「屋根裏に何者かが住み着いている気配がする…」その正体は、ネズミかもしれません。
ネズミは短命な動物ですが、繁殖力が凄まじく、すぐに対策をしておかないとあっという間に増えてしまいます。
しかも、屋根裏のネズミを放置しておくことで、家がかじられて傷んでしまったり、ダニが繁殖したり、最悪のケースでは配線をかじられて火災が発生してしまったりすることもあります。
この記事では屋根裏にいるやっかいなネズミを退治する方法や、ネズミ駆除に役立つグッズ、さらにネズミ駆除を業者に依頼した場合の料金相場についてまとめていきます。
屋根裏から音がするのはネズミ?
「屋根裏に何者かの気配を感じる…」と感じたとき、その正体を知るための判断材料となるのが、その音です。
「カサカサ」「トタトタ」「カリカリ」などと聞こえれば、屋根裏に住み着いているのはネズミの可能性があります。「カサカサ」や「トタトタ」は、屋根裏の断熱材や木材の上を歩いている音、「カリカリ」は、屋根裏の木材や金属などをかじっている音と判断することができるためです。
ネズミのほかにも、屋根裏に住み着く動物はいます。例をあげると、ハクビシンやアライグマ、イタチなどです。屋根裏から聞こえる音に「ドタバタ」といったような重さを感じたら、ネズミ以外の大きな動物を疑ってみましょう。
屋根裏にいる動物8種類|追い出す撃退対策3つと駆除料金!どこから入る?足音や鳴き声がストレス | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/680天井からガサガサカリカリという何かが走り回っている足音やキーキーという鳴き声…「屋根裏に何かいる!?」と思ったときは8種類の動物どれかが侵入している可能性が高いです。本記事では屋根裏から動物を自分で追い出す撃退方法3つと業者にたのんだ場合の駆除料金、侵入経路を解説。家屋がダメになり膨大なリフォーム費用がかかるなど、思いもよらない被害を受ける前に追い出しましょう。
ネズミ以上に厄介な害獣だと大変なことになります。すぐにでも見分け方を確認してください。
PR「まさか…ネズミ!?」と思ったときがプロに依頼のタイミング
「天井からカリカリ音がする…でもまだネズミかどうかわからないし、追い出すだけなら自分でも」と思っているかもしれません。
しかし、1度でも侵入したネズミは侵入口をガッチリと塞がない限り、外敵から身を守れ住み心地の良い家屋には何度でも侵入します。
ネズミが通る場所はバイ菌や害虫などであっという間に汚染。天井や壁のわずかな物音でも不安になってしまうなど、思っているよりかなり早いスピードで精神的に疲弊します。
「まさかネズミなわけないよね」と思った段階で、プロに見てもらうタイミングなのです。
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屋根裏にいるネズミの種類
屋根裏などの家に住み着くネズミは、「家ネズミ」と呼ばれます。家ネズミには「ドブネズミ」、「クマネズミ」、「ハツカネズミ」の3種類がいます。それぞれのネズミの特徴についてみていきましょう。
■① ドブネズミ
家ネズミの中で最も体が大きいのが、ドブネズミです。
・体長
ドブネズミの体長は20〜28cm、体重は200〜500g程度です。
・特徴
ドブネズミは体が大きい割にしっぽや耳は小さく、手の甲が白っぽい色をしています。攻撃性は高めで、人に噛み付いてくることもあります。
・生息場所
ドブネズミは下水やゴミ捨て場、河川敷や公園などに生息しています。高いところが苦手ですので、屋根裏よりも床下に住み着くことのほうが多い大型の家ネズミです。
・フンの形状
ドブネズミのフンの色は黒っぽく、1〜2cmの丸い形をしています。
■② クマネズミ
ドブネズミの次に大きい家ネズミが、クマネズミです。屋根裏におけるネズミ被害の多くがこのクマネズミによるものです。
・体長
クマネズミの体長は15〜23cm、体重は100〜200g程度です。
・特徴
クマネズミはしっぽが長く、耳が大きいのが特徴です。攻撃性は低く、臆病な性格をしていますこで、クマネズミの方から人を襲ってくることはほとんどないでしょう。警戒心が強いのも特徴で、わたしたちの前にほとんど姿を現すことのない家ネズミです。
・生息場所
