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壁紙のカビ取り方法6つとカビを生やさない予防方法5つ

壁紙のカビ取り方法6つとカビを生やさない予防方法5つ

壁に発生した黒いシミ……それはカビのせいかもしれません。カビは、年中発生する可能性のある厄介なものです。この記事では、壁に生えたカビを除去する方法や再発を予防するコツをいくつかのポイントに分けてご紹介しています。


ふと見ると壁の隅っこが黒ずんでいる……そんな経験はありませんか?それはカビのせいかもしれません。カビは、見た目が悪いだけでなくアレルギーや肺炎等の原因にもなる有害物質です。この記事では、厄介なカビをきちんと除去して再発させないためにできるいくつかのコツをご紹介しています。

壁紙にカビが生える原因

壁紙にカビが生える原因は大きく3つに分けられます。どれか一つが該当している場合もあれば、原因が複合してカビが発生することもあります。自宅の状況に当てはまるものがないか考えてみましょう。

まず、一年を通じて気をつけたいのは室内にこもった湿気です。料理の熱気やお風呂の湯気等が溜まりがちな場所には、カビが生えやすい傾向にあります。

また、人が生活していることで生じる呼気や体温も湿度を上げる要因のひとつです。換気の悪い部屋には、これらの湿気が溜まりやすくなります。また、加湿器やポット等の蒸気が常に当たっている壁面も注意が必要です。

加えて、特に寒い時期に問題になるのが結露です。暖房等で温まった空気が冷たい窓ガラス等に触れることで、結露が生じます。この結露がサッシから壁を伝って吸収されたり、カーテン等から壁に湿気が伝わることでカビの原因になります。

直接湿気が発生する場所でなくても、空気の滞留する場所に湿気が溜まってカビが生えるケースがあります。キッチンや加湿器から遠いから大丈夫、と安心するのは禁物です。

これとは別に、何らかのトラブルで漏水が起きて少量の水が常に流れている状態になることがあります。壁の内部で漏水が起きていると発見が難しく、壁にカビが生えることではじめて発見されることも。特に古い家やマンションでは、定期的なメンテナンスが不可欠です。

壁紙のカビ取り方法6つ

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壁紙にカビが生えてしまった時に役立つ、カビ取りの方法を6つご紹介します。壁紙を傷めずにカビを取るためのコツもいくつかご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

1 カビキラーでカビを取る

カビ取りというと真っ先に思い浮かべるのが、カビキラー等の塩素系漂白剤ですね。

これらの漂白剤は確かにとても強力ですが、使い方によっては壁紙自体に大きなダメージを与えてしまうこともあります。使用する前に、いくつかの点をチェックしてから使うようにしましょう。

まず、塩素系漂白剤は壁紙の色柄ごと落としてしまうことがあります。真っ白な壁以外は、漂白剤を使った部分だけまだらになってしまうことがあるので気をつけましょう。また、水分を吸うタイプの壁紙は、漂白剤の水分を吸収してフニャフニャになってしまうことも。

基本的には壁紙に使うことを想定していないものなので、よほどの場合以外は壁紙に直接スプレーするのは避けましょう。

2 キッチンハイターでカビを取る

カビキラーと同じく塩素系漂白剤に属するキッチンハイターですが、こちらはカビキラーとは異なり液体に粘りがないので多少扱いやすくなります。

水溶液をスプレーしたり、バケツに作った水溶液にぞうきんを浸してかたく絞ったもので拭くとカビを落とすことができます。角やすき間等のスプレーが届きにくい場所は、綿棒に原液を少量つけて塗布しておくとキレイになります。

ただし、こちらもカビキラーと同じく塩素系なので色柄物の壁紙に使用するのはNGです。

また、白い壁紙であっても経年劣化で若干の黄ばみが生じます。キッチンハイターで拭いた部分と色の差が生じることがあるので気をつけましょう。塩素系漂白剤を壁紙に使用する場合は、全体のバランスをよく確認しながら使うことが重要です。

3 消毒用エタノールで壁紙のカビを取る

カビを根元から根絶するには消毒用エタノールが有効です。この消毒用エタノールは、スーパー等で販売されているアルコールスプレーと何が違うのでしょうか?

