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浴槽の汚れの6つの原因と掃除方法

浴槽の汚れの6つの原因と掃除方法

浴槽(バスタブ)の汚れの原因と、カビを生やさない掃除方法についてまとめています。お湯だけでできるひと工夫や、風呂釜の掃除方法、ヘアピンなどでできる赤茶色のもらいサビを落とす方法についても解説しています。


浴槽(バスタブ)は、ちょっと気を抜いていると、落としにくい頑固な汚れがたまってしまいます。気がついた時には、お湯が入っていた浴槽のフチまで汚れのラインがぐるっとついてしまうこともよくありますよね。
手で触ると、ねとねとして気持ち悪い汚れの時もあります。

浴槽が汚いままだと、清潔にするためにお風呂に入っているのに、汚いお湯にわざわざ入っていることになってしまいます。大腸菌やレジオネラ菌は特にお風呂で繁殖しやすい菌なので、清潔にはいつも注意したいですよね。

また、原因不明の赤茶色の汚れが浴槽の時々つく場合があります。この汚れは一体どこから来るのでしょう?今回は、お風呂の浴槽(バスタブ)の汚れの原因と、掃除方法について調べてみました。

浴槽の汚れの6つの原因

1 皮脂汚れ

お風呂に入った時に、皮膚や体毛がふやけて身体から取れます。人の身体から出たアカや細かい髪の毛などは、だんだん端のほうに流れていって湯船にくっつきます。
この皮脂汚れと、水道水の成分や雑菌が一緒になって浴槽の汚れとしてたまっていくのです。家族が多いと、皮脂汚れも人数分多くなります。

毎日、最後にお風呂から出る人が、湯船の中をシャワーで洗うだけでなく、洗剤をつけて洗うようにしましょう。雑菌が増えるので、お風呂からお湯を抜いた時に掃除をするのがベストです。

しかしお風呂掃除の時間が無かったり、いつもお掃除する人が同じ人になってしまって家族間でモメる場合もありますよね。お風呂掃除は、夏は男性や子どもでもやりたがりますが、冬は寒いので家族の間で誰がするかケンカになってしまうこともあるでしょう。
そのような場合は、週に一度のお掃除でしっかり洗い落としましょう。

2 水アカ

水道水の中には、さまざまなミネラル分が含まれています。
そのミネラル分が水アカの原因となっているのです。

川から流れてきた水には、カルシウムやマグネシウム、珪酸(ケイ酸)などが含まれていますが、浄水場でもこれらは人体に害があるものではないので、取り去らずにそのまま家庭に流しています。
ミネラル分が多い水ほど硬水といって、栄養分が豊富に含まれている水になります。
全くミネラル分が無いと、水としては美味しくなくなってしまうのです。

水道水に入っているカルシウムは、水が蒸発すると炭酸カルシウムになります。
炭酸カルシウムは石灰石とも呼ばれていて、栄養アップや膨張剤、着色料などのために食品添加物として使われています。

水道水に入っているマグネシウムは、水が蒸発すると炭酸マグネシウムになります。
炭酸マグネシウムは、胃薬や便秘薬の中によく入っている成分です。

珪酸は、水が蒸発すると二酸化珪素(別名シリカ)になります。
二酸化珪素は、カップラーメンなどの粉末調味料の中に入っているもので、粉が固まってしまわないようにするものです。

このように水アカの成分は人体に有害なものではないのですが、水に溶けなかったカルシウム、マグネシウム、珪素が浴槽に残って水アカとなっていきます。

3 石鹸カス

「石鹸カス」という名前だけ聞くと、石鹸が小さくなったもので汚くないように思えるかもしれません。
実は「石鹸カス」は石鹸のカケラのことではなく、石鹸だけでできているのでもありません。
「石鹸カス」は、石鹸やシャンプーの成分や皮脂汚れが、水道水の中に入っているカルシウムやマグネシウムといった金属イオンと反応してできる汚れです。
湯船の縁や、石鹸の泡が飛び散った部分にできやすい傾向があります。