クマネズミは狭い場所を好みます。屋根裏や壁の隙間などに生息することが多く、高いところや綱渡りを得意とします。
・フンの形状
クマネズミのフンの色は茶色、もしくは灰色で、1cm弱の細長い形をしています。
■③ ハツカネズミ
家ネズミの中で最も安全なのが、ハツカネズミです。体が小さく、おとなしい家ネズミです。
・体長
ハツカネズミの体長は6〜10cm、体重は15〜30g程度です。
・特徴
ハツカネズミはしっぽが長く、耳は小さく、おとなしい性格をした家ネズミです。身軽なためジャンプが得意、高いところもへっちゃらです。
・生息場所
ハツカネズミは主に川原や田んぼ、草むらなどに生息します。基本的には外に生息していますが、寒くなってくると人家に入ってくることも。キッチンなどで遭遇して、わたしたちを驚かせることもあります。
・フンの形状
ハツカネズミのフンは茶色く、米粒程度(4〜7mm)の大きさをしています。先端が尖っているのが特徴です。
屋根裏にいるネズミを退治する駆除方法5つ
それでは、屋根裏にいるネズミを退治するためにわたしたちが自分でできる駆除方法についてみていきましょう。自分で行うネズミの駆除は、費用を安く抑えられるといったメリットがあります。 手軽にできる方法もありますので、少しでも費用を安く抑えたいとお考えの方はぜひチャレンジしてみましょう。
■① 音から出入り口を探す
ネズミを駆除するために、まずはじめにネズミがどこから侵入してきているのかを探す必要があります。ネズミが住宅にいるということは、必ず出入り口が存在するはずです。
ネズミの出入り口となりやすいのは、屋根下の通気口や壁の隙間、壁の穴などです。出入り口を見つけるには、「トタトタ」「カリカリ」といったネズミの音を頼りにネズミが存在する証拠(ラットサイン)を見つけましょう。黒い汚れやかじられた跡、小さなフンなどがラットサインの例としてあげられます。
ラットサインが見つかれば、そこはネズミの通り道である可能性大。その周辺に小麦粉を撒いておくことでネズミの足跡が残り、出入り口や通り道を特定させることができるでしょう。
■② 通り道に粘着シートを置く
ネズミの出入り口がわかったら、通り道に粘着シートを置きましょう。粘着シートを隙間なく設置しておくことで、ネズミを上手に捕獲することができます。
粘着シートは、ネズミの通り道に設置しなければ意味がありません。闇雲に粘着シートを設置しても、警戒心の強いネズミはそう簡単にひっかかってくれないのです。これではせっかく用意した粘着シートも無駄になってしまいますよね。
ネズミの出入り口がはっきりしない場合は、ネズミの警戒心を刺激しないよう、怪しまれないような場所にそっと置いておくのが正解です。くれぐれもお部屋の中央などの目立つような場所に設置しないよう注意しましょう。
■ ③ 屋根裏にバルサンを焚いて追い出す
バルサンなどの燻煙材は、広範囲に隅々まで効果を発揮するのが特徴です。屋根裏にバルサンを焚くことで、そこに住み着いているネズミをすぐに追い払うことができるでしょう。
ただし、バルサンを焚いたことで屋根裏からネズミを一時的に追い出すことができたとしても、完全にネズミの駆除に成功したとは言い切れませんので注意が必要です。バルサンは即効性が高いという長所を持つ反面、その効果が持続しないという短所を持っています。つまり、バルサンの煙が消えてしばらくすると、またネズミは屋根裏に戻ってきてしまう可能性があるわけです。
バルサンを使って屋根裏のネズミを追い出す場合は、バルサンを焚いたあとにネズミの出入り口を徹底的に塞ぐなどの対処をしっかりと行なっておくことが重要です。
■④ 超音波駆除機を屋根裏に設置する
ネズミなどの動物が嫌う音波を発生させてその場から追い出す「超音波駆除機」を屋根裏に設置し、ネズミを撃退する方法もおすすめです。ネズミは警戒心が強いため、いつもはしない不快な音波を発生させることで、かなりの高確率で屋根裏から追い出すことができるでしょう。
しかし、ネズミを追い出すことに成功したからと単純に喜んではいられません。超音波駆除機の効果は即効性がありますので、最初のうちこそ効果を感じるものの、しばらくするとネズミがその音に慣れてしまい、再び侵入してくるようになります。