エタノールはアルコールの一種で強い揮発性と殺菌作用を持っています。濃度80%程度に希釈した状態が最も殺菌作用が強いと言われており、これより濃度が高くても低くても殺菌作用は弱くなってしまいます。

一般的なアルコールスプレーは濃度10%~50%程度と低いものが多く、カビ菌を根元から根絶するには至りません。殺菌目的の場合は、薬局等に販売されている濃度80%の消毒用エタノールを使用しましょう。

揮発性が高くニオイもないので壁紙に水分が残りにくく、比較的場所を選ばずに使えるのが大きな特徴です。壁紙にただし、エタノールには漂白作用がないので、カビの黒い点々を完全に消すことはできないので注意が必要です。

4 重曹で壁紙のカビを取る

エコ掃除の定番アイテムである重曹ですが、壁紙に生えた頑固なカビを完全に取り除くのは困難です。軽いものであれば、重曹の粉を少量の水で溶いたペーストを壁紙に塗りつけて、濡れぞうきんで拭き取ると良いでしょう。

カビ掃除に重曹を活用するには、予防アイテムとして使うことがおすすめです。酸性汚れを好むカビは、弱アルカリ性の重曹を嫌います。定期的に重曹で壁のお手入れをすることで、カビの生えにくいお部屋作りをすることができます。

5 お酢で壁紙のカビを取る

重曹を使ってカビ掃除をする時は、お酢と組み合わせることでより効果がアップします。たんぱく質を分解する作用のあるお酢をスプレーして、カビの働きを鈍らせてから、重曹ペーストでカビ汚れを落としていきます。

お酢は安価な穀物酢で充分ですが、甘味料等が入っていない純粋な酢を使いましょう。重曹と酢の組み合わせは、洗剤や漂白剤を使いたくない場所やエコ掃除の強い味方です。それぞれの特性を理解したうえで、活用していきたいですね。

6 セスキ炭酸ソーダで壁紙のカビを取る

エコ掃除アイテムの中では比較的強い洗浄力を持つセスキ炭酸ソーダは、重曹と同じ弱アルカリ性の物質です。ですが、セスキ炭酸ソーダだけではカビ菌そのものを分解するには至りません。

重曹のような研磨剤としても効果も期待できないので、セスキ炭酸ソーダ単体はカビの除去には向いていないと言わざるを得ません。

とは言え、弱アルカリ性の特性を活かしてカビ予防のメンテナンスにはセスキ炭酸ソーダがぴったりです。お酢や重曹と同じく、天然由来のアイテムは特性をきちんと理解して使用することで効果がより期待できます。

壁の材質別!カビ取り方法

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壁に多くの建材がありますが、その特性はそれぞれに異なっています。ここでは、材質別にカビ取りをする時のポイントをまとめました。

壁紙

壁紙のカビを取るときに気をつけたいのは、水分をできるだけ壁に残さないということです。洗剤もお酢スプレーも水分を含んでいます。拭き残しがあると、壁紙を傷めてしまうだけでなく新たなカビの原因にもなるので注意しましょう。

壁紙のカビ取りは先にご紹介した方法のいずれでも効果が期待できますが、塩素系漂白剤を使う時の色落ちにはくれぐれも注意しましょう。初めて使用する時は、目立たない部分でテストしてから始めることをおすすめします。

木製の壁は内部までカビが入り込んでしまうと、完全に落とすのは非常に困難です。また、洗剤のチョイスによっては塗装やワックスが取れてしまうので、専用の洗剤を選ぶことをおすすめします。

