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エアコン掃除を自分でする方法9ステップ!簡単分解できる?

エアコン掃除を自分でする方法9ステップ!簡単分解できる?

あなたは自分でエアコン掃除をしていますか? エアコン掃除は自分でも掃除ができるため難しくありません。自分でエアコン掃除をする方法がわからない人のために、「エアコン掃除を自分でする方法」をご紹介します。


"エアコンからカビクサい臭いやホコリっぽい臭いがする"方はいませんか? もしくは"エアコンの風がタバコ臭い"と感じている人もいるでしょう。いずれにしても、エアコンから不快な臭いがしたら掃除のサインです。エアコン掃除をしないで使い続けると、アレルギーを発症することもあり体によくありません。

自分でエアコン掃除をする方法がわからない人は、『エアコン掃除に必要な道具』や『エアコン掃除を自分でする方法』をチェックしましょう。エアコン掃除を自分でしたことがない人は難しいイメージがあるかもしれませんが、エアコン掃除の流れがわかれば自分でも簡単にできます。早速、自分でエアコン掃除をして快適に過ごしましょう。

エアコンが汚れる原因

エアコンが汚れる原因は1つだけでなく様々な原因が絡んでいます。エアコンフィルターはホコリが付着しやすく、エアコン内部は湿気が溜まりやすいためカビが発生し、他にも煙(タバコ・お香・線香など)や、キッチンのそばにエアコンを設置している場合は油も汚れる原因です。

エアコンの仕組みについて簡単に説明すると、エアコンはスイッチを入れると冷たい風や温かい風が出てくる一方で、室内の空気や湿気を吸い込んでいます。室内の空気はキレイに見えますが、実は目に見えない細かいホコリなどで汚れているケースも少なくありません。

また、部屋の掃除を定期的にしていても完全に部屋の空気をクリーンすることは難しく、エアコンを稼動させればエアコン内部は汚れていいきます。そして、エアコンが汚れやすい環境で頻繁に使うとエアコン内部が汚れていくのは当然で、さらにエアコン掃除をしなければ汚れはどんどん蓄積されていき衛生的によくありません。

エアコンが臭いときの原因

"エアコンを久々に使ったら臭かった"経験をした方も、多いのではないでしょうか? エアコンが臭う原因は掃除をしていないからか、エアコン掃除をしていてもしっかり汚れが落ちてなかいからです。

いずれにしても、エアコンが汚れているとエアコン内部にカビやホコリが溜まりるため、カビの臭いやホコリっぽい臭いがします。さらに、タバコを吸う人はタバコ臭・油料理をよくする人は油っぽい臭いもプラスされてかなり臭いはずです。

特に、エアコンを使うことが多い夏は、ホコリっぽい臭いだけでなくカビの臭いに悩まされることが多いでしょう。夏はカビが繁殖しやすい条件が揃っていて、エアコン内部でカビが繁殖しやすい状況です。

一方、冬もエアコンを使うことが多いですが、梅雨や夏に比べるとカビの繁殖率は下がるため冬にカビ臭いニオイが発生する機会は少ないでしょう。

エアコン掃除に必要な道具と準備

自分でエアコン掃除をする時は以下の物を用意します。自分でエアコン掃除をする場合はそれなりに道具が必要ですが、100均で取り扱っているものもあるため、コストを抑えながらエアコン掃除をすることも可能です。

・掃除中の汚れハネなどを防ぐもの
(エアコン掃除専用のカバー、ミニバイクカバー、ゴミ袋のいずれか)
・エアコンフィルターが入る容器(なくても良い)
・セスキ炭酸ソーダか掃除用の重曹(油汚れや煙のヤニを落とす時に使う)
・台所用の中性洗剤
・フィン専用のクリーナー
・コップや水筒を洗う柄の付いたスポンジ(あると便利)
・細口の瓶やコップなどを洗うナイロンブラシ(あると便利)
・スポンジ(なくても良い)
・新聞紙かゴミ袋
・養生テープ
・古い歯ブラシ
・割り箸などの棒
・キッチンペーパー
・キレイなタオル
・脚立
・雑巾
・輪ゴム
・ゴム手袋
・マスク(なくても良い)

エアコン掃除に必要な物を揃えたら、自分でエアコン掃除をする前にプラグを抜きましょう。プラグを抜いてエアコン掃除をする理由は、掃除中にボタンを押してしまいエアコンが作動するのを防いだり安全に掃除を行うためです。

