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空き家整理は自力?業者?業者選びのコツや相場って?

空き家整理は自力?業者?業者選びのコツや相場って?

空き家の整理は自力で行うこともできますが、大きい不用品が多かったり、放置された時間が長いようであれば専門業者への依頼がおすすめ。本記事では、空き家の状態に合った業者の選び方や、費用相場を解説しています。これから空き家を整理する人におすすめの記事です。


空き家を整理はなぜ必要?解体前でもやるべき?

空き家とは1年以上誰も暮らしていない状態のこと。放置時間が長ければ長いほど、不法侵入のリスクがありますし、草木が生い茂り、害虫が発生しているかもしれません。状態によっては倒壊の可能性があるので、自力での片付けが困難です。

犬や猫が入り込み糞尿で汚染されてしまっている場合や、ゴミ屋敷化してしまっている場合は、特殊清掃などの専用業者が必要になります。

住人がいなくなってからすぐに整理する場合なら、自力での対処も可能ですし、片付け業者や遺品整理業者に依頼することがおすすめ。害虫が発生しているのであれば、特殊清掃業者の方がいいでしょう

もし空き家を解体するのであっても、解体の前には整理が必要です。解体業者は家にあるものをすべて不用品として処分するので、貴重品や思い出の品も処分されてしまいます。

「大切なものを回収したので、古い家具はいらない」といった場合であれば、そのまま置いておいてもかまいません。ただし、家の中に家財が残っていると、解体業者への依頼料が上乗せされることもあることに注意しましょう。

解体について考えている人は、こちらの記事で費用について解説しています。ぜひご覧ください。

空き家の整理を業者に頼む目安

空き家を自分で整理すれば、費用を節約できます。家財を粗大ごみに出したり、クリーンセンターに持ち込む形になります。

すべて片づけることは困難でも、部分的に片づけてから業者に依頼する方法もあります。状況が良い家財は、買取に出すことも可能です。

ただし、長期間放置され、害虫や倒壊のリスクがあるような空き家は自力での整理が危険です。特殊清掃業者などに整理を頼みましょう。今後は使う予定がないのであれば、貴重品を回収してから解体業者してもかまいません。

空き家になって間もない場合も「賃貸なので退去まで時間が無い」という場合なら、片付け業者・遺品整理業者への依頼がおすすめ。お部屋に特殊な汚れがついているようであれば、特殊清掃業者に依頼をしましょう。

自力で整理する際、粗大ごみなど有料の不用品が多い場合は、最初から不用品回収業者を入れた方がお得な場合もあります。自力で片づけるか、片づけないかは一度家の状況を把握してから決めるのがおすすめです。

自分で空き家を整理するポイント・手順

空き家になってすぐのお家なら、時間をかけて自力で整理することも可能です。力仕事になるので、お一人ではなく周囲の人と協力していきましょう。

現状を把握して計画を立てる

自分達で空き家を整理する前に、家の外観・内装を確認します。その時点で大量の害虫や異臭が発生しているようであれば、害虫駆除業者特殊清掃業者への依頼を検討しましょう。

「知らない間に野良猫が入り込み、糞尿被害がひどい」といった場合も、自力では消臭しきることができません。もし整理後もお家に住む予定があるのであれば、特殊清掃業者が必要です。

自力で掃除が可能なレベルかつ、倒壊のリスクもないようであれば、修復箇所・補修箇所を確認します。必要な装備やゴミ処理の日を確認し、作業の計画を立てていきましょう。

不用品を処分する

空き家の中の家財は、必要なもの・不要なものに分別します。すぐに決められないものは保留とし、仕分けに時間をかけないことがポイントです。

保留にした家財は保管期間を決めておきましょう。無期限で保留にしておくと、必要・不要を決められなくなります。

不用品の中で、家電・家具・衣服などは状態が良ければ売りに出すこともできます。仏壇や神棚など、処分に抵抗があるものは供養に出しましょう。

不用品の量が多いようであれば、不用品回収業者に依頼をするのもおすすめ。不用品回収業者ならば、トラック積み放題プランを提供しているので、一つ一つ一般ごみや粗大ゴミに出すより安く終わらせることができる可能性があります。

清掃する

整理がひと段落したら、掃除機やホウキで掃除をしていきます。この時、水が使えないと作業が困難なことに注意しましょう。水道が止まっている場合は、自力での掃除をあきらめる目安にするのもおすすめです。

