大切なお客様が家に来ることになった時、玄関やリビングをどんなに綺麗にしていても、トイレが汚いとせっかくのおもてなしも台無しです。
黄色い汚れは見た目にも汚いですが、ニオイの元にもなっているのです。
便器以外にも、トイレを見回してみましょう。
壁や床も黄色くなっている箇所がないでしょうか。
間接照明を使っているトイレは、電気が暗いので発見しにくいかもしれません。
掃除をする間だけでも明るい電球に交換して、汚れチェックをしてみましょう。
便器の黄ばみは、あわてて掃除しても急には落ちません。
ブラシでゴシゴシした程度では、すぐには綺麗にならないのです。
こびりついてしまった黄色い汚れはどうしたら落とすことができるのでしょうか。
今回は、トイレの黄ばみを、すっきり綺麗にするコツを調べてみました。
「どうしても落ちない…」トイレの黄ばみをあきらめる前に!
しつこくこびりついたトイレの黄ばみを見て「もう便器を交換するしかないのかな?」とあきらめかけている方もいるでしょう。
しかし便器や便座の交換を検討する前に、プロのトイレクリーニングを検討してみてはいかがでしょう?トイレ交換の10分の1程度の金額でトイレ全体がピカピカになります。
たとえばトイレを交換する場合、どの業者でも施工費に10万円以上はかかります。一方トイレクリーニングの相場は1万円前後。さらに便器や便座の掃除だけでなく壁や照明なども磨いてくれるためトイレ空間全体がピカピカになります。
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正直なところ世の中にはもっと低価格でトイレクリーニングを頼める業者もあります。しかし掃除内容は業者によるので、ウォシュレットの分解など特に気になる部分の掃除がオプションとなる可能性もあるのです。

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おそうじ本舗なら作業の開始前に最終見積もりをとり、実際の料金を確認してから作業開始となります。そのため万が一金額に納得できない場合はその場でキャンセルも可能。
便座の黄ばみだけでなくトイレ空間全体をピカピカにしてもらい、誰が来ても恥ずかしくないトイレにしましょう。
トイレの黄ばみを落とす6つのポイント

便器の水たまり部分や外側、トイレの壁や床についてしまった黄ばみの元は何でしょうか?
これはオシッコから出る成分が元になっています。
尿石といって、トイレの黄ばみ汚れの原因なのです。
オシッコの中のリン酸カルシウム、シュウ酸カルシウムと、タンパク質が分解して生成された尿素、そして二酸化炭素が結合してできたものが尿石です。
石という字が書かれているだけあって、便器に着いた尿石は、そのままにしておくとかたくなって落としにくくなります。
体の中にできる石というと、尿道結石や腎臓結石がイメージされるので男性だけが原因のように思われがちですが、尿石自体は男性でも女性でも作られるものです。
しかし、男女で決定的に違うのが、男性は立ってオシッコしている点です。
男性側としては、狙いを定めてオシッコをしているので自分に罪はないと考えがちです。
しかし、1日で男性が立っている場所、便器の前の部分周辺には200滴のオシッコが飛び散っています。
1日では床全体で2000滴から2300滴のオシッコが飛んでいます。
黄ばみ汚れの元、尿の汚れをどうやって落とすか見ていきましょう。
■1 お酢と小麦粉で落とす!
黄ばみ汚れの元、尿石の主な成分は炭酸カルシウムです。
分類としてはアルカリ性になります。
アルカリ性の汚れには、酸性の洗剤で落としていきます。
環境に優しい洗剤として、重曹とクエン酸が細菌注目されています。
重曹は酸性の汚れ落としに向いていますし、クエン酸はアルカリ性の汚れ落としに最適です。
尿石の場合はアルカリ性なので、重曹ではなくクエン酸を使用します。
クエン酸でなくても、酸性であれば効果はあります。
同じ酸性で洗剤のよう使用できるものとしては、お酢やレモン汁があげられます。
洗剤にアレルギーがあるなど、強い酸性の洗剤が使用できない場合は、クエン酸やお酢などを使用してください。
お酢だけでは、なかなか汚れが落ちない場合は、最初に小麦粉を汚れの上に巻いておきます。
そして、その上にお酢をかけます。
かたまった小麦粉にお酢が染みて、汚れの上で粘土のようになっていればOKです。
1時間から2時間ほどそのままにしておき、その後スポンジなどで洗い落とします。
■2 お酢と重曹で落とす!
