収納ケース選びでは引き出しの"高さ”が重要です。収納ケースを使っていて「使いにくい」「中がぐちゃぐちゃになる」という経験はないですか?その原因は収納ケースの大きさにあるかもしれません。原因の1つには、アイテムが上下に重なっている事が挙げられます。
最適な高さの収納ケースを選べばこの問題が解決でき、収納ケースの中を整理された状態に保ちやすくなります。こちらの記事では、クローゼットや一人暮らしに最適な収納ケースの選び方と、人気のおすすめ収納ケース15選を比較表と共にお送りしていきます。
収納ケースの選び方のポイント
■クローゼットや一人暮らしで使う収納ケースは"高さ”で選ぼう
クローゼットや一人暮らしで使う収納ケースを選び方のポイントは、引き出しの幅や、奥行きではなく、深さ(高さ)で選ぶ事です。
解説します。
底が深い収納ケースはNG
底が深い収納ケースは、使い勝手が非常に悪くなります。
溢れた洋服たちを見ると、ついつい収納容量の多いケースを選びがちになったりしますよね。極力少ないスペースでたくさんの洋服や小物を収納したいですから、物が多い=大きいサイズ、と考える方は少なくないと思います。しかしここで待ったをかけたいです。
幅や奥行きは収納場所によって意識するかも知れませんが、意外な落とし穴になるのが"高さ”です。容量が大きければ大きいだけ、たくさんの物を収納できると思うし、数も増やさなくて良いから経済的にもお得に感じるかもしれませんが、そうではありません。
実際はTシャツやデニム、パーカーなどがぐしゃぐしゃに入り混ざり、畳んだ服を上へ上へ積重ねていく形になりやすいです。こうなると、洋服にしわがつきやすかったり、奥の物をしまったり出したりするのが非常にやりにくくなります。
日頃の洋服選びや家事も雑になりやすく、作業効率も悪くなります。するとお洒落が億劫になったり、家事の度にストレスが溜まったり、と良いことがありません。見た目以上に損する機会が増えていくと思います。そうならないためにも、底が深い収納ケースは基本的にNGです。
それぞれの洋服に合わせた収納ケースの高さ
収納ケースの高さは主に18cm、23cm、30cmなどのタイプがありますが、洋服に合わせて選ぶのがおすすめです。
例えば、小物や靴下、下着など小さな物は18cm。
デニムやTシャツなど、あまりかさばらない洋服は23cm。
そして厚手のセーターや、シーツ、鞄など比較的大きめの物をしまうのに30cm。
このように収納するものに合わせて収納ケースの高さを変えるのがおすすめです。
■整理が行き届いた収納ケースにしたかったら着目するべきは高さ
収納を最適化することで、無駄なデッドスペースを無くせ、重ねてしまうこともないため、何があるかも一目でわかります。また出し入れしやすいため、使いやすさに優れた収納を作ることができます。
丁度良い高さの収納ケースを選べば、整理整頓がしやすく、家事や洋服選びも今よりスマートに行うことができますよ。
収納ケースのおすすすめ人気ランキング15選
収納力に優れた3段タイプで価格もリーズナブル こちらは手頃な価格で、優れた収納力で洋服やタオルなどを収納することができる3段タイプのチェストです。収納ケースには、1段タイプと2段以上のタイプとありますが、「必要分揃えると思いの外費用がかかる」と感じた事がある方もいらっしゃるかと思います。 こちらであれば、比較的リーズナブルな価格で、Yシャツなら24枚、セーターなら12枚、バスタオルなら12枚と充実した収納力があります。また、3段タイプですので、幾つも購入する必要がありません。そのためお金をかけずに、洋服などを収納できるようになります。
空いた空間にジャストフィットする衣装ケースの定番 押し入れなどで使いやすいサイズ感が人気で衣装ケースの定番『天馬 フィッツケースロング』。洋服などを押し入れで管理したい場合、衣装ケースは便利なアイテムですが、サイズ感が合わずデッドスペースができてしまう事もあるかと思います。 『天馬 フィッツケースロング』シリーズでは、使用するスペースに合わせて、スリムL、ディープL、ロングL、スリム、ディープ、ビッグ、ロングと7種類のサイズから選ぶ事ができます。そのため収納するアイテムや、押し入れのサイズに合わせてジャストサイズに組み合わせる事ができます。
