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ハクビシンの捕獲方法5ステップ!捕獲に許可や資格は必要?

ハクビシンの捕獲方法5ステップ!捕獲に許可や資格は必要?

屋根裏でバタバタ音がする、どこからともなく異臭がするという場合はハクビシンが侵入しているかもしれません。この記事ではハクビシンの生態や特徴、駆除を考える際に知っておきたいことをまとめてみました。


天井で音がするけどネズミではなさそう……どこからともなく異臭がする……そんな時はハクビシンが家に侵入しているかもしれません。ハクビシンは、糞尿被害だけでなくノミやダニを媒介する困った存在でもあります。生態や特徴を知って、被害を最小限に抑えられるよう対策を始めましょう。

ハクビシンの生態と特徴

ハクビシンは「白鼻芯」とも書くように、顔の中心に走る太い白模様が特徴を持つジャコウネコ科の小型生物です。長い尾を持ち、体長は60~70センチ程度。一般的なイエネコよりも「ひとまわり小さい」と考えれば良いでしょう。

前足よりも後ろ足のほうが大きく、木登りが得意で垂直な雨どいも登ることができます。バランス感覚が優れているので、電線や細い塀の上でも素早く移動することが可能です。明治以前に日本に持ち込まれてから徐々に生息数を増やし、今では日本全国に野生化した個体が分布していると考えられていますが、本当に外来種なのかは結論は出ていません。

完全な夜行性で、昼間は屋根裏や樹洞等に潜んでいます。宅地開発等の影響もあり、人間の生活域に侵入することによる糞尿の被害が多数報告されるようになりました。


ハクビシンの捕獲は許可や資格が必要?

家にハクビシンが侵入していることがわかったら、すぐにでも捕獲したいと思うものですが注意が必要です。ハクビシンは鳥獣保護法等の対象になっているため、許可なく捕獲・駆除することはできません。たとえ容易に捕獲できる状況であったとしても、勝手に捕まえて駆除すると法律違反になってしまいますので注意しましょう。

農作物や家屋に被害を与えているハクビシンは、地方自治体の許可のもと駆除することが認められていますが、これには狩猟免許が必要です。狩猟免許にはわな猟免許・第一種銃猟免許・第二種銃猟免許・網猟免許の4種があり、捕獲方法に応じた免許を持っていないと駆除を行うことはできません。

つまり、業者に依頼せずに自分でなんとかしたいと思う場合は駆除ではなく、追い出す方向で考えるということになります。そうではなく、完全に退治してしまいたいと言う場合はプロの業者に依頼するか、地方自治体へ相談するのがベストな選択でしょう。

状況によって、どの方法を選ぶのかを最初に決めてから対策を練ることをおすすめします。

ハクビシン捕獲に使えるエサや好物

ハクビシンは完全な雑食で、野菜や果実、小動物、昆虫類と何でも食べます。自然界で生活している時は、木に登って果実をとったりカエルや昆虫、ネズミ等を狩って食べているものと考えられています。そのため、おびき寄せるエサは何でも良いのですが、身近で手に入って扱いやすいものを選ぶのがおすすめです。

ハクビシンは何でも食べますが、特に果実を好みます。リンゴやミカン等をいくつかに切って使うと良いでしょう。

ハクビシンの捕獲方法5ステップ

ハクビシンを捕獲するには、いくつか知っておかなければならないことがあります。ここでは、ハクビシンの生態も含めて捕獲の際にチェックしておきたいポイントを5つにまとめてみました。

ハクビシンの行動を監視カメラで録画して確認

ハクビシンを退治するには、まず彼らの生態をよく知る必要があります。ハクビシンが侵入していると思われるエリアに、監視カメラを設置して行動パターンを把握しましょう。家屋への被害にせよ、農作物への被害にせよ、侵入しているのが本当にハクビシンなのかも確認しなくてはいけません。

設置するカメラは、トレイルカメラと呼ばれる屋外仕様の自動撮影カメラが最適です。衝撃に強く耐水性なので、環境を問わず撮影することができます。野生動物の撮影には最適なアイテムですが非常に高価なものなので、レンタルを利用する手もあります。他にも、室内仕様のカメラでも環境によっては使用できる場合がありますし、使っていないスマホを代用することも可能です。