バルサンを使ってネズミを追い出す場合と同様、超音波駆除器を使ってネズミを追い出したあとは、ネズミの出入り口を徹底的に塞ぎ、再び侵入してくるのを防ぐ必要があります。
■⑤ 屋根裏に殺鼠剤を置く
殺鼠剤を使ったネズミの駆除方法は、ネズミの死骸を探して始末をしなければなりませんので、まずはそのことを理解した上で行う必要があります。ネズミの死骸を始末する自信がないと言う方は、そもそもこの方法でのネズミ駆除は実行しない方が無難でしょう。
殺鼠剤を使ったネズミの駆使方法は、一度追い出したネズミが再び戻ってきてしまうことがありませんので、確実な駆除を期待できます。
殺鼠剤を使う際は、ネズミの警戒心を解くために、まずは殺鼠剤を含まない餌を屋根裏に置いておき、「置かれた餌を食べても安全である」という学習をさせます。 そして、ネズミが餌を食べた痕跡が確認できたら、つぎに殺鼠剤を含んだ餌を置きます。殺鼠剤をネズミが食べた痕跡を確認しても、エサや殺鼠剤が減っているうちは続けてエサや殺鼠剤を減った分だけ追加していきましょう。
エサや殺鼠剤がいよいよ減らなくなってきたら、ネズミは死んでいるはずです。ネズミの死骸をそのまま放置しておくと腐ってしまい、悪臭や病原菌の原因となりますので、速やかにネズミの死骸を探して処分しましょう。
屋根裏にいるネズミの駆除に役立つグッズ9つ
つぎに、屋根裏にいるネズミを駆除する際に役立つ9つのグッズを紹介していきます。ネズミの駆除方法には、「追い出す方法」と「殺処分する方法」があります。 状況に合わせてあなたが使いやすい最適なネズミ駆除グッズを見つけてみましょう。
■① バルサン
害虫対策のイメージが強い「バルサン」ですが、実はネズミ駆除専用のものも販売されています。バルサンによるネズミの駆除方法では、ネズミが嫌いな成分を含んだ煙を室内に充満させることでネズミを追い払います。
バルサンを使ったネズミ駆除の利点は、なんと言っても家の隅々にまで効果を発揮する点でしょう。屋根裏の隅々までしっかり成分が行き渡りますので、屋根裏にいるネズミにも高い効果を期待できます。
ただし、バルサンは人体やほかの動物にも悪影響を及ぼす可能性があり、特に小さなお子さんやペットを飼育しているご家庭では注意が必要です。また、バルサンを焚く前の準備は少し手間がかかるため(AV機器や食料品、植物などの保護)、面倒と感じる方も多いかもしれませんね。
バルサンのニオイにネズミが慣れてしまうケースもあります。ネズミ駆除にバルサンを使用する際は、忌避剤を併用したほうが確実な効果を期待できますよ。
■② 線香
ネズミは、線香のニオイも苦手です。線香を焚くことで、ネズミが近寄らない効果を期待することができるでしょう。
普通の線香や蚊取り線香でもそれなりの効果を期待できますが、より強い効果を求めるなら「獣よけ線香」がおすすめです。獣よけ線香は害獣対策用としてつくられた線香ですので、トウガラシ成分などが配合され、ネズミをより効果的に駆除することができます。
ただし、獣よけ線香は基本的に屋外用として作られていますので、室内での使用はおすすめできません。獣よけ線香を室内で焚くと、強烈なトウガラシ成分が室内に充満してしまい、強い刺激を感じます。屋根裏で使用する際にも、室内に成分が漏れてくることがありますので、十分に注意しながら使用しましょう。
■③ 超音波撃退機
動物が嫌う超音波を発生させてネズミを撃退する方法も効果的です。しかし、注意したいのはこの効果は「最初だけ」ということです。
「超音波撃退機を置いたらネズミがいなくなり喜んだのもつかの間、1週間もしたらまた戻ってきました」というのは、実はよくある話です。超音波撃退機は毎日続けているとネズミがその音に慣れてしまい、高い確率でまた戻ってきてしまいます。これでは根本的な解決にはならず、あまり意味がありませんよね。
超音波撃退機を使用する場合は、最初にネズミがいなくなったときに侵入口をしっかりと塞ぎ、ネズミが二度と侵入できないような状態にしておくことがとても大切です。
■④ ネズミ用粘着シート
ネズミ用粘着シートは1枚数百円と安価で購入することができ、安全性も高いため、手軽に使用することができます。
しかし、普通に置いておくだけだと、ネズミ用粘着シートにひっかかりやすいのは、警戒心の弱い子ネズミばかり。ネズミの高い繁殖力を考慮すると、親ネズミを捕まえないと、ネズミの完全駆除は期待できません。
