いきなり停電になったとき、なにも準備をしていないと何をすればよいかわからないですよね。停電対策は日頃の準備がとても大切になります。
こちらの記事では、
・日常からできる7つの停電対策
・停電が起こったらまずやるべき3ステップ
・停電中に注意すること
を詳しく紹介します。停電時に役立つ停電対策アイテムも数多く紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね!
日頃から準備しよう 日常からできる7つの停電対策
停電は突然起こるため日常からの準備が大変重要になります。こちらではいざというときのために準備しておける停電対策7つをまとめました。
おすすめの役立つ停電対策アイテムもあわせて紹介しています。
日常からできる停電対その1 水や食料
急な停電で怖いのが一緒に起こる断水ではないでしょうか。特に5階以上あるマンションなどでは給水方式の関係で停電と同時に断水が起こりやすいですね。
水がなければ料理や洗い物もできないので、急な停電対策として非常用の保存水や食料を準備している必要があります。最低でも3日分以上の水や保存食を用意しましょう。
おすすめ停電対策アイテムその1 ■防災食セット
こちらは製造から5年間保存できる長期保存可能な非常食セットです。10種類のおかずで28食分入っており毎日違うおかずでご飯が食べられます。
1週間以上は美味しいご飯の用意があると思うだけで辛い停電時でも希望を持って生活できますよね。栄養バランスもしっかりと考えられた非常食なので準備しておくと安心です。
おすすめ停電対策アイテムその2 ■アイリスの保存水
こちらも5年間の長期保存が可能な飲料水です。ろ過や殺菌を何度も繰り返しているため高い安全性をほこり、第三者機関からの安全点検も行っています。
耐熱性のある頑丈なボトルに入っているため引っ越しなどで運搬しても破損の心配は少ないでしょう。山梨県産の軟水使用のため幼児などのミルクにも使えます。
日常からできる停電対その2 電気やライト
夜間は特に停電によって電気が付かなくなったら転倒してしまったりと危険が伴います。停電対策として必ずライトやランタンなどを準備しましょう。
充電が必要なライトは常に充電を満タンにしておき、いつ何があっても使えるよう用意しておくとよいですね。
おすすめ停電対策アイテムその3 ■LEDフェーリアランタン
乾電池仕様のLEDランタンのため、急な停電でもしっかりと明かりを確保できるでしょう。充電タイプのものも多く発売されていますが、実際の災害時には電池式の方が役に立ちます。
乾電池のストックも併せて忘れずに用意しましょうね。停電時は手持ちライトよりもランタンのように長時間部屋全体を明るくできるライトの方が重宝します。
おすすめ停電対策アイテムその4 ■ポータブルソーラーパネル
折りたたみ可能な高効率ソーラーパネルです。太陽の光で溜めた電力を使って、同時にデバイスなどの充電ができるのでとても便利です。
日中停電したらまずは太陽光がよく当たる場所に設置し、夜に備えましょう。室内に置いておいても充電が可能なので、日常的に使用することもおすすめです。
日常からできる停電対その3 消耗品
消耗品は常にストックがあるため特別に準備しなくてもよいと考える人が多くいるのではないでしょうか。しかし停電など急な災害時にはたまたまストックがなかった場合とても困りますよね。
日頃から十分なストックを準備しておくことで、突然起こる停電などの災害時にも安心して過ごせるでしょう。
おすすめ停電対策アイテムその5 ■箱ティシュ
箱ティシュはコンビニでも買えるので、ストックが無くなってもぎりぎりまで買わないでいることもあるでしょう。しかし停電時はコンビニなども営業できない場合があるので注意が必要です。
日常からできる停電対その4 薬やトイレ
停電時には薬が切れてしまうと新しい薬も手に入らない場合があるので必ず準備しておきましょう。
停電と共に断水してしまう住居の場合はトイレも使用できなくなることがあります。公園などの公衆トイレを使用することは可能ですが、混む可能性もあるためトイレ対策は必ず準備しましょう。
おすすめ停電対策アイテムその6 ■簡易トイレ
最大10年間の長期保存ができる簡易トイレです。水無しで使えるので停電対策として持っておくと便利ですね。
排泄物を素早く固め、臭いも気にならないのでおすすめです。雑菌などを抑える作用もあるので避難所生活でも役に立つでしょう。
日常からできる停電対その5 情報の確保
地域の停電情報もスマホを使って確保することができますね。SNSや電力会社の公式サイトなどでも確認できるのでぜひ活用しましょう。
しかし停電時はインターネットも繋がりにくいことが多く、インターネットを必要としないラジオなどが役に立ちます。
おすすめ停電対策アイテムその7 ■回し充電ラジオライト
最大容量2850ミリアンペアのモバイルバッテリーにもなる手回し充電ラジオです。同時にソーラー充電も可能なので、災害時に重宝するでしょう。
LEDライトやSOSアラームも搭載しているのであらゆるシチュエーションで活躍してくれます。一家に一つ持っていると安心な停電対策アイテムですね。
日常からできる停電対その6 防寒具