石鹸カスが浴槽にくっついて、すぐに洗い落とせば良いのですが、そのまま放置していると落としにくくなってしまうので注意が必要です。

4 水道管や換気扇のサビ

浴槽でサビなんて出るの?と思うかもしれませんが、水道管が古くて湯船にサビが出てくる場合があります。
また、水栓金具や蛇口のメッキが取れてサビが出るケースもあります。
また、天井に設置してある換気扇の中がサビていて、換気扇をまわすたびに少しずつサビが振ってくるなんてこともあります。

また、風呂釜や配管の中の銅が溶け出して、皮脂汚れと一緒になり青い汚れを作る場合もあります。
銅が新しい場合に特に出やすいので、おさまるまでは、こまめに浴槽を洗ってください。

水道管や換気扇、風呂釜といった設備ではなく、サビがお風呂につく場合もあります。
ヘアピンなどの金属をお風呂に置いてしまうと、サビが浴室について跡になるケースがありますので気をつけましょう。

5 入浴剤

お風呂に入れる入浴剤は、「炭酸水素ナトリウム」や「硫酸ナトリウム」でできています。「炭酸水素ナトリウム」は、エコ洗剤としても知られている重曹のことで、「硫酸ナトリウム」は食品添加物や医薬品としても使われている物質です。
どちらも水に溶けると透明になります。そのため、入浴剤には香料や着色料が入っており、場合によっては着色料が浴槽につく場合があるのです。

バスタブについてすぐであればお風呂用の洗剤で洗えば取れるのですが、うっすら色がついたことを気づかないままに過ごしていると、気がついた時にはくっきりと色がついてしまう場合もあります。
お風呂用の洗剤や、クリーム洗剤で取れない場合は、塩素系漂白剤やカビキラーなどを使用すると取れます。

6 黒カビ

浴槽の中よりも、浴槽と壁の継ぎ目やタイルとタイルの間の目地に発生しやすいのが「黒カビ」です。かびは5度から35度の間であれば発生しますが、特に元気になるのが25度前後です。
逆に36度以上になると、熱すぎて活動がストップします。お風呂では40度前後に温められたお湯が、少しずつ冷えて25度近くになり、カビが生えやすくなるのです。

また、湿度が高いほどカビは発生しやすくなります。湿度80%以上になるとカビは爆発的に増加してしまいます。お風呂はお湯があるので、いつも湿度は高く、皮脂汚れや雑菌もあるのでカビにとっては好都合なのです。

黒カビが発生する前に出るピンクの「ロドトルラ」

お風呂場やキッチンで、ピンク色の汚れを見たことがないでしょうか。
これは「ロドトルラ」という酵母菌で、カビではありませんがカビが発生する前によく出るピンク色の汚れです。
「ロドトルラ」が出ている場所は、そのままにしていると黒カビが生えてきます。
「ロドトルラ」はヌメヌメしていますが、お風呂用洗剤で洗えば簡単に除去することができます。

お風呂のカビを取る掃除方法6つ!浴室全体・浴槽・天井など場所別にも解説

https://taskle.jp/media/articles/385

お風呂掃除で一番大変な、カビの取掃除についてお教えします。強力な塩素系洗剤を使うポイントや、ミョウバンや酸素系漂白剤、消石灰を使ったカビ取り方法について解説しているほか、カビを生やさないための毎日の工夫についても説明します。

毎日の浴槽の掃除方法

1 熱めのシャワーで洗い流す

カビが活発になるのは、温度が25度前後の時です。36度以上になると活動がストップし、50度以上になると多くのカビ菌は死滅します。カビ菌には多くの種類があるので、シャワーの高温で全てを死滅させることは難しいですが、熱めのシャワーでかなりのカビ菌を抑制できます。

今日からお風呂から出る時に、家族全員が浴槽にシャワーを当ててみましょう。カビ菌を死滅させるために、なるべく高い温度のシャワーをカビが生えやすい場所にかけ続ければ、確実にカビは減っていきます。
気をつけなくてはいけないのが、シャワーの温度です。高い温度のお湯を出す時には、火傷しないように注意してください。