クローゼット下のデッドスペースを有効活用できる クローゼットの洋服の足元などに設置するのに丁度良いサイズ感が魅力の収納ケースです。ある程度まとまった収納量が欲しいけど、クローゼットに余裕がないという事もあるかと思います。ただ足元に衣装ケースを置くにも、サイズが大きいと見た目の印象も悪くなってしまいますよね。 その点こちらは23,5cmの程よい高さと、50cmの奥行きによる優れた収納力があります。容量豊富でクローゼット下のデッドスペースを有効活用する事ができます。また状況に応じて1段、2段と重ねて使えますが、強度が強くないため重ねる際には注意が必要です。
中身が見えにくいスタイリッシュな色合いが魅力 ブラックカラーが特徴的な『Amazon』限定の4段タイプのチェストです。収納ケースといえば、比較的クリアや落ち着いた色合いのケースが多いかと思います。ただそれだとどうしても、収納ケース感がでたり、中身が見えたりしてしまい、インテリアとしてはお洒落に映えないこともあるかと思います。 こちらは、口コミレビューでも「黒く中身が見えにくいので環境に合わせやすい」など、中身を気にすることなく使え、色合いもスタイリッシュなクリアブラックで、インテリアのアクセントとして使うことができるのが魅力です。
程よい幅でスリムに収まるスリムタイプの3段ダンス 『アイリスオーヤマ』から販売されている、スリムさが魅了の3段タイプのチェストです。収納ケースを設置してみたら思いの外大きくて、思っていたようにケースが収まらなかった、という経験がある方もいるかと思います。最適な大きさでなければ、整理しにくく使い勝手も悪くなります。 こちらは、幅30.9cm、奥行き40cm、高さ17,3cmの引き出しが3つと、程よい収納力とすき間にもぴったり収まるスリム感が魅力です。小物や洋服などちょっとした物が収納できずに困る時に、ぴったり収まるサイズ感で収納を増やす事ができます。
ホコリが溜まりにくい斜めカット仕様のチェスト 側面を斜めにカットした事で手入れが簡単、キレイに使えるチェストルームケースです。長年使っていると、上面の溝や側面のフレームにホコリが溜まりやすく、最悪カビが生える事もあります。ただ、こまめに掃除するのも大変ですから、なるべくならホコリが溜まりにくい物が良いですよね。 こちらは側面が斜めにカットされているなど、ホコリが溜まりにくい加工が施されています。また、引き出しとフレームのすき間を減らすことで、引き出し内にもホコリが入りにくい仕様。拭き取りやすく、手入れが簡単ですので収納ケース全体をキレイに保ちやすい一品です。
転倒防止機能と安定した品質で重ねやすい4個ケース 安定した品質と、安心の仕様で最大5段まで積重ねることができる『アイリスオーヤマ』の収納ケース4個セットです。重ねると本体がたわんだり、引き出しを引く度に本体の上下がずれるなど、安心して使えないこともありますよね。 しかしこちらには「転倒防止」の噛み合わせがついているため、上下段のずれが起きないようになっています。耐久性も安定しており、口コミレビューでも、「この価格でこの品質は文句なし」と満足する声も見受けられました。クローゼットやワンルームなどでも、空いたスペースを有効活用するのに最適です。
デッドスペースを有効活用できるリトルサイズ 『天馬』のフィッツケースのリトルサイズです。衣装ケースは、クローゼットや押し入れでもデッドスペースができやすいアイテム。小物の収納として使っても、サイズが大きすぎると邪魔になることもあります。 フィッツシリーズは安定の品質で、どこに設置しても変わらぬ安定感と収納力を発揮してくれます。特に耐久力には定評があり、口コミレビューでも「とても丈夫で使いやすい」との声も多く拝見できました。こちらはリトルサイズでちょっとしたすき間に設置できるため、家の中のデッドスペースをスマートに収納へと変えられます。
安定の品質、丈夫で長持ちな人気の収納ケース 収納ケースの定番で、「丈夫で長持ち」と人気のフィッツシリーズの収納ケースです。収納ケースの中に衣類などしまう場合は、重さもあまりないため大丈夫ですが、書類や本など重い物を収納する場合は、引き手部分が割れたり、本体が変形したりします。特に引き手部分が上に付いている場合、引き手に負荷がかかるため壊れやすいです。 その点、こちらは引き出しの引き手が下のため、引き出しの中身が重くてもしっかりと引き出す事ができます。また、品質も丈夫で安定感があるため、破損しにくく、長く使えるのが魅力的です。