清掃の際には、軍手や汚れてもいい服装をしておきましょう。

原状回復作業を行う

"き家の整理と清掃が終わったら、原状回復作業に移ります。

壁や床、窓や水道・電気設備などの修理・修繕箇所を確認していきます。治す場所を把握した後は、リフォーム業者など、専門業者に依頼しましょう。

お家の内部の確認が終わったら、外装の改修を行います。塗装や外壁の張り替えなど、大規模な作業になります。

改修に関わる業者を呼ぶ際には、近所に騒音が漏れてもいいような時間帯を選ぶことが大切です。

空き家の整理におすすめの業者

空き家の整理にお勧めの業者は、放置時間や状況によって変わるもの。ここでは、整理におすすめの業者の種類とメリット・デメリットを解説していきます。

不用品回収業者

空き家の中の整理が終わっているのであれば、不用品の回収・処分だけを不用品回収業者に依頼するのがおすすめ。

粗大ごみなど有料のゴミが多いようであれば、自力で処分するより業者を挟んだ方がコストを抑えられる可能性があります。

不用品回収業者への依頼料は不用品の量と作業量で変わります。そのため、運搬ルートが確保されていたり、空き家の近くに駐車場があるなど、作業時間を短縮できる場合も費用を節約できます。

【どんなケースにおすすめ?】
  • 空き家内の不用品の仕分けが終わっている
  • 処分する不用品の量が多い
  • 特殊な清掃・リフォーム・解体が必要ない

片付け業者

空き家が放置されて間もない状態で、害虫が大量に発生したり、倒壊のリスクがないのであれば、片付け業者に頼むのが一般的です。

空き家内の不用品の仕分け・回収・処分とその後の清掃を行ってくれます。不用品の状態が良ければ、買取に応じてくれる業者もあります。

その他、片付け業者と看板を出していても解体・リフォームに対応していたり、不動産の仲介を行ってくれたりする業者もありますので、状態に合わせて選びましょう。

作業量が多ければ多いほど費用は高くなりますが、作業別に別の業者に頼むよりは一つの業者に頼んだ方がスムーズですし、節約になる可能性があります。相見積もりを作成して相場を把握しましょう。

【どんなケースにおすすめ?】
  • 空き家の中に害虫がおらず倒壊のリスクが無い
  • 空き家の中の不用品の仕分けをしたくない
  • 特殊な清掃・リフォーム・解体が必要ない

遺品整理業者

住人が亡くなったことで空き家になったのであれば、遺品整理業者に依頼をしましょう。

不用品と遺品の仕分け・回収・処分・買取その後の清掃を行ってくれます。

作業内容は片付け業者と似通っていますが、遺品に関する専門知識があることがメリット。家の中のものはすべて遺品として丁寧に扱ってくれますし、仏具などの買取にも応じています。

遺品整理業者の詳細や選び方については、こちらの記事で解説しています。

なお、清掃の内容は通常のハウスクリーニングと同レベルであることが多いので、体液や血液で家財が汚れてしまっている場合には、特殊清掃業者が必要になります。

【どんなケースにおすすめ?】
  • 空き家の中に害虫がおらず倒壊のリスクが無い
  • 遺品の整理ができない・やりたくない
  • 供養してほしい不用品がある
  • 特殊な清掃・リフォーム・解体が必要無い

特殊清掃業者

空き家が長く放置されており、ゴミや害虫が大量にあるようであれば、自力での対処は困難です。特殊清掃に依頼しましょう。犬猫が入り込んで、糞尿の被害が深刻な際も必要です。

孤独死や事故死など、お部屋に体液などの汚れが残るような死因だった場合にも、特殊清掃の担当になります。

遺品の整理・処分はもちろん、清掃には専門知識と資材が必要になるので、遺品整理業者や不用品回収業者では対応できないためです。

専用薬剤による徹底清掃や消臭だけでなく、解体・リフォームも駆使して、原状回復作業をしてくれます。

【どんな人におすすめ?】
  • 放置時間が長く害虫が大量に発生している
  • 犬や猫の糞尿・傷跡による被害が深刻
  • ゴミ屋敷化している
  • 孤独死・事故など突発的な形で人が亡くなった

解体業者

空き家を解体する予定があるのであれば、不用品の処分は解体業者に依頼することもできます。

ただし、空き家に残った家財の仕分け・整理は対応していないため、すべて不用品として処分されることになります。貴重品の捜索が入ることもないので「箪笥の中の重要書類がそのまま処分されてしまった」といったケースもあり得ます。

解体と不用品の処理は別の作業になるので、別途料金も必要です。

そのため、解体業者に関しては「空き家の整理は自分達で行い、家財の処分だけを任せたい」というケース以外はおすすめしません。

業者に空き家の整理を依頼するポイント・手順

業者に空き家の片付けを依頼する際には、まず種類を決めます。不用品回収業者、片付け業者、遺品整理業者、特殊清掃業者のどこが適切か、目的別に選びましょう。解体の予定があるのであれば、自力で処分できるものを処分した上で解体業者に遺体することもできます。