カビ菌は死んでも、黒い汚れは残ります。塩素系漂白剤やカビキラーなどで黒い部分をキレイにしてください。

2 お風呂用中性洗剤をスポンジにつけて洗う

毎日のお風呂掃除は、お湯で流れをざっと流すだけでなく、お風呂用中性洗剤をスポンジにつけて洗いましょう。浴槽のフチに汚れがこびりついて、なかなか取れない場合は泡タイプの洗剤を使いましょう。
泡を浴槽汚れがひどい部分にしばらくとどめておくことで、汚れを分解させるのです。

クリームクレンザータイプの洗剤は、細かい研磨剤が入っているため、浴槽は目には見えませんが小さな傷がついてしまいます。汚れも落ちますが、浴槽も削れているのです。そのため毎日のお掃除はクリームクレンザーではなく、お風呂用の中性洗剤にしてください。

3 洗い落とせない汚れや黒カビはカビキラーか塩素系漂白剤

4 50度以上のお湯を1カ所につき5秒かける

NHKの番組で取り上げられたことで広く知られるようになったのが、50度のお湯でカビを撃退する方法です。浴室のカビを、お湯だけで撃退できるなら楽ですよね。

カビは高温が苦手です。

一番活発になるのが25度で、36度以上になると活動しなくなり、50度近いお湯になってくると死滅します。そのため、50度以上のお湯を1カ所につき5秒かけてください。
40度代のお湯だと効果が半減してしまうので、必ず50度以上を心がけましょう。浴槽には50度で5秒が目安ですが、ゴムパッキンのカビを死滅させるには90秒以上かける必要があります。火傷をしないようにしてくださいね。

目安は一週間に一度です。なぜ一週間かというと、胞子からカビに成長するまでに1週間から10日かかるからです。カビに成長した頃に撃退するように習慣づければ、浴槽のカビもグッと減りますよ。

カビ菌自体は死滅していても、カビの黒い色は自然には消えていきません。また、入浴剤やバスソルトなどで浴槽のフチに色や汚れがついてしまうこともあります。通常のお風呂用の中性洗剤で落とせない汚れがあったら、塩素系漂白剤かカビキラーといったカビ取り用のお掃除をしてみましょう。

塩素系漂白剤やカビキラーを使用する時には、刺激臭がするので、風呂場の窓を開けたり換気扇をつけるなどして風通しを良くしてください。塩素系漂白剤やカビキラーは、とても刺激の強い洗剤なので、手袋をするのも忘れずに。

また、洗剤が目に入ってしまわないように、ゴーグルをつけたりマスクをつけるのも忘れずにしましょう。

1ヶ月に1度の浴槽の掃除方法

クエン酸で一晩つけ置き洗い

水アカや石鹸カスは「アルカリ性」の汚れなので、「酸性」の洗剤でやっつけましょう。普通のお風呂の洗剤は「中性」なので、アルカリ性の汚れは落としきれません。「酸性」の洗剤を使用してください。

お風呂の掃除で使う「酸性」洗剤と言えば、クエン酸です。同じエコ洗剤でも、重曹やセスキ炭酸ソーダは「アルカリ性」の洗剤なので気をつけてくださいね。

クエン酸を用意したら、お風呂ののこり湯にカップ1杯入れるだけです。よくお湯をかき回して、クエン酸を水に溶かしてください。そして、一晩そのまま放置します。洗面器やオケ、お風呂場の椅子なども一緒に入れておくと水アカや石鹸カスがキレイさっぱり落とせますよ。

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風呂釜掃除のついでに浴槽の掃除

風呂釜からドロドロしたものが出てきたら、それは湯アカのかたまりです。風呂釜掃除をする場合は、「酸素系漂白剤」を使用します。「酸素系漂白剤」はアルカリ性の粉末で、「過炭酸ナトリウム」という名前でも呼ばれています。
アルカリ性の洗剤は、皮脂汚れなどのタンパク質汚れを取ってくれるのです。