消毒用エタノールや酸素系漂白剤を使ってカビを落とすこともできますが、場合によってはサンドペーパー等でカビの生えた部分を削り落とすことも必要になります。

木材は、その性質上どうしても水分を含みやすい素材です。周りの環境から見直さないと、繰り返しカビが生えることもあるの注意が必要です。

漆喰

漆喰は調湿機能に優れた建材です。湿度の高い日本の気候にもによく合う建材として重宝されていますが、まれにカビが生えることがあります。

漆喰は湿気をよく吸いますが、ずっと湿度が高いままだと吐き出すタイミングがなく蓄積したままになってしまいます。そこにカビの胞子が付着することで、カビが発生してしまうのです。

この場合、漆喰は洗剤を吸い込んでしまうので先に挙げた方法はほとんど使えません。専用のカビ取り材を使用する、カビた部分の建材を取り除いてカビ防止剤を混入した漆喰を塗り直す等の処置が必要になります。

ある程度のスキルと材料があれば自分でも対処可能ですが、今後のことも考えて専門業者に相談してみることをおすすめします。

また、漆喰にカビが発生するということは相当の湿気が周辺にたまっているということです。換気や空気の流れを見直して再発を防ぎましょう。

土壁(京壁)

古い和室によく用いられている京壁ですが、劣化により塗りが剥げてポロポロと落ちてくることがあります。

本来、調湿機能に優れている京壁ですが、劣化や周りの環境によっては漆喰と同じくカビが生えてしまいます。

この場合も、漆喰と同じく基本的に洗剤を使って落とすのはNGです。塩素系漂白剤を薄めにスプレーするという方法もありますが、その部分だけ建材の色が抜けてしまうこともあるので、材質が分からない場合は避けたほうが良いでしょう。

京壁は漆喰よりも扱いが難しいので、自分で塗り替えるには知識と技術が必要です。完全にカビを取り除きたい場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

壁紙のカビを取るのにあると便利な道具

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ここでは、カビ掃除を手早く済ませるために揃えておきたい道具をいくつかご紹介しています。揃えておくと他の掃除にも使えるものばかりなので、日頃から持っておくようにしたいですね。

綿棒

ブラシの入らないようなすき間や角の部分は、綿棒に洗剤等を少量つけてこすると効果的です。柔らかいので、傷のつきやすい壁紙にも使うことができます。あちこちの掃除にも使えるので、多めにストックしておくと良いですね。

使い古しの歯ブラシ

木製の壁や壁と隣接した長押等のカビ取りまで幅広く活躍するのが使い古しの歯ブラシです。おさまりやすいサイズ感と丈夫さ、コスパの良さ等、お掃除アイテムとして非常に優秀です。

狭いスペースや手が入りにくい所でも使いやすいので、カビの生えやすい入り組んだ場所にぴったりです。使い終わった歯ブラシは、捨てずにぜひ活用しましょう。

霧吹き

広いスペースにまんべんなくスプレーする時に欠かせない霧吹きですが、様々な種類の容器が販売されています。100円ショップで販売されているペットボトルに取り付けられるタイプのものは、使い切りにしたい重曹やお酢のスプレーを作るのに便利です。

雑巾

カビの生えた場所を拭くぞうきんは、汚れが分かりやすい白がベストです。カビがびっしりついた雑巾を洗うのはちょっと……と思われる方は、古着を切って作るウェスを活用しましょう。

白いTシャツや肌着はとても水吸いが良いので、雑巾としても優秀です。使い終わったあと、そのまま捨ててしまえる気軽さも嬉しいですね。

マスク

カビは喘息やアレルギーの原因になる有害な物質です。また、カビの除去に使う洗剤類も、吸い込むと気分が悪くなったり吐き気や頭痛の原因になることもあります。

掃除の際は、必ずマスクを鼻まできちんとつけるようにしましょう。安価なもので良いので、常にいくつかストックしておくことをおすすめします。

メガネ

マスクと同じく、カビの除去にはメガネも必須アイテムです。シーズンオフで使わないゴーグルや掃除専用のセーフティゴーグル等を用意しておきましょう。洗剤が目に入る等の思わぬ事故を防ぐためにきちんと対策を取っておきたいですね。