警戒心の強い親ネズミを捕獲するには、粘着シートを隙間なく敷き詰めることが大切です。また、ネズミの肉球にホコリや汚れが付着していると足が粘着シートにうまくくっつきませんので、粘着シートの周囲に新聞紙を敷き、ネズミの足の汚れが落ちるように対策しておきましょう。
また、ネズミは弱っている方が粘着シートにひっかかりやすくなります。したがって、家の中の食料をネズミに食べられないよう密閉容器などを利用して徹底的に保管し、ネズミを空腹な状態にしておくことでネズミをより捕まえやすくなります。
なお、捕獲したネズミは自分で処理する必要がありますので、ネズミを見たくない方は別の方法を試した方が無難でしょう。
■⑤ 殺鼠剤
殺鼠剤によるネズミの駆除方法では、ネズミにエサだと思わせて毒入りのエサを食べさせます。使用方法はネズミが出る場所に毒エサを置いておくだけと手軽で簡単、さらに安価なため、人気の高いネズミ駆除グッズです。
しかし、近年では殺鼠剤が効かない「スーパーラット」と呼ばれる進化して強くなったが増えており、思うようにネズミが駆除できないケースも多く見られます。
・ スーパーラットとは…
殺鼠成分「ワルファリン」が効かないネズミのこと。別名「ワルファリン抵抗性クマネズミ」とも呼ばれます。通常であればネズミは毒エサを1週間食べ続けると死んでしまいますが、スーパーラットは4週間以上食べ続けても生き続けることができます。
幸いネズミに毒が効いたとしても、目の届かない場所で死んでしまったネズミの死骸が家の中に放置され、衛生的に良くない点も問題点としてあげられます。数日経って異臭でネズミが死んでいることに気がついたとしても、腐敗したネズミの死骸を見るのは気持ちのいいものではありません。
また、ご家庭に小さなお子さんやペットがいる場合は、殺鼠剤を誤飲してしまわないよう、十分に注意をする必要があるでしょう、
■⑥ ネズミ捕獲器
ネズミ捕獲器では、ネズミをエサで誘い出して捕獲するネズミ駆除グッズです。駆除に成功したらネズミが戻ってくることもありませんので、確実な駆除効果を期待できます。
ネズミ捕獲器によるネズミ駆除は捕獲器を置くだけと一見手軽に感じますが、問題は捕獲したあとのネズミの処理です。
ネズミ捕獲器には、バネ式(おびき寄せたネズミの頭をバネで挟むタイプ)と箱型(ネズミを箱におびき寄せて捕獲するタイプ)の2種類があります。いずれも殺鼠剤のように死骸を探す手間はありませんが、死骸の処理を行う必要はあります。ネズミの死骸は放置してしまうと悪臭や病原菌の原因となり大変不衛生です。速やかに処理をしましょう。
ネズミ捕獲器によるネズミの駆除は、そもそも警戒心の高いネズミを相手にしていますので捕獲自体が難しく、一匹一匹捕獲していくものですので、効率が良い捕獲方法とは言えないでしょう。
■⑦ 忌避剤
忌避剤を使ったネズミの駆除方法には、スプレータイプや置き型タイプがあります。忌避剤にはネズミの嫌いなニオイの成分が入っていて、忌避剤を噴射した、もしくは設置した場所にネズミが寄り付かなくなる効果が期待できます。
スプレータイプの忌避剤の効果は一般的に短くて12時間、長くて1ヶ月ほどで切れてしまいますので、こまめなスプレーが必要です。そのため、屋根裏などの手の届きにくい場所での使用には向かないかもしれません。また、ネズミに直接吹きかけて撃退することも可能です。
設置タイプの忌避剤は、即効性は低いものの、効果は数ヶ月間続くため持続性は高めです。ほかのネズミ駆除方法で一度ネズミを追い出してから忌避剤を設置してネズミ避けをするなど、ほかの方法と併用して使うことで、より高い効果を感じられるでしょう。
■⑧ トウガラシ
ネズミは強い刺激を感じるトウガラシ成分が苦手です。 なぜネズミがトウガラシを嫌うのかというと、トウガラシに入っている「カプサイシン」という成分が苦手なため。カプサイシンは、上に紹介した「獣よけ線香」にも含まれています。
トウガラシのほかにも、ユリの花やワサビ、ミントなどのハーブ系の香油などもネズミが苦手なニオイです。植物を使用した方法は、気軽に実行できる害虫・害獣対策として近年人気を集めている方法です。
■⑨ 防犯用ライト
ネズミは明るい場所を好まず、暗い場所を好みます。だからと言って屋根裏を常に明るい状態にしたところで、ネズミが明るさに慣れてしまうかもしれません。
