシと洗いたくなるもの。それでも、アンダーストッキングはウールやアクリル製であることが多いので、おしゃれ着用洗剤で手洗いするのがおすすめです。こちらでは、ネットで評判が高い洗剤を紹介していきます。
アンダーストッキングにおすすめのおしゃれ着用洗剤1 AlmaWin デリケートウォッシュ
ウールやアクリルをふんわりと仕上げると評判のおしゃれ着用洗剤です。蛍光増白剤無しなので、濃い色のアンダーストッキングでも色落ちリスクが低いです。
アンダーストッキングにおすすめのおしゃれ着用洗剤2 ライオン アクロン ナチュラルソープの香り(微香タイプ)
すすぎが1回でOKなコスパのいいおしゃれ着用洗剤です。油汚れは不得意ですが、泥汚れはまずまず落ちると評判ですよ。
アンダーストッキングにおすすめのおしゃれ着用洗剤3 NSファーファ・ジャパン ファーファ ココロ 洗たく用洗剤
皮脂などのタンパク質汚れに強いおしゃれ着用洗剤です。抗菌・防臭効果があるので、ユニフォームに向いています。
野球ユニフォームにおすすめの洗剤5 ■野球のユニフォームにおすすめの酸素系漂白剤3選
洗濯洗剤や固形石鹸だけでは落ち切れなかった汚れには、酸素系漂白剤での漂白が一番。ユニフォームはすぐに汚れてしまうので白さにこだわることもないのですが、たまに漂白すると気持ちがいいですね。
野球のユニフォームにおすすめの酸素系漂白剤1 オキシクリーン 1500g
コスパがいいと評判のオキシクリーンは泥汚れにぴったり。コストコなどの他に、通販でも買えます。大容量でも自宅に来るので買い取りやすいです。
野球のユニフォームにおすすめの酸素系漂白剤2 ワイドハイターEXパワー 衣料用漂白剤 1000ml
大容量でたっぷり使える漂白剤です。色物にも安心して使えます。
野球のユニフォームにおすすめの酸素系漂白剤3 シャボン玉 酸素系漂白剤
重曹や衣類用洗剤と混ぜて使えるのが嬉しい漂白剤です。消臭効果も高いと評判です。