手袋

こちらも掃除の基本アイテムですね。安価な使い捨てグローブでも良いので、必ず手袋をつけてから洗剤等を扱いましょう。

ゴム手袋は手が蒸れるから苦手だという方は、綿の手袋をつけてからゴム手袋をつけましょう。綿が汗を吸収して不快感を軽減してくれます。かぶれ対策にもなるので、お悩みの方は試してみて下さいね。

壁紙にカビを生やさない予防方法5つ

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カビを完全に取り除くことも大切ですが、それ以上に大切なのがカビを再発させないということです。ここでは、壁紙にカビを生やさないために気をつけたい5つのポイントをご紹介しています。

1 部屋の換気をこまめにして壁紙にカビを生やさない

カビの主要な原因である湿気は、部屋の空気をまめに入れ替えることである程度解消できます。特に寒い時期は部屋からの湿気に加えて、結露による水分も気になるものです。一日に一回は窓を開けて、部屋の湿気を外に出しましょう。


換気をする際は空気の通り道を意識して、2か所の通気口を作るのがポイントです。また、サーキュレーター等でまんべんなく空気を循環させるのも効果を発揮します。空気が滞留してる場所には湿気が溜まりがちです。定期的にクローゼットや戸棚等も開けて換気するようにしましょう。

2 除湿機をつけて壁紙にカビを生やさない

カビの予防には換気を非常に重要ですが、花粉や黄砂の舞っている時期や部屋の構造上、窓を開け放つのが難しいこともあります。そんな時は、除湿機を活用して湿度を下げましょう。

除湿機は部屋の温度が若干上昇するというデメリットはありますが、つけておくだけで部屋の余分な水分を取り除いてくれます。サーキュレーター等で空気を撹拌しながら使うと、より効率的に湿度を下げることができますよ。

梅雨時で洗濯物を部屋干ししている時にも効果を発揮しますので、カビ防止以外にも便利です。

3 壁を乾いた布で拭いてカビを生やさない

壁のカビを防ぐには、湿気をまめに取り除くことが重要です。

加湿器やキッチンを使ったあとは、周りの壁に水滴がついていないか確認して拭いておくようにしましょう。基本的なことですが、こういった小さなケアの繰り返しがカビを防ぎます。毎日の習慣としてクセづけるようにしたいですね。

4 防カビスプレーで壁紙にカビを生やさない

カビを完全に取り除いても、どうしてもカビが生えやすい環境はあるものです。そういった場所には、防カビスプレーを噴霧しておきましょう。

材質ごとに使用方法は異なりますが、定期的にスプレーすることでカビを防止してくれます。大掃除の一環として年に数回壁全体にスプレーしておくのも効果的です。

5 結露防止シートで壁紙にカビを生やさない

結露による水分は窓伝いに壁に水分を与えてしまいます。毎年結露している窓はしっかり対策を取りましょう。こまめに拭くのも効果的ですが、窓には結露防止シートがおすすめです。

やっかいな結露自体を抑えてくれるので、拭く手間が省けます。一度貼ってしまえば数年は使えるのでコスパの面からも優秀なアイテムです。

壁紙のカビ取りを業者に依頼した時の金額相場

壁紙のカビ取りを専門業者に依頼する場合、10㎡(6畳程度)で5,000円~10,000円程度が相場のようです。広さに応じて金額が変わるだけでなく、防カビ加工やコーティングを依頼するかどうかによっても金額が変わってきます。

依頼を検討する際は必ず複数の業者から見積を取って、あまりにも金額が安すぎる業者は避けましょう。全体でいくら支払うのかを明確に提示してくる業者を選ぶのが、トラブルを避けるコツです。

まとめ

いかがでしたか?壁のカビは見つけるとショックですが、コツをつかめばきちんとキレイにできます。健康な生活のためにカビの除去は重要な問題です。この記事を参考にして、お部屋の壁をチェックしてみてくださいね。

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