エアコン掃除を自分でする方法9ステップ

自分でエアコン掃除をするための道具を揃てエアコンのプラグを抜いたら、早速エアコン掃除をします。エアコン掃除を自分でしたことがない人は掃除の手順に慣れていないため、時間がかかるかもしれませんがエアコン掃除はそこまで難しくありません。では、エアコン掃除を自分でする方法を見ていきましょう。

①エアコン掃除をする前にエアコン本体の下にゴミ袋等を設置する

エアコン掃除で周りを汚さないために、ゴミ袋・ミニバイクカバー・エアコン掃除専用のカバーなどをエアコン本体の下に設置します。コストを抑えるなら、100均でも購入できるゴミ袋やミニバイクカバーを使いましょう。

少しコストはかかりますが、手っ取り早くエアコンの下に設置したい方はエアコン掃除専用のカバーがおすすめです。エアコンをすっぽり包み込むのが特徴で掃除中の汚れハネを防いだり、掃除中に出た汚水をバケツに落とす排水ホースも付いています。

次に便利なのがミニバイクカバーです。ミニバイクカバーはそのままエアコン本体の下に設置しますが、掃除中に出た汚水を溜めるために下の部分はたるみができるように設置します。最後に、ミニバイクカバーが落ちないように、エアコン本体の下の部分に養生テープをしっかり貼って固定しましょう。

ゴミ袋はそのまま使うのではなくハサミで切ってから使います。まず、ゴミ袋の口の部分の上にしたら、右端部分(1cmくらい)を下に向かって切り落としましょう。次に、切った部分を左右に広げて三角形にします。最後に、ゴミ袋の口の部分をエアコン本体の下に設置したら養生テープでしっかり固定しましょう。

②エアコンの上やエアコンカバーを雑巾で拭く

エアコンカバーの上や外側にホコリがあれば、水やぬるま湯に浸して固く絞った雑巾で拭き掃除をします。自分でマメにエアコンカバーの上やエアコンカバーの外側を掃除している人はあまり汚れていないかもしれませんが、反対にエアコン周りの掃除をほとんどしない人はかなり汚れているはずです。

エアコンカバーの上や外側にホコリが溜まっている状態で掃除をすると、ホコリと一緒にカビの胞子が舞う原因になります(ホコリの中にもカビの胞子が含まれているため)。エアコンカバーを外して内部を掃除する前に、エアコンカバーの上や外側にあるホコリは除去しましょう。

③エアコン内部を掃除するためにエアコンカバーを開ける

エアコン近くの床に新聞紙を広げて置くか、ゴミ袋をそのまま床の上に置きます。次に、エアコン内部を自分で掃除するためにエアコンカバーを外しますが、ホコリなどが気になる人はマスクをしましょう。エアコンカバーはツメで固定されていて、ツメの部分を軽く持ってエアコンカバーを上にズラせば簡単に開きます。

④エアコンフィルターを掃除機と台所用洗剤で掃除をして乾かす

エアコンフィルターを外して、エアコン近くの床に敷いた新聞紙やゴミ袋の上にエアコンフィルターを置きましょう。そして、エアコンフィルターの表を掃除機で吸ったら裏も掃除機で吸い取ります。掃除機でエアコンフィルターのホコリを吸い取ったら、ゴム手袋をして洗面台にぬるま湯を溜めるか、エアコンフィルターが入る容器にぬるま湯を溜めましょう。

そして、台所用洗剤をぬるま湯の中に入れたらよくかき混ぜて、エアコンフィルターをぬるま湯に浸しながら古い歯ブラシで網の部分を軽く擦ります。エアコンフィルターの汚れが酷い場合は、台所用洗剤を入れたぬるま湯の中にしばらく浸すと汚れが浮いてくるため落としやすいです。

エアコンフィルターを台所用洗剤で掃除をしたら、シャワーで台所用洗剤をしっかり流します。次に、キレイなタオルで掃除をしたエアコンフィルターを挟んで水分を吸わせたり、キレイなタオルをエアコンフィルターに軽く押し当てながら水分を取り除きましょう。そして、エアコンフィルターを陰干して完全に乾けば、エアコンフィルターの掃除は終わりです。

⑤エアコン内部のホコリを雑巾等で掃除をする

エアコンカバーを自分で外した時に、エアコンカバーの内側やエアコン上部の内側にホコリがある場合は、水やぬるま湯を浸した雑巾を固く絞り拭き掃除をします。掃除しにくい場所は、コップや水筒を洗う時に使う柄の付いたスポンジを使うと便利です。

