年賀状の処分ってどのようにしたらよいかわからないという人も多くいるのではないでしょうか。
年賀状には名前や住所などの個人情報も記載されているため、適切な方法で処分しなくてはいけないですよね。
こちらの記事では個人情報に配慮した年賀状の処分方法を紹介します。処分にベストなタイミングも紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
個人情報を保護した方法で処分しよう 安全に年賀状を処分する方法5選
安全に年賀状を処分する方法その1 ■個人情報保護スタンプ
受け取った年賀状を処分するときに気になるのは個人情報が漏れてしまうことですよね。自分だけでなく、送る相手の住所や名前もしっかりと守らなくてはいけません。
たとえば、真っ黒に塗りつぶすだけの場合、筆圧やペンの色などでうっすらと文字が見えることもあります。
一方、特殊印刷パターンの個人情報保護スタンプを使えば、カンタンに住所や宛名などを隠せます。普段の郵便物などでも使えるので持っていると何かと重宝しますよ。
安全に年賀状を処分する方法その2 ■シュレッダー
古い年賀状を処分する場合、シュレッダーを使うとカンタンに細かく裁断することができます。手回しなど手動のシュレッダーなら比較的安価で購入しやすいですよ。
溜まった年賀状をまとめて処分したいときは、手動のシュレッダーでは時間がかかるため電動のものがおすすめ。数千円で購入できるシュレッダーもありますよ。
カード類や名刺などの処分にも使えるので、年賀状処分以外のシーンでもおすすめです。
安全に年賀状を処分する方法その3 ■シュレッダーハサミ
年賀状の枚数が少なく、たまに領収書も処分したいという人におすすめなのがシュレッダーはさみです。
ハサミの刃は5枚刃や9枚刃などがあり、刃の枚数が多いと幅も広くな理ますが、それだけ細かく裁断することができます。
ただし、幅広だとかさばってしまうので、収納場所などに合わせて選ぶとよいでしょう。ペン立てなどにも収まるサイズを選べば、場所を取らずに収納できます。
また、縦に切ったあと、横に切るとより細かく切り刻めるので、含まれる個人情報のレベルに合わせて細かさを調節しましょうね。
安全に年賀状を処分する方法その4 ■ガムテープ
ガムテープを使って年賀状をぐるぐる巻きにすることで、あて名や住所などの個人情報を悪用されずに処分ができます。
30枚程度であれば分厚くならないので、カンタンに処分できるでしょう。またガムテープでぐるぐる巻きにする際には接着剤などを併用するとより安全に捨てられるのでおすすめです。
安全に年賀状を処分する方法その5 ■お焚き上げ
年賀状はお世話になっている人からの近況報告や、親戚の成長が分かる写真などをプリントしていたりしますよね。人の思いが詰まった年賀状を処分するのは気が引けると感じる人も多いでしょう。
そういう場合、神社やお寺でお焚き上げをしてもらうという方法がおすすめです。通常はお守りやお札をお焚き上げで焼いてもらいますが、人によっては年賀状も同じくらい大切なモノですよね。
あとで悔いの残らないよう感謝の気持ちを込めてお焚き上げをしてもらってはいかがでしょうか。
お焚き上げについて詳しく紹介している記事もあるので参考にしてください。
お焚き上げの意味とは?方法・流れ・料金を解説!時期・注意点 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/123お焚き上げの意味やお焚き上げをするべきものなど、知っている方はどれくらいいるでしょうか?お焚き上げは宗教的な意味合いを含み、多くの方が人生で経験する儀式です。今回はお焚き上げについて見ていきましょう。
知っていると便利なサービス 年賀状を引き取ってくれるサービス
年賀状を引き取ってくれるサービスその1 ■ナチュラルローソン
東京都内のナチュラルローソンでは個人情報書類回収BOXを設置している店舗があります。近所に該当するナチュラルローソンがある人はぜひ活用するとよいでしょう。
回収箱に処分したい年賀状を入れておくことで、個人情報保護に重点を置いた方法で安全に工場へ運んで処理してくれます。一部回収できないモノもあるので確認しましょう。
【個人情報書類回収BOXで回収できないモノ】
※一部抜粋
・金属類
・プラスティック
・ゴム
・布
・発泡スチロール
・ガラス・陶磁器製品
・写真
・油紙
年賀状を引き取ってくれるサービスその2 ■地域の行政機関
地域によっては不要になった官製はがきや年賀状などを回収するサービスを行っている場合があります。細かい決まりは地域ごとに異なりますので、地域の該当する課に問い合わせをしましょう。
基本的に行政機関でのサービスは個人情報に気を配った方法で、年賀状などをリサイクル用紙にしてくれます。エコロジーな方法ですので環境問題に関心がある人は利用するとよいでしょう。