風呂釜掃除はお風呂の残り湯を利用して、風呂釜の中を掃除しますが、その時に一緒に浴槽もピカピカにしてしまいましょう。大理石のお風呂や、檜風呂は「酸素系漂白剤」は使用できませんので注意しましょう。

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1つ穴の風呂釜掃除

新しくお湯を入れて掃除しても良いのですが、入浴剤を使っていなければお風呂の残り湯も使えますので有効活用してください。まず、お湯が出てくる穴よりも5センチ以上の高さに水を入れてください。
そして、「酸素系漂白剤」を250グラム入れます。お風呂の温度が高いままのほうが、漂白剤はよく溶けます。お湯をよくかき回して、全体的に溶かしてください。

次に普通にお風呂を追い焚きします。40度以上であれば何度でもかまいません。沸かすことでお湯が循環するため、風呂釜に酸素系漂白剤が入っていくのです。お湯が熱いと追い焚きできないので、まだ温かい場合には一度温度が下がってから追い焚きしてください。
一緒に洗面器や、風呂の椅子、手桶などを浴槽に入れておくと汚れを落とすことができます。

このまま3時間以上放置します。一晩でもかまいません。放置し終わったら、再度追い焚きしてお湯を抜きます。入れた洗面器なども、外に出しておいてください。

全部お湯お出し終わったら、ホースやシャワーを使って、穴の中に水を勢い良く入れます。中にたまっている汚れを出す勢いで、水を強く流してください。

最後に浴槽に栓をして、3分ほど風呂釜からお湯を出します。いつものように、お風呂にお湯を入れるようにして、3分経過したら給湯をストップさせると良いでしょう。風呂釜の中から汚い水が出て来るので、洗い流せば完了です。

2つ穴の風呂釜掃除

2つ穴の場合は、上にある穴から温められたお湯が出てきて、下の穴は冷たい水を吸って風呂釜の中で温める役割をしています。まず最初に、下の穴に雑巾をれてふさぎます。汚れるので、綺麗なタオルは使用しないでください。

ヤカンや湯沸かしポットで50度以上のお湯を用意したら、上の穴に「酸素系漂白剤」50グラムとお湯を入れます。お湯が穴からあふれてきたら、もうお湯を入れる必要はありません。

1時間経過したら、下の穴に詰めた雑巾をはずしましょう。そして、上の穴にホースなどで勢い良く水を入れてください。ドロドロした湯アカが全部出るまで水を流してください。

浴槽の赤茶色の汚れを落とす方法

「もらいサビ(錆)」という言葉を聞いたことがありますが?これは、他のものが原因でサビがついてしまうことを言うのですが、よくお風呂にできた赤茶色のサビのことを指します。

マンションなど、多くのお風呂はFRPというプラスチック樹脂でできているためサビることはありません。しかし、他でできたサビがくっつてしまい赤茶色になる場合があるのです。
浴槽のもらいサビは、風呂釜や水道管の中から来る場合もありますし、換気扇のサビが降って来ることもあります。また、女性の場合一番多いのがヘアピンなどの金属製のピンを浴室に置いたままにしてしまうケースです。

水道水に鉄分が多いと、何回掃除をしても「もらいサビ」が出てしまいます。

赤茶色の「もらいサビ」は還元型漂白剤で落とす

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「花王ハイドロハイター」を使うと、もらいサビが綺麗に落とせます。50から70度程度の熱いお湯にハイドロハイターを混ぜて、綿棒や布でもらいサビが気になる部分に塗っていきます。サビが取れて20分程度経ったら、水を流して完了です。

還元型漂白剤は、もらいサビをよく落としますが浴槽の表面にもダメージを与えてしまいます。使いすぎに気をつけましょう。

ハイドロハイター以外にも、TOTOから出ている「らくらく錆落とし」も、もらいサビに効果があります。

「もらいサビ」が出続ける場合

掃除をしてせっかく「もらいサビ」を綺麗にしても、すぐに再び「もらいサビ」がついてしまう場合があります。そのような場合は、
・水道管が古くて、水と一緒にサビが出て来る
・風呂釜の内部からサビが出て来る
・換気扇が古くて上からサビが落ちてきている
といったことが考えられます。