特に、エアコン上部の内側を自分で掃除するとなると細かい部分は手が届きにくいですが、柄が付いてあるスポンジなら気になるホコリもキレイに取れます。

⑥エアコンフラップの外側と内側を掃除する

自分でエアコン掃除をする時は、エアコンのフラップ(エアコンのスイッチを入れると下の部分が開く長細い板)も掃除しましょう。フラップの外側を水やぬるま湯を含ませて固く絞った雑巾か、スポンジで拭き掃除します。

次に、フラップの内側も拭き掃除していきますが、エアコンが動いてなくてもフラップは自分で開けることができるため手でフラップを開けましょう。フラップを開けたら、フラップの内側も雑巾やスポンジで拭きます。

⑦エアコンのルーバーを掃除する

エアコンのフラップを掃除したら、ルーバー(エアコンの風を上下左右に調整する小さな板)も自分で掃除しましょう。ルーバーを自分で掃除する時も手で板を動かして掃除をしますが、手動では動かないルーバーもあります。手で動かないルーバーは無理に動かそうとすると壊れることもあるため掃除はしません。

また、ルーバーは板が何枚も並んでいるため掃除しにくい場所です。自分でルーバー掃除をする時は、割り箸など棒状のものにキッチンペーパーを巻きつけて輪ゴムでとめたら、水かぬるま湯で濡らして固く絞ります。そして、ルーバーを掃除をしましょう。

もしくは、細口の瓶やコップを洗うためのナイロンブラシで掃除しても構いません。ナイロンブラシは細長く柄も付いているため、細かいところを掃除するのに便利です。

ただし、奥まで棒を入れるとフィン(エアコンフィルターの奥にある金属)を傷付けることもあるため、ルーバーを自分で掃除する時は手前だけ掃除をします。また、エアコンフラップやルーバーは自分で開けたり動かしてもエアコンのスイッチを入れれば自動で閉まるため、手で元の位置に戻す必要はありません。

⑧エアコンのフィンを専用クリーナーで掃除をする

エアコン掃除の最後のパーツはフィン(熱交換器)で、エアコンフィルターの奥にある金属部分をキレイにします。自分でフィンを掃除する時は、フィンの表面に付いているホコリを掃除機で吸い取った後に、水やぬるま湯を含ませた雑巾を固く絞ってからフィンを拭きましょう。

次に、フィン専用のクリーナーをフィンに付けて汚れを落としていきます。フィン専用のクリーナーの種類はスプレーするものかムース状のものになりますが、使い方は商品によって様々です。

例えば、フィンにクリーナーを付けた後、しばらく放置してから雑巾でフィンを拭き掃除したり水で洗い流して汚れを落とすものもあります。詳しい使い方は、商品パッケージに書いてある使い方をよく読んでから掃除をしましょう。

⑨エアコン掃除が終わったら元の状態にして送風運転をする

エアコン掃除が全て終わったらエアコンを元の状態に戻します。乾いたエアコンフィルターをセットしてエアコンカバーを閉じましょう。次に、エアコンのプラグを挿したら電源を入れて、3時間くらい送風運転をしてフィンの内部を乾かします。

エアコン掃除できれいにするコツ5個

自分でエアコン掃除をするやり方をご紹介しましたが、"キレイにエアコン掃除をしたい"と思いませんか? 自分でエアコン掃除をするなら、エアコンをキレイに掃除するコツを実践しましょう。早速、エアコン掃除のコツを5つご紹介します。

①エアコンフィルターは表から掃除機を当てる

自分でエアコンフィルターのホコリを掃除機で吸い取る時は、フィルターの表から掃除機で吸ってから裏に掃除機を当てましょう。エアコンフィルターの網目はとても細かく最初にエアコンフィルターの裏から掃除機を当てると、エアコンフィルターの表に付いているホコリが目詰まりします。そのため、自分でエアコンフィルターに掃除機を当てる時は、必ず表から掃除機を当てるようにしましょう。

②エアコンフィルターの汚れに合った洗剤で掃除をする

エアコンフィルターが油汚れでベタベタしていたり煙(タバコのヤニなど)で汚れている場合は、セスキ炭酸ソーダや掃除用の重曹を使うとキレイになります。セスキ炭酸ソーダはヤニを落とすのに向いていて重曹は油汚れを落とすのが得意なため、汚れの種類に合わせて使い分けると良いでしょう。

