本記事では、ノートパソコンの掃除方法を解説していきます。
・ノートパソコンの掃除の注意点
・キーボードの掃除方法
・ディスプレイ・外側の掃除方法
・内部の掃除方法
手順と一緒におすすめの商品も紹介しているので、ぜひご覧ください。
パソコンの他、周辺機器の掃除方法は下記の記事で解説しています。
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ノートパソコンの掃除の注意点 ノートパソコンの掃除にNGの道具
ノートパソコンを掃除する時、電気屋さんや専門店にある「パソコン掃除グッズ」と書いてあるものならばOKです。しかし、いくつか使ってはいけないアイテムがあるのでこちらで説明していきます。
ノートパソコンの掃除にNGの道具1 ■水・水気があるもの
ノートパソコンは精密機械なので、水はNG。ウェットティッシュも危険です。
とはいえ、乾いた布で拭くだけでは手垢などが取れないのも事実。そんな時使いたいのは、無水エタノールです。通販やホームセンター、ドラックストアで購入できます。
無水エタノールには水分が含まれていないので、汚れだけを拭き取ることができます。
PC用と書かれたウェットティッシュでもOKです。
パソコン掃除におすすめの道具 健栄製薬 無水エタノールP 500ml
キーボードや外側の掃除・お手入れに使えるアイテムです。素手で触ると手があれるので、ゴム手袋などをつけて作業しましょう。
ノートパソコンの掃除にNGの道具2 ■アルカリ性・酸性の洗剤
手垢や汚れが落ちない時、洗剤を使いたい人もいるかもしれません。しかし、アルカリ性や酸性の洗剤はノートパソコンの表面を溶かすリスクがあります。絶対に止めましょう。
中性洗剤であれば、無水アルコールで薄めて使うこともできます。その時は、綿棒を湿らせて軽くふき取るだけにしておきましょう。できれば専用のクリーナーで拭き取った方が安心です。
ノートパソコンの掃除にNGの道具3 ■室内用掃除機・ドライヤー
キーボードの間にホコリやゴミが入り込むと、掃除機で吸い込みたくなるもの。その時、室内用の掃除機を使うのは危険です。
PC用の掃除機を使いましょう。エアダスターを使ってホコリを掃除することもできます。
また、ノートパソコンに飲み物をこぼしたときにドライヤーを使うのもNG。温風は故障の原因になるし、冷風・送風も飲み物の成分を固くこびりつかせるリスクがあります。
もしノートパソコンに水分が入り込んでしまった時は、修理専門店に任せましょう。
ノートパソコンの掃除にNGの道具4 ■雑巾・タオル・ティッシュペーパー
ノートパソコンを拭くときは、電化製品用のクロスを使いましょう。軽く拭くだけなら、眼鏡拭きでもOKです。
しかし、眼鏡拭きを使うときは、ゴシゴシと強く拭くのはNG。タオルやハンカチほどではなくとも、傷がつきやすいです。
拭き方に関わらず使ってはいけないのは、雑巾・タオル・ティッシュペーパー。
肉眼には見えなくとも、細かい傷がついてしまうので絶対に止めましょう。
キーボードの掃除方法
ノートパソコンのキーボードが汚れる原因は、皮脂や油汚れ。内部に髪の毛やホコリが入り込んでいることもあります。そのままにしておくと、不衛生なだけではなく故障の原因になるので定期的な掃除の習慣をつけましょう。
キーボードの掃除方法1 ■キーボード掃除におすすめの道具
キーボードを掃除するためには、専用の道具やパソコンを傷つけない日用品が必要です。
キーボード掃除におすすめの道具1 エレコム エアダスター 逆さ使用OK
パソコンの表面のホコリを吹き飛ばすのに使います。キーボードに使うのであれば、ノズル付きのものがおすすめです。キーボードの隙間に入り込んだホコリも飛ばしてくれます。
キーボード掃除におすすめの道具2 平和メディック すきまスッキリ綿棒 とんがりタイプ
コットンなので、液晶を拭くことはできませんが、キーボードの細い隙間を掃除するのに便利です。無水エタノールと組み合わせると、表面の皮脂を取るのにも役立ちます。
キーボード掃除におすすめの道具3 COLORCORAL スライム型クリーナー
スライム状のクリーナーは100均でも買えますが、繰り返し使えるタイプもあります。キーボードの表面だけではなく、隙間の汚れも取り除いてくれます。
キーボード掃除におすすめの道具4 Bopika PCキーボード掃除機 ハンディークリーナー
アタッチメントを付け替えることで、ブラシと吸引を使い分けられるクリーナーです。飲み物をこぼしたときにも便利です。
キーボードの掃除方法1 ■キーボード掃除の手順
キーボードを掃除する時は、まずはキー部分の汚れを拭き取ります。
次にエアダスターなどで隙間に入り込んだホコリを吹き飛ばしましょう。
【キーボード掃除の手順】
1:ノートパソコンの電源を落とす
2:綿棒・専用クリーナーなどでキーボードの表面を拭く
3:エアダスター・スライム状のクリーナーなどでキーボードの隙間を掃除する
キーボードの隙間を掃除したい時は、歯冠ブラシや付箋・セロハンテープを差し込んでもOK。綿棒を差し込む時は、先端が欲しくなっているタイプを選びましょう。