水道管であれば、キッチンや洗面所の水からもサビが出て来るはずです。お風呂だけサビが出るようであれば、風呂釜かもしれません。換気扇かどうかは、風呂の蓋を見るとわかります。
原因が自分では突き止められない場合、マンションの管理会社やお風呂掃除のプロなどに聞いてみましょう。工務店に直接聞いてしまうと、交換しなくても良い工事をさせられる危険性もあります。

きちんと原因を自分で突き止めてから、工事を依頼してください。

浴槽の長年の汚れのシミを落とす方法

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「お掃除ソムリエ」シリーズは、ハウスクリーニング業者も使用している洗剤です。高額な洗剤になりますが、一般の浴室用洗剤では落ちない頑固な汚れも、プロ用洗剤であればしっかり落とすことができます。

使い方は簡単で、最初にサッと浴槽をシャワーで流して目立った汚れを落とします。
手が荒れるのでゴム手袋をした上で、「お掃除ソムリエ」のA液とB液を「1:1」の割合でミックスしてください。
ミックスしてできあがった洗剤をスポンジにつけて、気になる部分をゴシゴシ洗います。汚れが取れたら浴槽を水洗いして完了です。

しかし、これでも綺麗にならない場合は、キッチンペーパーに洗剤を染み込ませて湿布のように数時間そのまま放置します。5、6時間以上放置しますが、その間に洗剤が乾いてしまわないように、時々チェックしてください。
洗剤が乾燥いていたら、スポンジなどで再びキッチンペーパーを洗剤で湿らせます。
時々キッチンペーパーを剥がしてみて、綺麗になっていたらキッチンペーパーをはずして浴槽を水洗いします。

一般的なFRP浴室用と、ホーローや人工大理石のお風呂用の2タイプがあります。

浴槽の掃除をプロに頼んだ時の相場

お掃除のプロに頼む場合、浴槽内だけの掃除というコースは無いので、浴室全体のお掃除を頼むことになります。お掃除してくれる内容は、浴槽や床、壁、天井はもちろん、鏡や蛇口の水垢落としもやってもらえます。
また、オプションとして浴槽の側面のエプロンを外して、長年たまった汚れも綺麗にしてもらえます。

お値段は、浴室内のクリーニングだけだと1万円から1万5,000円程度です。オプション料金としては、エプロンを外してのお掃除は、プラス3,000円から5,000円程度になります。
高圧洗浄機を使用するかどうかによっても、価格が多少変化します。

まとめ

今回は、浴槽(バスタブ)の汚れの原因や掃除方法について調べてみました。

浴槽の汚れといってもさまざまな種類があり、普段のお掃除は中性洗剤を使用しますが、水アカなどの「アルカリ性」の汚れにはクエン酸などの「酸性」の洗剤を使用する必要があります。
酸素系漂白剤を上手に利用して浸け置くだけで浴槽を綺麗にする方法も、普段の掃除に取り入れてほしい方法です。

また、カビは熱いお湯で死滅することもわかりました。週に1回50度以上のお湯を、1つの場所に5秒以上シャワーします。これを続けると、カビ菌が成長できず死滅させることが可能です。

お風呂場にできる赤茶色の汚れは、「もらいサビ」という錆の一種です。花王のハイドロハイターやTOTOのらくらく錆落としを使用しても、次々錆が出て来るようであれば、浴槽ではなく換気扇や水道管、風呂釜などが原因かもしれません。

お風呂場の掃除は、水場なので体力が必要になります。特に冬場は寒く、体調が弱っている場合や、お腹に子どもがいる場合はきつい仕事になります。他の家族にお風呂場の掃除をしてもらったり、掃除のプロにお願いするようにしましょう。

お風呂は大腸菌や雑菌が繁殖しやすい場所ですので、いつも清潔にしておきたいですね。

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