お酢と小麦粉の次にチャレンジしてほしいのが、お酢と重曹です。
重曹はスプレーではなく、粉の状態のものを使用します。
便器の汚れの上に、重曹をふりかけておきます。
その上にお酢をふりかけます。
弱アルカリ性の重曹と、酸性の酢が反応して泡が出ます。
この泡が汚れを落としてくれます。
発泡作用で黄ばみが浮き出て綺麗になるので、お酢を加えすぎても効果はあまり変わりません。
盛った重曹が発泡する程度のお酢の量にしておきましょう。
小麦粉の場合と同じように、1時間から2時間ほどそのままにして、その後スポンジなどでこそぎ落としていきます。
■3 酸性の洗剤で落とす!
長年かかってこびりついてしまった黄ばみ汚れは、洗剤が強くないと落ちないケースもあります。
そのような場合は、サンポールに代表されるような強力な酸性洗剤を使いましょう。
黄ばみ汚れがすぐ落ちないようであれば、洗剤を暫く汚れに染み込ませましょう。
トイレに流せる掃除用ペーパーシートを汚れている便器の部分に当てて、酸性洗剤を多めにスプレーするのです。
数分したら、洗剤が乾かないうちにシートごと汚れをこすり取ります。
最後は水に流せば完了です。
■4 軍手で落とす!
掃除グッズとして、再注目されているのが軍手です。
軍手の生地のデコボコしているところが、スポンジのように汚れを落としてくれるのです。
軍手で掃除する場所は、トイレの便器のフチの裏側です。
普段からとても掃除したくない場所ですし、手を入れるなんて絶対にしたくない場所ですよね。
どんな汚れが隠れているかわからないのに、軍手をしても手なんて入れられない! と思うかもしれません。
軍手をする場合は、ゴム手袋をしてその上から軍手をすれば良いのです。
そうすれば、手に汚れや洗剤が染みてくることもありません。
軍手をした指に、トイレ用の洗剤を塗ります。
クリームタイプのクレンザーのほうが、軍手につきやすいです。
そして、便器のフチの裏側をゴシゴシこすっていきましょう。
便器のフチには黒カビや、ニオイの元になっている細菌などが繁殖しています。
便器を軍手で掃除する時は、顔や頭を便器に近づけるので、目や口の中に汚れや洗剤が入らないようにしましょう。
掃除の前に、マスクやゴーグル、メガネをしておくと良いですよ。
■5 ケレン棒・スクレーパーで落とす!
酸性の洗剤でも落ちない、軍手でも落ちない黄ばみ汚れはガッツリと削り取りましょう。
石のように硬くなった尿石の汚れには、ケレン棒やスクレーパーを使って除去するのです。
どちらもかたいヘラのような道具で、ネット通販やホームセンターなどで入手することができます。
ケレン棒とスクレーパーの違いですが、先が交換できて、柄が丸いものがケレン棒です。ケレン棒と比べると、持ち手が短いのがスクレーパーです。
スクレーパーやケレン棒を使う時には、便器に傷をつけてしまわないように気をつけましょう。
道具を持つ時に手がすべって、怪我しないように注意してください。
■6 耐水サンドペーパーで落とす!
洗剤でも、ケレン棒でお落ちない時の最終手段が耐水サンドペーパーです。
耐水サンドペーパーでこすれば、大抵の便器の汚れは落とすことができます。
それならば、最初から耐水サンドペーパーを使用すれば良いじゃないかと思うかもしれません。
しかし、耐水サンドペーパーを使ってしまうと、直後はとても綺麗になりますが、便器に細かいキズがついてしまうのです。
サンドペーパーは、汚れと一緒に便器も削っているのです。
細かいキズがある部分は、汚れがたまりやすくなってしまいます。
耐水サンドペーパーで掃除した後は、今まで以上に毎日のケアが必要なので気をつけましょう。
ケレン棒やスクレーパーで黄ばみ汚れを削った部分は、表面がガサガサです。
汚れが取れた部分は凹んでいますし、今ひとつ汚れが取れなかった部分は出っ張っています。
デコボコしているままだと、すぐにまた汚れがついてしまいます。
そういった場合に、平らにしてくれるのが耐水サンドペーパーです。
耐水サンドペーパは、粗さによって番号がついています。
100番のような粗いペーパーだと、すぐに便器が傷ついてしまいます。
あまり目が細かすぎても、なかなか汚れも落とせませんし、平らになりません。
1000番から1500番前後のものがおすすめです。
耐水サンドペーパーは、必ず水に濡らしてから使いましょう。
十分に濡らさないで使ってしまうと、便器を傷つけてしまいます。
トイレの黄ばみを落とすときの注意点
