■トイレの大掃除のコツ

8 トイレの水タンク
トイレの大掃除で一番気になるのはタンクの中の汚れです。特に手洗い付きのトイレでは、水垢や色付きの洗浄剤がタンク内も汚してしまう他、手垢の汚れも付着することがあります。タンク内のカビは、部屋のカビと同様に喘息やアレルギーの病気の原因にもなるので1年に1度は綺麗にしましょう。
タンク内の掃除にはまず止水栓を止めることから始めまめます。マイナスドライバーで右に回してしっかり閉めたら、蓋を取って中性洗剤でタンクの中を掃除していきましょう。後は水を流してタンクの底の汚れも退治します。後は綺麗な水で流して蓋をして、止水栓を開ければ完成です。
9 便座
便座の取り外しにはコンセントを外しておきましょう。便座の取り外しは、隅にある接着部分を手前にずらして外します。蓋部分の接合部分は特に汚れているのでアルコール除菌も行って徹底的に綺麗にしましょう。
掃除が終わったらまた便座をスライドさせて本体に取り付けます。取り付けたらきちんと固定されてあるか確認しましょう。後はコンセントを差して電源を付ければ完了です。
■洗濯機周り・浴槽やお風呂場の大掃除のコツ

10 洗濯機周り
洗濯機は半年に1回のペースで洗濯槽の掃除も行えるようにしましょう。洗剤・柔軟剤投入口の洗剤残りやフィルターの汚れも取り除き、洗濯槽は50度程度のお湯と洗濯槽クリーナーで浸け置き洗いをします。
11 浴槽やお風呂場
お風呂場には髪留めのピンを置いたままでいることで、その部分が黄ばんだり黒ずむことがあります。そんなときにも重曹や錆取り用のスプレーで撃退しましょう。
プラスチック製の棚には、化粧品の汚れが移りやすいのでシミにならないように気を付けます。
お風呂場のカビには塩素系漂白剤で撃退します。お風呂やトイレ等で使った洗剤は、排水溝で酸素系漂白剤と混ざって毒ガスが発生することもあるので注意しましょう。
■各部屋の大掃除のコツ

12 窓と網戸
窓と網戸の掃除のコツは、水で濡らさないことです。
窓ガラスは、新聞紙をくしゃくしゃに丸めたもので拭くとホコリが落ちます。新聞紙が無い場合には、キッチンペーパーやトイレットペーパーでもかまいません。
網戸やサッシのホコリは、掃除機で吸い取ってしまうのが簡単です。壊れてしまわないかと心配になりますが、土ぼこりは乾燥していれば掃除機で吸って大丈夫です。
13 カーテン
カーテンは予め外しておき、生活臭や湿気によるカビや汚れが気になるときには素材を確認してから洗濯しましょう。干すときにはしわも伸ばしてから干すようにしましょう。洗濯したカーテンはそのままカーテンレールにかけておいても乾きます。
カーテンにカビが生えている場合は、重曹で浸け置きしてから歯ブラシで落としていきます。それでも落ちないようならハイターで確実に落としましょう。洗濯するときにはドライ用洗剤を使ってドライモードで洗濯します。
ブラインドの場合は、軍手で手を保護しながら軽くなでるように汚れを取り除きます。こびりついた汚れには住宅用洗剤も使って落としていきましょう。
14 押入れ、クローゼット
押入れやクローゼットはよく使用するものを取り出しやすく収納もし易い位置に、時々使用する物はかがんで取り出せる下の位置に、あまり使用しないものは中身が見えにくい天袋に収納すると使い勝手の良い押入れにすることができます。
15 障子やふすま
和室によく使用される紙製の掃除では、紙を破らないようにハタキを使ってほこりを取っていきます。