やり方は、台所用洗剤でエアコンフィルターを掃除する時とほとんど同じです。ぬるま湯の中にセスキ炭酸ソーダか掃除用の重曹を入れたらよく混ぜて、エアコンフィルターを浸してしばらく放置しましょう。

ある程度時間が経ったら古い歯ブラシでエアコンフィルターを軽く擦り、シャワーでよくすすいで乾かします。

③エアコンフィルターを掃除した後はしっかり乾かす

自分でエアコンフィルターを掃除した後は、風通しの良い場所でエアコンフィルターを陰干しして完全に乾かしましょう。濡れている状態でエアコンの中に戻すと湿気がこもり不快な臭いを放つ原因になります。

また、濡れているエアコンフィルターを日当たりが良い場所で乾かすと、プラスチックが劣化する原因になるため必ず陰干しをして乾かさないといけません。

④エアコンのフィン掃除には電解水タイプのクリーナーがおすすめ

エアコンのフィンを自分で掃除する時は専用クリーナーを使いますが、アルカリ電解水タイプのクリーナーがおすすめです。電解水タイプのクリーナーはアルカリ性にした洗浄剤で界面活性剤が含まれていません。

そのため、エアコンのフィンを自分で掃除をした後に水で洗い流す必要がないのが特徴です。また、商品によっては除菌や抗菌効果に優れていて、不快な臭いを防ぐことができるものもあります。

一方、一般的なフィン専用のクリーナーは、界面活性剤・除菌剤・消臭成分などが含まれていて洗い流さないものも多いです。洗い流さないクリーナーは便利な反面、クリーナーの成分がエアコンのフィン内部に残ってしまうのが難点で、しばらくすると再び不快な臭いがすることがあります。

元々、エアコンのフィンを自分で掃除するのは難しい場所です。フィン専用のクリーナー選びを誤ると結果的にエアコンのフィン内部の汚れをしっかり落とすことができないのと、クリーナーの成分が残ってしまいます。自分でエアコンのフィン掃除をしてキレイにするなら、電解水タイプのクリーナーを使いましょう。

⑤エアコン掃除の最後は必ず送風運転をする

自分でエアコン掃除をした後はエアコン内部を乾かすために送風運転を3時間行います。自分でエアコン掃除をする時は、エアコンフィルターの奥にあるフィンも専用クリーナーを使って掃除をするため、フィン内部は湿っている状態です。

せっかくエアコンフィルターやフィンなどを自分でキレイに掃除をしても、フィルターが湿っているとカビが発生してエアコン内部がカビだらけになります。自分でエアコン掃除をした後は、フィン内部の湿気を飛ばしてカビが生えないように必ず送風運転をしましょう。

自分でエアコンの分解洗浄はできる?

結論から言うと、自分でエアコンのパーツを分解して掃除することはできます。ただし、自分でエアコンのパーツを分解して掃除できるのはエアコンフィルターくらいです。もちろん、自分でもエアコンカバーやルーバーを分解して外すことはできますが、素人がエアコンパーツを分解するのは難しくエアコン内部を隅々までキレイにするのも難しいです。

また、素人がエアコンのパーツを分解して内部まで掃除をすると、洗剤や水がエアコンの基盤にかかって故障する可能性もあります。

一方、プロの場合はエアコンの仕組みや構造を把握しているため、分解できるものは全て分解して掃除をするのは当たり前です。そして、エアコンの基盤に水や洗剤がかからないように養生してから、プロ仕様の高圧洗浄機と大量の水を使ってフィン内部の汚れを隅々まで掃除をします。

さらに、エアコンの汚れをしっかり落とすためにプロ専用のかなり強力な洗剤で掃除するのが特徴で、掃除後はまるで新品のような仕上がりです。

そして、エアコンの排水ホースも掃除をしてエアコン内部にカビが生えないようにコーティングをします。素人ではできない細部の掃除もプロならキレイに掃除することが可能です。

エアコン掃除のおすすめ頻度

エアコン掃除のおすすめ頻度ですが、自分で掃除をする場合は『1ヵ月に1回』で、『1年に1回』はプロに依頼して自分では掃除できない部分をキレイにしてもらいましょう。

1ヵ月に1回のペースで掃除をするのが面倒な人は、『夏と冬は2週間に1回』最低でもエアコンフィルターを掃除して、エアコンをあまり使わない『春と秋は1、2ヵ月に1回』、エアコンフィルターを自分で掃除します。