いずれの場合も、カメラを設置する場所次第で撮れる内容が大きく変わってきます。設置前には被害の範囲や糞、食害の状況をよく確認して、確実に姿が捉えられる場所を選びましょう。

ハクビシンの侵入口を金網でふさぐ

ハクビシンは家の屋根裏や納屋などの、薄暗くて温度が保たれている場所を好みます。ハクビシンの被害が確認できたら、まずはそういった場所を捜索しましょう。たとえ姿や痕跡が発見できなかったとしても、侵入できそうな場所は全てふさいでおくことをおすすめします。

ハクビシンは木登りが得意なので、一見はいれそうもない高い場所にある隙間からも侵入することができます。天井裏や割れた雨どい等もきちんとチェックして修繕しておきましょう。穴をふさぐときは、網や薄いネットは使わないのがポイントです。

ハクビシンの歯は非常に鋭く、薄手のネットくらいは簡単に切り裂いてしまいます。丈夫な金網やワイヤーを使って穴をふさぐことをおすすめします。侵入経路を塞いでしまえば家の中は安全ですし、定住される心配もありません。ハクビシン対策の第一歩としてすぐに始めてみましょう。

ハクビシンを煙で追い詰める

ハクビシンの姿が確認できた時に自分たちでできる最初の対策は「その場から追い出す」ということです。野生動物は警戒心が強いので、その場所が危険だと認識すれば自分から出ていきます。匂いの強い蚊取り線香やバルサン等で、煙をまんべんなく焚き込めることでハクビシンを追い出すことができます。

この時、注意したいのが煙の向きです。脱出口に煙を充満させてしまうと、より奥へ追い込んでしまうことになります。ハクビシンが逃げるルートを計算して、燻煙剤を複数焚くとより効果的です。具体的には脱出口に遠い場所から焚き始めて、徐々に脱出口へ向かうように誘導するイメージで焚くと良いでしょう。その日の風向きや天候を考慮して決めるのがおすすめです。

燻煙剤を焚くときは、ペットや小さいお子さんにくれぐれも注意してくださいね。

ハクビシンを寄せ付けない工夫も有効

ハクビシンがいちど定住してしまうと、完全に追い出すのはとても時間がかかります。また、周辺で繁殖して個体数を増やしていることも多く、一度追い出しても別の個体が侵入してくることも珍しくありません。

こういった事態を防ぐには、ハクビシンを寄せ付けない対策を事前に取っておくことも大切です。先にご紹介した金網で侵入口を防ぐのも有効ですし、定期的にバルサン等で燻煙してハクビシンの嫌う匂いをつけることも効果的です。

ハクビシンはハッカや木酢の匂いも嫌うので、スプレー容器で噴霧しても良いでしょう。これらには防虫効果も期待できますし、環境への影響も比較的少ないので自分たちだけでも安全に扱うことができます。

罠を使って捕獲しても大丈夫?

ホームセンターやネットショップで鳥獣駆除用の罠が販売されていますが、ハクビシンにそれらの罠を使うことは禁止されています。ハクビシンは鳥獣保護法の対象となっており、狩猟免許を持っていないひとが勝手に駆除することは法律で禁じられています。罠を扱うには専門知識が必要ですし、見よう見まねで設置すると思わぬ事故やトラブルに見舞われる可能性があります。

ハクビシンを捕獲・駆除したいと考える場合は、専門の業者に依頼しましょう。また、近隣で被害が多発している場合は自治体に相談するのもひとつの方法です。

ハクビシンを捕獲後の処分方法は?

ハクビシンを勝手に駆除することは、鳥獣保護法によって禁じられています。しかし、なにかのきっかけで捕まえたり網にかかったハクビシンをどう扱えば良いのでしょうか。ここでは、捕獲後の処分方法について考えてみたいと思います。

捕獲直後のハクビシンはとても危険

閉め切った部屋の中にハクビシンが逃げ込んだら、そのまま駆除してしまいたいと思うかもしれません。しかし、不用意に手を出すのは絶対に避けましょう。ハクビシンは基本的に人間に攻撃してくることはありません。

しかし、身の危険を感じると鋭い牙で反撃してくることがあるので大変危険です。野生動物の口内は危険な雑菌が大量に繁殖していますので、噛まれると重篤な症状に発展する可能性があります。絶対に素手で捕まえようとしてはいけません。