使いたいサイズに合わせて段数を変えられる 着脱自在なフレームが特徴的な3段タイプのチェストです。複数段タイプのチェストでは、フレームが固定され高さを変えることができない物もあります。そうすると、スペースによっては設置できなかったり、使い勝手が悪くなってしまうことも。 『N653』ではフレームを簡単に着脱することができるため、引き出しの数を2段や、3段、4段と使いたい段数に調節して使うことができます。チェストとして使いたければ3~4段で、押し入れやクローゼット下で使うのであれば、2段にする事で空いたスペースを有効活用する事ができます。
ちょっとした空間に設置できるスマートなサイズ感 ちょっとしたすき間に設置するのに最適なのがこちらの『深型ストッカー』です。幅の広いワイドタイプはクローゼットの中では邪魔になることもあり、小物を収納するのも大きすぎて逆にデッドスペースを作ってしまうこともあります。 こちらであれば、34×42cmと従来の収納ケースよりも、比較的スマートに設置する事が可能。また小物でも衣類でもしっかりと収納できる深底の引き出しが5段ついているため、収納力も充実しています。クローゼットや押し入れなどに設置して、小物や衣類をしっかり収納・整理するのに最適です。
ぴたっとしまる開閉性に優れた収納ケース 堅牢な耐久力と、スルッと引き出せピタッと閉まるスマートな開閉感が魅力の『フィッツユニットケース』です。収納ケースでは、重ねたり、重量が重い物をしまう場合は耐久力が必須です。また意外とストレスなのが、引き出しをしまう時の微妙なすき間。最後までぴったりうまく閉まらない時ってありますよね。 こちらの収納ボックスは、スライド時、引き出しをわずかに上下させる機構でスムーズな開閉が可能。引き出しがぴったり閉まる所までスムーズに出し入れができるため、ストレスを感じることなく快適に使い続けられます。
取り外し簡単で、好みの段数に組み替えられる 可愛い見た目と、機能性に優れたプラスチック製のチェストです。従来の製品は、一度組み立ててしまうと、解体が大変だったり、組み替える事ができなかったりします。ですので、スペースに合わなければその場所で使うことはできません。 しかしこちらは、上部の4つのくぼみを押すだけで、天板を外すことができるなど、取り外し、組み替えが非常に簡単。ラックの間や、クローゼットの下などで使いたければ2段に。収納量を増やすために、4段、5段、と増やすこともできます。このように好みの段数で設置できるのが魅力です。
木目状の天板で部屋のインテリアを明るくできる 『アイリスオーヤマ』の3段チェストは、木目状の天板が特徴の収納ケースです。よくある収納ケースでは、天板がプラスチックだったりすると頼りなかったり、耐久性に不安がでてきます。また部屋のインテリアでとしても、収納ケース感がでてしまいます。 天板が木目状であれば耐久性がありそうで設置しても見た目の安心感が得られます。また、天板に小物を置くなどインテリアにも使えるため、ワンルームなどでも重宝するかと思います。従来の収納ケースに比べ、ナチュラルな雰囲気を感じることができるため、部屋を明るく演出する事ができますよ。
ベッド下などにも設置できる薄型ワイド収納ケース 低い高さと幅の広さが特徴の収納ケースです。従来の収納ケースは、デッドスペースを埋めるというよりも、収納力に優れたタイプが多く、ベッド下や棚の上で重ねて使うには、かさばることもありますよね。 こちらであれば、高さ13.4cmと背が低く、タンスの上や小さなすき間に滑り込ませるように設置する事ができます。そのためクローゼットや押し入れはもちろん、ベッド下やラックのすき間などに設置でき、引き出し収納として使うことができます。また底が浅いため、小物やハンカチなどを重ねることなく収納するにも最適ですよ。
比較一覧表
まとめ
収納ケースを選ぶ際は、収納量ではなく、収納するアイテムに合わせた最適な高さが大切です。
例えば、底が深い収納量の多いケースを購入すると、洗濯物や収納するアイテムが上下に重なりやすく、ぐちゃぐちゃになりやすいです。特に急ぐ時にはそれがストレスにもなります。忙しい日でも大丈夫な様、アイテムに合わせた高さの収納ケースを選ぶ事が大切になります。
例えば、小物や靴下、下着など、高さが必要ないアイテムは高さが18cm前後のものを選ぶと、物が上下に重ならず、引き出しを引けば何があるか一目でわかるため時短にもなるし、わかりやすくて簡単に整頓できておすすめです。
最適な高さの収納ケースを選ぶ事で、収納の達人のように無駄を減らして整理整頓の行き届いた管理ができるようになりますよ。