また、エアコンは使えば使うほど汚れていくため、エアコンを使うことが多い夏と冬はエアコンフィルターを自分でマメに掃除するのがキレイを保つコツです。

エアコンをたくさん使うとホコリが付着するだけでなく、エアコン内部に結露ができて湿気が溜まりカビが発生するため、汚れやカビを防ぐならフィンも自分でマメに掃除をしましょう。反対に、エアコンをあまり使わない時期も定期的に自分で掃除をして、エアコンをたくさん使う時期のためにキレイな状態をキープします。

プロと素人のエアコン掃除の違い3個

自分でもエアコン掃除はできますが、プロがエアコン掃除をした方が細かいところまでキレイになるのは確かです。では、自分でエアコン掃除をするのとプロがエアコン掃除をするのでは、どのような違いがあるのでしょうか? プロの方が優れているところを3つ見ていきましょう。

①プロと素人の違いは掃除前の養生

自分でエアコン掃除をする時は壁や床が汚れないように養生しますが、プロは養生の段階からすでに違います。プロはエアコン全体をシャンプーハットのようなビニールで覆い、掃除中に出た汚水を下に垂らすための専用ホースも付いているのが特徴です。

もちろん、エアコンの掃除中に出た汚水を溜めるためのバケツも床に置くため、床が汚水で汚れることもありません。プロなら養生するのもあっという間でスムーズにエアコン掃除に取り掛かることができます。

自分でエアコン掃除をする場合もエアコン掃除専用のカバーを使うこともできますが、設置に慣れていないと時間がかかることもあるでしょう。また、ゴミ袋やミニバイクカバーを使う場合は、エアコン本体の下に養生テープでしっかり固定する手間があります。

②プロと素人の違いは掃除レベル

"自分でエアコンの分解洗浄はできる? "の項目でも、プロによるエアコン掃除の方法をご紹介しましたが、プロはエアコンのパーツを分解して細部の汚れまでしっかり落とすのが特徴です。

さらに、プロ用の高圧洗浄機や洗浄力が高いアルカリ性洗剤を使って、エアコン内部に溜まっている汚れやカビを隅々までキレイに落とします。また、自分で掃除するのが難しいエアコンのファンもプロなら汚れを残すこともありません。

やはり、自分でエアコン掃除をするのは限界があり、素人はプロのように細かい部分の汚れを完璧に落とすのは無理があります。何と言っても、自分でエアコン掃除をするのとプロがエアコン掃除をするのとでは、掃除のレベルが違うため太刀打ちできません。

③プロと素人の違いは掃除にかかる時間

エアコン掃除はそれなりに時間がかかりますが、プロがエアコン掃除をすると1時間~4時間くらいで終わります。エアコン掃除にかかる時間はエアコンのタイプによって変わり、一般的なノーマルエアコンは1時間~2時間くらいで、お掃除機能付きのエアコンは3時間~4時間くらいで終わると思いましょう。

一方、自分でエアコン掃除をすると半日~1日はかかります。自分でエアコン掃除をする場合は、エアコンフィルターを乾かす手間があり、天候や季節によっては乾くまでにもう少し時間がかかることもあるでしょう。でも、プロなら数時間でエアコン掃除が終わるため時間を有効活用できます。

エアコン掃除を業者にお願いしたときの料金目安

エアコン掃除を業者にお願いしたときの料金目安は、一般的なノーマルエアコンは大体8,000円~10,000円で、お掃除機能付きのエアコンや埋め込んであるエアコンは大体20,000円~35,000円です。

プロによるエアコン掃除は業者によって様々なサービスを実施しているところもあるため、何社かチェックして見積もり依頼をしましょう。

例えば、2台目以降のエアコン掃除は割引されたり、一定の期間内にエアコン掃除を申し込むと1台につきいくらか安くなる企画を実施している業者や、防カビや抗菌を無料サービスで行っている業者もあります。エアコン掃除をプロに依頼する時はサービスが良い業者にお願いするのもおすすめです。

まとめ

エアコンを快適に使うために普段の掃除は自分で行いましょう。エアコン掃除は自分でもある程度キレイにすることができるため、エアコンフィルターをマメに掃除したりエアコンのフィンは電解水タイプのクリーナーで掃除をします。反対に、エアコンをあまり使わない時期はエアコン掃除がしやすい時期でもあるため、プロに依頼して自分では掃除できないエアコン内部もしっかり掃除してもらいましょう。

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