また、キーボードの表面の汚れが落ちない時には、無水アルコールを浸した綿棒で拭き取るのもおすすめ。水で拭くのは故障の原因になるのでNGです。
ディスプレイ・外側の掃除方法
ディスプレイ・外側の掃除方法
テレワークで通話会議が増える今日、液晶ディスプレイもツバで汚れがちです。静電気によってホコリも付着してしまいます。手で触れれば当然皮脂や指紋がつきます。気になった時点ですぐにふき取ることにしましょう。
パソコンの外側も、手で触れることが多いので汚れがちです。一緒にふき取ると衛生的ですよ。
ディスプレイ・外側掃除におすすめの道具1 Micro Solution クリーニングクロス・超極細繊維マイクロファイバー
マイクロファイバークロスなので、ふき取るだけで汚れが落ちます。軽い力でゆっくり拭いていくのがポイントです。
ディスプレイ・外側掃除におすすめの道具2 サンワサプライ 液晶画面クリーナー CD-KSP1
クリーナーとクロスがセットで汚れが良く落ちるアイテムです。帯電防止効果もあります。
ディスプレイ・外側掃除におすすめの道具3 エレコム ウェットティッシュ 液晶用 クリーナー
大容量でコスパが良い使い捨てのクリーナーです。汚れが気になる部分を軽く拭くだけOKです。開封するとやや乾きやすいので、毎日贅沢に使いましょう。
ディスプレイ・外側掃除におすすめの道具4 エレコム パソコン用ディスプレークリーナー SMOPPY(スモッピー)
ディスプレイをさっと拭いてホコリを取り除くモップです。立てるタイプなので収納しやすいですよ。
ディスプレイ・外側掃除におすすめの道具5 エレコム クリーナー ブラシ
柔らかい毛先で優しくディスプレイを拭くブラシです。キーボードの隙間に使う固い毛先に付け替えることもできます。
ディスプレイ・外側の掃除方法2 ■ディスプレイ・外側掃除の手順
ディスプレイや外側は拭き掃除が基本です。
パソコン専用のきめ細やかなクロスやモップを用意しましょう。軽く拭くだけならメガネ用のクロスでもOKです。
【ディスプレイ・外側の掃除の手順】
1:ノートパソコンの電源を落とす
2:専用クリーナー・モップなどで液晶ディスプレイを拭く
3:専用クリーナー・モップなどで外側を拭く
拭き掃除だけでは汚れが落ちない時には、専用のクリーナーを使います。水で拭くのは故障の原因になるのでNGです。家電用でないウェットティッシュも、細かい傷の原因になるので止めましょう。
強い力で拭き取るのではなく、軽い力でゆっくりとこするとよく落ちます。
内部の掃除方法
ノートパソコンの内部を掃除するためには、キーボードを分解する必要があります。これは業者以外には難しいので、自分でやるのはおすすめしません。
内部の掃除方法1 ■内部掃除におすすめの道具
ノートパソコンを分解せずに内部を掃除するためには、風で吹き飛ばすのがおすすめです。
パソコン内部の掃除におすすめの道具1 エレコム エアダスター 不燃性 200ml AD-1234M
パワフルで内部までしっかりと届くエアダスターです。細いノズルなので、キーボードの隙間が小さくてもOKです。
パソコン内部の掃除におすすめの道具2 ナカバヤシ Digio2 エアダスター ノンフロン トリガータイプ 逆さ使用OK
ノズル付きのトリガータイプのエアダスターです。握りやすいので長時間使っても疲れません。
パソコン内部の掃除におすすめの道具3 サンワダイレクト 電動エアダスター コードレス 充電式
風量を二段階で調整できるエアダスターです。充電できるので何度でも使えます。
パソコン内部の掃除におすすめの道具4 サンワサプライ USBポートクリーナー
USBポートに抜き差しして掃除するクリーナーです。USBポートにはエアダスターを使えないので、専用アイテムが必要になります。
内部の掃除方法2 ■内部掃除の手順
キーボードの隙間からエアダスターを使うことで、ある程度内部の汚れを吹き飛ばすことができます。
この時、室内用の掃除機を使うとパソコンが痛んでしまいます。息で吹き飛ばすのも、唾液が入ってしまうので止めましょう。
USBポートにはエアダスターは使えませんが、専用のクリーナーが用意してあるのでそちらを使えばOKです。
これ以外の方法でノートパソコンの内部を掃除するためには、キーボードやバッテリーを分解する必要があります。
専門知識・道具がない人が分解するのは故障の原因なので危険。この場合の故障はメーカーの保証外になるので、修理費用が高額になってしまいます。
専門の業者に頼んだ方が安全で、修理よりは安くすみます。
ノートパソコンの内部掃除は専門業者がおすすめ ノートパソコンの内部清掃の業者を選ぶポイント
パソコンの清掃を依頼した時には、下記の条件を満たしているかを確認して選ぶのがおすすめです。WEBサイトやチラシを参考に選びましょう。
【パソコン修理・清掃業者を選ぶコツ】
・パソコン整備士協会による認定資格を取得している
・メーカーから修理・訪問を委託されている
・作業内容別に費用が掲載されている
利用者の口コミなども参考になります。