おすすめな年賀状を処分する時期は? 年賀状を捨てるベストなタイミング
年賀状を捨てるベストなタイミングは人それぞれ違います。マナーとしてもらった年賀状をそのまま捨てるのはよくないですが、翌年以降は自分の決めたルールに沿って処分しましょう。
過去一度ももらった年賀状を捨てたことがないという人も中にはいるでしょう。年賀状をもらってから2~5年ほど保存して、その後感謝の気持ちを込めて処分をするという人は多くいます。
保管方法や整理整頓のタイミングに合わせて自分なりの保管期間を決めるとよいですね。もし古い年賀状を処分するタイミングが分からない場合は、新しいことを始めるのに最適な春分までに処分するとよいでしょう。
忘れないで確認しよう 年賀状を捨てる前に気を付けたいこと
年賀状を捨てる前に気を付けたいことその1 ■住所の変更
住所の変更などのお知らせを年賀状でするという人も多くいますよね。受け取った年賀状に新しい住所が記載されており、それに気が付かないで処分してしまうと新しい住所を確認する手間が増えてしまいます。
住所だけでなく名前の変更も年賀状でお知らせするケースも多くありますので、住所録などに情報を移すのを忘れないようにしましょう。
年賀状を捨てる前に気を付けたいことその1 お年玉くじ
お年玉抽選くじは年賀状交換の楽しみのひとつですよね。せっかく当せんしていても確認を忘れてしまえば当選くじはがきも無駄になってしまいます。
処分する前にお年玉抽選くじの当せん番号は必ず確認しましょうね。
使わずに余ってしまった 未使用のはがきを処分する方法
未使用のはがきを処分する方法その1 ■郵便局
未使用の年賀状用はがきや書き損じはがきであれば、郵便局で交換してもらえます。一枚ごとに手数料が5円掛かってしまいますが新しいはがきに交換してもらえればあらためて使えますよね。
交換された古い年賀状はがきや書き損じはがきは再生紙へ利用されるとのことです。エコのため、未使用はがきは書き損じはがきは郵便局で交換しましょう。新しいはがきが必要ないという人は切手に交換するという方法もあります。
未使用のはがきを処分する方法その2 ■インターネットショップや金券ショップ
インターネットショップや金券ショップで未使用はがきを買取してくれる場合があります。枚数などによって高価買取をしてくれる業者やショップもあるのでまずはチェックするとよいでしょう。
はがきの種類や状態によっても査定価格は変わります。しかし現金化するための方法としては手軽なため、未使用年賀状やはがきを現金化したい人にはおすすめです。
風水的にみたはがきの処分 古いはがきを持っていると運気は下がる?
風水的に古い年賀状をため込む行為は、悪い気をため込むことと同じ意味でとらえます。そのため大切な人からもらった年賀状も、長い年月ため込むことはせず気持ちに整理を付けて処分するとよいでしょう。
悪い運気をため込まずに年賀状を保管するためには、風通しのよい場所に収納することをおすすめします。風通しがよいので悪い運気も流れやすくなりますよ。
捨てられないはがきは? 年賀状を保管する方法
年賀状を保管したい場合は年賀状ホルダーなどにまとめるという方法もあります。しかし広い世代に人気のある断捨離などの影響で、モノをなるべく持たない生活が素敵だという考えも広がっていますよね。
スマホなどで年賀状をデータ化してスマホ内で保存する方法が注目されています。プリインストールの写真アプリにフォルダを作るだけで簡単にできるので一度試してみてはいかがでしょうか。
また年賀状と同じ時期に迷うおみくじの処分方法を紹介した記事もぜひ参考にしてください。
おみくじの処分方法5個!神社にいけなくても自宅で処分できる? | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/939おみくじは神社の境内に結びますか?それとも持ち帰りますか?おみくじの処分方法を知らないまま何となく境内に結んでいる方もいるでしょう。今回は知っていそうで意外と知らないおみくじの処分方法をご紹介します。
年賀状の処分方法についてよくある質問
■年賀状を捨てるのってマナー違反?
年賀状を送るときにはたくさんの決まりがありますが、受け取った年賀状をどうするかについては特に決まりはありません。
■年賀状を捨てるベストなタイミングは?
ベストなタイミングは新しいモノゴトを始めるのに最適な春分前がよいでしょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
■古いはがきを持っていると運気は下がる?
風水的に古いものは悪い気をため込むとされています。悪い気がたまると運気も悪くなってしまいますね。
詳しくはこちらをご覧ください。