また、ハクビシンの皮膚にはノミやダニ等が大量に寄生しています。人間だけでなくペットに移ると駆除するのがとても大変です。ダニに寄生されると強いかゆみや湿疹が生じるだけでなく、アレルギー症状による喘息の原因になります。決して近づかないように注意しましょう。

追い出すことが目標ではなく完全に駆除したいのならば、プロの駆除業者に依頼することをおすすめします。

ハクビシンの駆除を業者に依頼した場合の費用相場

ハクビシンを追い出すにしても駆除するにしても、被害が大きくなっていると自分たちだけで対処するのは大変です。とは言え、ハクビシン駆除はあまり一般の人が利用することがないニッチなサービスなので、いくらくらいかかるのか見当がつかないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ハクビシンの駆除を業者に依頼した際の相場を簡単にまとめてみました。

駆除を業者に依頼するメリット

ハクビシンを捕獲するには、さまざまな設備が必要になります。トレイルカメラや燻煙剤、仕掛け等を自分たちで用意して設置するのは非常に手間とコストがかかる作業です。業者に依頼すればそれらにかかるコストは一切必要なくなりますし、作業時間も大幅に節約できます。

また、プロのノウハウで作業を進めていくので、駆除が成功する確率も大幅に高くなります。加えて、先にもご紹介したようにハクビシンを資格のない人が駆除することはできません。罠等を使って完全に駆除したいと思うなら、狩猟免許を持つプロの業者に依頼する選択肢以外は難しいでしょう。

業者に依頼する際の費用相場

ハクビシン駆除を業者に依頼する際に決めておかなくてはいけないのが、どこまでの作業を業者にお願いするかということです。ハクビシンの駆除は「捕獲・駆除(一次工程)」と「再侵入防止と殺菌消臭(二次工程)」の2段階に分けることができます。

追い出せれば良いので駆除は要らない場合、侵入口を見つけて塞いでほしい場合等、それぞれのケースによって金額が設定されています。どこまでをプロに対応してほしいのか事前にある程度決めておくと良いでしょう。

1階天井裏に巣を作られたと仮定して、ハクビシンの追い出し、破損した断熱材の撤去、糞の回収と殺菌消臭加工を行った場合の費用の一例としては15,000円~60,000円程度になるようです。
この場合の費用区分としては以下のようなものになります。

<費用の例>
ハクビシンの追い出し:1㎡あたり300円~500円
侵入口の遮断    :1,000円~30,000円
糞や巣の回収    :1か所あたり5,000円~15,000円
ノミやダニの殺虫処理:1㎡あたり300円~600円
殺菌消臭処理    :1㎡あたり400円~1,000円
断熱材の撤去    :6,000円~18,000円

これらの作業ひとつひとつに料金が設定されており、必要なものをチョイスしていくということになります。家の立地、建築形態、作業環境等によっても費用は大きく変わりますし、実際に必要な範囲が予想と異なる場合もあります。

複数の業者に調査を依頼して、状況を正確に把握しておく必要があるでしょう。作業によっては、工務店等に依頼したほうが割安になることもあります。

業者を選ぶ際の注意点

ハクビシンの駆除をしてくれる業者を探す際は、必ず狩猟免許を持っている必要があります。基本的なことですが、必ず最初に確認しておくようにしましょう。業者を選ぶ際は、あまりにも相場から安すぎたり高すぎたりするところは避けたほうが無難です。

また、見積もりに含まれる範囲も事前によく確認しておきましょう。一見安く見えても、アフターフォローやオプションを含めると高額になるというケースも散見されます。すべて含めた総額がいくらになるのか、明確に説明できる業者を選ぶのがポイントです。複数業者に見積もりを取って、見比べてみるのも良いでしょう。

また、ハクビシンが複数個体出没している場合、近隣の住居も被害を受けている可能性があります。業者に依頼したひとが近くにいないか、口コミに頼ってみるのもひとつの方法です。他にも、自治体によってはハクビシンの捕獲・駆除事業をやっていることがあります。見積もり前に自治体へ相談してみることをおすすめします。

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まとめ

ハクビシン対策は、彼らを追い出すだけでなく汚損された家の修復と再発防止を両方考えなくてはいけません。無理に自分たちだけで駆除しようとせず、場合によってはプロの業者の手を借りることも選択肢にいれて対策を考えましょう。

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