どの業者に依頼するか決めたら、相見積もりを依頼して相場を把握するのがおすすめ。その後の流れは、下記のようになります。

【空き家を業者に依頼する手順】
  1. 相見積もりを作成する
  2. 作業前に業者と打ち合わせる
  3. 空き家整理に立ち会う
  4. 作業の完了を確認する

見積もりを作成する際には、現地調査や聞き取り調査が必要です。複数社に依頼して相場を把握したら、契約を交わします。

その後は作業日・時間を決めたり、配慮してほしい点を伝えましょう。自治体へ届け出がある場合は、この時点で終わらせておきましょう。

整理の当日には、指定の場所で依頼人が立ち会うことになります。作業中の確認事項は、連絡が来ることになります。

作業後は作業内容を確認し、不備や問題が無いことを確認して終了です。

空き家整理のための費用相場

空き家整理の費用は、作業内容・人数・部屋の間取りによって変わります。作業内容は部屋の状態や依頼する業者の種類で変わるので、相場を把握しづらくなっています。

【遺品整理業者の費用相場】
  • 1K……30,000円(税込)~
  • 1LDK…85,000円(税込)~
  • 2LDK…140,000円(税込)~
  • 3LDK…180,000円(税込)~
  • 4LDK…220,000円(税込)~
【不用品回収業者の費用相場】
  • 軽トラック…10,000円~20,000円
  • 2tトラック…30,000円~150,000円

このように、整理が入るか入らないかで大きく相場が変動するので、費用を安く抑えたいのであれば、ある程度自力で片づけるのがおすすめ。自力で整理できるところまで整理したら、相見積もりで相場を把握しましょう。

空き家整理のための業者の選び方

空き家の整理を依頼する際には、まず目的に合った業者を選びます。

不用品回収業者
空き家の中にある不用品の仕分けは終わっている
清掃・リフォーム・解体は不要
片付け業者
不用品の仕分け・運搬を依頼したい
清掃・リフォーム・解体は不要
遺品整理業者
不用品と遺品の仕分け・運搬を依頼したい
清掃・リフォーム・解体は不要
特殊清掃業者
放置時間が長く、害虫被害・倒壊のリスクがある
犬や猫が入り込み糞尿被害が深刻
ゴミ屋敷と化している
孤独死・事故死などの突発的な形で人が亡くなった

依頼する業者の種類が決まったら、相見積もりを依頼します。無料見積もりに対応している業者を探し、最低3社依頼するのがおすすめです。

【相見積もり時の確認事項】
  • 代表者の氏名・会社の連絡先が明確であるか
  • 料金体系が明確であるか
  • ゴミ処理のための一般廃棄物収集運搬許可証を取得しているか
  • 買取のための古物商許可証を取得しているか
  • サイトに空き家整理の実績を掲載しているか

まずは空き家整理の実績がある業者を探し、代表者氏名・会社の連絡先が明確か確認します。

次はゴミの処理や買取のために必要な資格があることを確認してから、見積もりを請求します。

見積もりを受け取ったら、料金体系や作業内容が明確であることを確認しましょう。悪質な業者ほど作業内容が曖昧で、合計費用だけを提示してきます。提示された費用が極端に安い場合は、後で高額請求を行うトラブルが多いので注意が必王です。

空き家の整理に関するよくある質問

空き家の整理は自力でできる?

空き家になって間もなくで、倒壊のリスクが無いのであれば自力での片付けも可能です。自分達で処理できるゴミだけを処分して、大き目の不用品・これからの使いたい家財は業者に依頼して運搬する、という方法もあります。自分で整理する際のポイントは、こちらの記事で解説しているので、ぜひごらんください。

整理・解体・売却のどれがお得?

空き家の状態によって変わります。まずは現状を把握しましょう。片付けや解体には自治体が補助金を出してくれることが多いので、まずは空き家バンクへの登録をおすすめします。

空き家の整理費用は安く抑えられる?

き家の整理・解体には各自治体が補助金を出しているパターンが多いです。空き家バンクに登録して手続きを行うことになるので、窓口で確認してみましょう。

自力で少しでも費用を抑えたい場合は、自分で運搬できるゴミは運搬するのがおすすめ。業者に依頼する際は、ゴミの量が多いほど高額になることが多いです。

空き家整理におすすめの業者は?

不用品回収業者・片付け業者・遺品整理業者・特殊清掃業者のいずれかがおすすめです。目的に合わせて選びましょう。

空き家に虫や猫・犬が入り込んでいる。どうすればいい?

害虫や糞尿が多い家には、入るだけでも伝染病のリスクがあります。危険なので、特殊清掃業者に依頼しましょう。特殊清掃業者に関してはこちらの記事で解説しています。

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