今回は実際にエアコン掃除をした過程と手順を写真付きで掲載したので是非参考にしてほしい!
「効果 と 注意」「費用」「所要時間」について
■効果 と 注意
あくまで個人の感想となりますが実際に清掃を実施してから1ヶ月、エアコンを使用して感じた効果は以下です。
<確実に効果を感じること>
・エアコンから出てくる風量が確実に多くなった
・エアコンから出てくる風のニオイが気にならなくなった
・風量があるためエアコンの近くにいる時とてもあたたかい
<効果があったような気がする事>
・部屋全体が温まるまでの時間が短くなったような気がしている
<注意>
「くうきれい」を使用するためにはエアコンの周りにビニール袋を取り付る必要があります。こちらを剥がす際に、材質によっては壁紙や塗装が剥がれてしまう場合があります。
■費用
使用した道具の総額はおよそ3000円前後です。(掃除機の金額は除きます)
今回使用した専用そうじグッズ「くうきれい」が2000円程度。
その他必要な物のほとんどは100円均一で購入できる物です。
■所要時間
掃除の所要時間はおそよ2時間
その後乾燥のため1時間放置しました。
用意するもの、服装、準備
■用意するもの
今回はこれらを用意し掃除を行いました。
バケツ…フィルター洗浄後、水洗いの際に有ると便利です。
ゴミ袋…必須ではありませんが「くうきれい」付属の洗浄液を受け止めるビニール袋の補助として用意すると安心です。今回は使用しませんでした。
■服装
なるべく汚れても良い袖の長い物を選びましょう。またホコリや薬剤が口に入らぬようマスクをしましょう。
■準備
マツイ棒を10本程度作っておきましょう。
※マツイ棒の作り方
割り箸にガーゼを巻きつけ、輪ゴムで固定するだけです。
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エアコンの周りにビニール袋(くうきれいに付属)を取り付ける
洗浄剤「くうきれい」使用後の薬剤と汚れを受け止めるために付属品のビニール袋をエアコンを覆うように取り付けます。
ビニールの水漏れが心配な場合はゴミ袋を使い補強しましょう。
<注意>
ビニールテープを剥がす際に壁紙や壁の塗装が剥がれる場合がありますので、あらかじめ壁の材質を確認しておきましょう。
フィルターを外す
メーカーの取り扱い説明書を参照してカバーを外します。カバーを外す必要の無い機種もあります。
これからフィルターを外しますが、先にフィルターを置く場所に新聞紙をひいておきましょう。
メーカーの取り扱い説明書を参照してフィルターを外します。ホコリが落ちる可能性が高いのでゆっくりと取り外しましょう。またカビを吸い込んでしまう可能性がありますので、マスクを必ずしておきましょう。
放置した期間分、ホコリが溜まっているのが確認できると思います。
「くうきれい①ムース」をファンにスプレーして 40分放置
いよいよ「くうきれい」の出番です。
なお最初に使うのは①と書かれた「ムース」です。
エアコンの内部ファンは回転します。下の図を見て下さい。
このファンを「くうきれい」のノズルの先端で回転させながら、内部の底面、側面、天面、ファンの4箇所に満遍なく1本全てスプレーします。
ノズルでファンを回転させるのが難しい場合は割り箸などの細長い物を使いましょう。
スプレーを1本使い切ったらそのまま40分ほど放置します。
待っている間にフィルターを洗う
フィルターをお湯または水で洗います。ホコリは片面(エアコンから見て外側)に集中して溜まっているので、裏から水を当てるだけでもある程度ホコリが落ちます。
フィルター全体を濡らしたらバスマジックリンを吹き付けて歯ブラシでこすります。目に見えなくてもカビが付いている可能性がありますので、必ず洗剤を使用しましょう。
全体を洗剤でこすりホコリが取れたら水洗いします。
この際バケツの水に付けると楽です
仕上げに編み目に薬剤がこのらないよう、水を出しながら歯ブラシで全体を軽くブラッシングします。
■水を切って干す 「洗う前」と「洗った後」の比較
洗剤を落としたらできるだけ水を切り、新聞紙の上などに干しておきます。
放置した期間にもよりますが、洗う前と後では差は歴然です。
フィンとその周りを掃除する
■フィンに掃除機を掛け、軽く拭く
フィルターの下のフィンを掃除機で掃除します。フィンの目に沿って縦になでるように掃除機をかけます。その後タオルで軽く拭きます。
フィンに力を掛けると曲がってしまう場合があります!十分注意してください。
■細かい汚れは歯ブラシや綿棒で
本体の小さな溝の汚れはなるべく水を使わずに歯ブラシや綿棒で掻き出しましょう。
「くうきれい②リンス」をファンにスプレーして30分放置
すでに「ムース」の薬剤が落ちて汚れが見える状態になっていますが、ここからさらに「リンス」を使って汚れを外に出します。
ムースの時と同じようにファンを回転させながら内部の底面、側面、天面、ファンの4箇所に満遍なく1本全てスプレーし、薬剤を流します。
30分ほど待つと汚れがビニールの中にたまっています。
仕上げにマツイ棒で掃除!
リンスをして30分ほど経ったら、最後にマツイ棒でファンの周辺、奥を掃除します。
下の図を見て下さい。
上の図の紫の場所はカビが溜まりやすい箇所です。可能な範囲で中をマツイ棒でこすると黒いカビが取れます。
タオルを当て、送風で水切り → 1時間ほど放置
リンスが垂れなくなった後も中にはまだリンスが残っているので、送風口にタオルを当てた状態で約2分ほど「強で送風」します。
その後1時間ほど放置し乾燥させましょう。
フィルターとカバーを戻す ビニール袋を外す
1時間乾燥させたらフィルターとカバーを戻し、ビニール袋を外します。
ビニール袋に溜まった汚れが溢れてしまわないように、十分に気をつけましょう。
お疲れ様でした!
最後に念のため試運転を行いましょう。
まだ水滴が出て来るようであればタオルを当てての送風と乾燥をもう一度行いましょう。
【動画で解説】プロが教える「エアコン掃除」のやり方
「プロのエアコン掃除」の動画は、自分でエアコン掃除をする際の参考にもなりますので、ぜひご覧ください。
まとめ
エアコン清掃は『初夏』と『初冬』の年2回は少なくともやっておきたい所じゃ。日本の夏は湿気が多いから『秋口』にさらにもう1回できればよりグッドじゃ。