真冬に停電が起こったらまず心配するのは寒さとの戦いですよね。普段体を温めるために使っている暖房器具が使えなくなってしまいます。
電気を使わない灯油などを使用したストーブがあれば暖を取れますね。それらがない場合はホッカイロや毛布などで寒さを凌ぎましょう。ホッカイロで体を温める場合は太い血管を温めると全身に熱が行き渡ります。
おすすめ停電対策アイテムその8 ■貼るカイロ
服の上から貼るカイロは、普段の生活でも重宝する防寒アイテムですよね。冬場の辛い冷えを緩和させてくれるので常にストックしておくとよいでしょう。
大きめサイズなので広い範囲を温められます。また服の上から温めるので直接皮膚に触れるタイプよりも火傷などの危険性が低いのもポイントですね。
日常からできる停電対その7 除菌シート
停電と同時に断水したとき困るのは手や体を洗えないことではないでしょうか。トイレに行っても手を洗えないというのはなかなか慣れるものではないですよね。
停電中も食事は取りますので、やはり衛生面が気になります。除菌シートは必ず常備しておきましょう。
おすすめ停電対策アイテムその9 ■超大判体拭きシート
広げると大きさ60x26センチの大判体拭きシートです。個包装になっているので衛生的ですよね。
広げれば背中も自分でこすり拭くことができます。体の隅々まで届くので停電中お風呂に入れなくても凌げますね。
おすすめ停電対策アイテムその10 ■99.9%除菌 ウェットティッシュ
厚手のシートでしっかりと指先まで除菌できます。60枚入りのため一つあれば何日でも持ちますね。
食事の前後やトイレ後などにしっかりと除菌して清潔を保ちましょう。
急な停電でも慌てない 停電が起こったらまずやるべき3ステップ
停電が起こったらまずやるべきことその1 ■停電範囲の確認をする
停電は自分の住居内で起きたことが原因なのか、それとも地域全体で起こっているものなのかをまず知る必要があります。それによって停電下での過ごし方に違いが出るので必ず確認しましょう。
窓から外を覗いて近隣の家も停電しているかチェックしますが、もし昼間であれば信号などで確認できますね。自分の家だけで起こっている停電であればブレーカーが原因であることが多く、地域的な停電なら電力会社が原因の場合があります。
停電が起こったらまずやるべきことその2 ■ブレーカーの電源を切る
停電範囲の確認が済んだら、ブレーカーの電源を切り電化製品のコンセントを抜きましょう。急に電力が通るとショートしたり、溜まっていた電力が一気に動き出すことで発火の原因になったりします。
そして電化製品、電熱器具などに衣類が触れていないかも確認しましょう。再通電時にコンセントなどから出た熱や火花が衣類に燃え移る、通電火災の原因になってしまいます。
停電が起こったらまずやるべきことその3 ■停電の情報を集める
停電が電力会社によるものである場合は、ホームページなどで発生日時や復旧までの目安時間などが情報公開されます。
SNSなどで情報を拡散している人もいるので、こまめにチェックしましょう。
これは必ず厳守しよう 停電中に注意すること
停電中に注意することその1 ■冷蔵庫の無駄な開閉
停電時に冷蔵庫を何度も開閉してしまうと、冷蔵庫内部の温度がすぐに上がってしまいます。停電がどれくらい長引くかわからない停電初期では冷蔵庫の開閉は控えましょう。
一般的に停電してから3時間程度は冷蔵庫内の冷たさを保ちます。逆にそれ以上停電が長引く場合は腐ってしまいそうな食材を調理するなどの対策が必要です。
停電時はなるべく保存食などを食べて冷蔵庫や冷凍庫の冷たさを損なわないよう気をつけましょう。保存食などの防災グッズ収納についてはこちらの記事をご参照ください!
防災グッズの収納アイデア12選!収納のポイント・収納場所・おすすめアイテムまで | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/1263万が一の災害時のために備えておきたい防災グッズは、いざというときにすぐに取り出せる場所に収納することが大切です。防災グッズの収納のポイントや、上手な収納実例、おすすめアイテムなどを詳しくご紹介します。
停電中に注意することその2 ■体温調節
停電中は普段使用している冷暖房器具が使えません。停電によって身動きが取れなくなりますので、特に真夏や真冬は体温調節をしっかりと行いましょう。
夏は水分補給、冬は体を冷やさないよう気をつけなくてはいけません。小さい子供は体温調節が難しい場合もあるのでしっかりと管理してあげる必要があります。
停電中に注意することその3 ■火を使うときは換気をする
家がIHクッキングヒーターの場合、停電時は調理できなくなってしまいます。その場合はカセットコンロなどを使用することになりますが、換気扇も動かないので換気に注意しましょう。
窓をしっかりと開けて空気を入れ替えながら火を使わないと、一酸化炭素中毒などに陥ってしまう危険があります。
停電対策に関するよくある質問
■停電中は冷蔵庫を開けても大丈夫?
停電中は冷蔵庫や冷凍庫の開閉は極力控えた方がよいでしょう。
詳しくは こちらをご覧ください。
■停電対策に必要な保存食は何日分?
停電対策として必要な保存食を最低3日分は用意しましょう。
詳しくは こちらをご覧ください。