ネズミの駆除に効果を発揮する光を使ったグッズは、防犯用ライトです。防犯用ライトとは、人や動物が横切るとライトが点く防犯用のグッズのことです。ネズミの気配をセンサーがキャッチすることでライトが点き、ビックリしたネズミが逃げ出す効果を期待できます。
防犯ライトを設置の際は、ネズミのような小さい動物でもセンサーが気配をしっかりキャッチできるよう、床に設置したほうが良いでしょう。光の強さは強ければ強いほどネズミが驚きますので、低い位置に設置した方が効果的です。
屋根裏にいるネズミ退治を依頼したときの料金相場
上記に記載したネズミ撃退方法が効果を発揮しなかったり、もしくはネズミによる被害がひどい場合は、ネズミの駆除を行ってくれるプロの業者へ依頼をした方が手っ取り早いでしょう。 屋根裏にいるネズミ退治を業者に依頼したときの業者選びのコツや料金相場についてまとめていきます。
■① 信頼できる業者選びを
ネズミの駆除を行うのに、実は資格はいりません。つまり、どんなにネズミ駆除の経験が浅い業者でも、反対にネズミ駆除を熟知した業者でも、同じ「ネズミ駆除業者」と名乗ることができるわけです。これではわたしたちが業者にネズミ駆除を依頼するとき、どの業者に依頼をすべきか迷ってしまいますよね。
そんなときに業者を選ぶひとつの判断基準となるのが、ネズミ駆除にかかる料金です。ネズミ駆除にかかる料金相場を知っておくことで、その相場よりあまりにも高い、もしくは安い業者は選択肢から外すことができますので、悪徳な業者にひっかかってしまう可能性を減らすことができます。
■② ネズミ駆除を業者に依頼した場合の料金相場
ネズミ駆除を業者に依頼した場合の料金相場は、12万円〜20万円程度と覚えておきましょう。ネズミ駆除作業に10万円以上かかるのは一見高額過ぎると感じるかもしれませんが、ネズミの駆除をしっかり行ってくれる業者は出入り口を塞ぐ作業を行ってくれることもありますので、妥当な金額と言えそうです。
ネズミ駆除業者の中には数千円〜と低価格の料金を提示してくる場合もあります。しかし、この場合のネズミ駆除とは、罠や毒エサなどの駆除グッズを適当に設置するだけのケースが多く、それでは根本的にネズミを駆除することができず、数日もしたらまたネズミは戻ってきてしまうことがあります。
ネズミ駆除業者は安いからという理由だけで選ばずに、どのような作業を行い、その作業による効果はどのくらいの期間続くのかなどをしっかり確認し、納得した上で選ぶことが重要です。
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・防鼠施工2,750円〜
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無料見積もりの段階で必要な作業の詳細や金額を細かく説明。「とりあえず見積もりだけ、他社で相見積もりを取ってから決めたい」という方も大歓迎です。
「何にいくらかかるの?高額になるんじゃ…」と不安な方こそネズミ110番にご相談ください!
■③ 役所に相談するのもおすすめ
ネズミ駆除業者を選ぶ自信がない、もしくは絶対に失敗したくないという場合は、役所に相談してみましょう。役所に紹介された業者であれば、たくさんの方々に納得して利用されている業者ですので安心して依頼することができます。
役所に紹介してもらった業者でも、あなたが希望している作業を確実にしてもらえるとは限りません。ホームページなどでサービス内容をご自身でしっかり確認してから依頼をしてくださいね。
まとめ
屋根裏のネズミの駆除方法は、粘着シートを使うものや超音波駆除機を使うもの、バルサンや毒エサを使うものなど、さまざまな方法があります。一番使いやすいと感じるものに挑戦してみましょう。
ただし、屋根裏のネズミの駆除で一番大切なことは、出入り口を塞ぐことです。出入り口を塞いでおかないと、屋根裏のネズミを一度追い払うことができてもまたすぐに住み着いてしまう可能性があるためです。
出入り口を完全に塞ぐのは、素人には難しいかもしれません。そんなときはプロの業者にお願いしてみるのも良いでしょう。あなたのお家の屋根裏に住み着いたネズミの状況に合わせ、適切なネズミの駆除方法を探してみてくださいね。