エアコンの結露をそのままにしておくと、カビが生えるリスクがあります。
本記事では、結露の原因や対策・予防方法を解説しています。
【エアコンの結露の原因】
・外部との温度差がある
・フィルターが汚れている
【エアコンの結露の解決方法】
・エアコン内部を掃除する
・ドレンホースなどの断熱材を確認する
【エアコンの結露の予防方法】
・室内を除湿する
・風量を強くして乾かす
・ルーバーを上向きにする
・外との気温差を減らす
・除湿機能付きのエアコンを選ぶ
・結露防止用グッズを活用する
おすすめの結露防止グッズも紹介しているので、ぜひご覧ください。
エアコンの結露はなぜ起きる? エアコンの結露の原因
空気中の水蒸気が低温で冷やされると発生する、結露。ここでは、エアコンに結露が起きる原因を紹介していきます。
エアコンの結露の原因1 ■外部との温度差がある
外部と温度差があると、エアコンの内部や配管内部に結露が発生します。
室内の温度やエアコンの設定温度に差があったり、エアコン内部に汚れがあったりすると起こりやすいです。
配管が結露しているときは、配管内部に断熱材が入っていなかったり、劣化していたりするかもしれません。結露が多いようであれば、確認しましょう。
エアコンの結露の原因2 ■フィルターが汚れている
もし水の量が多いのであれば、結露ではなく水漏れかもしれません。
フィルターなどエアコンの内部が汚れていると、水漏れが起きることがあります。
室外の配管に傷がついたりした場合も、水漏れが起きます。
詳しくは下記の記事で解説しています。
エアコン水漏れ原因16個!修理方法2個と業者料金・放置は?【プロ監修】 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/580エアコンが水漏れしていると、エアコンが故障しているケースもありますが実際には別の理由で水漏れをしている場合が多いです。そこで、エアコンが水漏れする原因と対処方法、業者に依頼した場合や放置するリスクについて解説します。
エアコンの結露の対処法 エアコンの結露の解決方法
エアコンが結露したままにしておくと、カビが生えて健康トラブルになる可能性があります。掃除して取り除きましょう。
エアコンの結露の解決方法1 ■エアコン内部を掃除する
エアコンが結露したときは、フィルターや冷却フィンまで分解して掃除しましょう。
掃除機や洗剤でたまったホコリをしっかりとるのが効果的です。
詳しい掃除方法は下記の記事で解説しています。
エアコンカビ掃除はこれで完璧!健康被害も!?3大原因と掃除方法と予防法 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/112エアコンを徹底的に掃除してカビを除去する方法を解説しています。業者に頼めば1万円以上はかかってしまうエアコンの掃除も、頑張れば自分一人でできるようになります。エアコンのフィルターやフィンの掃除、そして一番難しいファンの掃除まで掃除方法を説明します。
自信がない時は、クリーニング業者を呼ぶのもおすすめです。
エアコンクリーニングおすすめ業者ランキング10選【2021年最新版】 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/1217エアコンからカビの変なニオイがしてきたら、フィンやシロッコファンなどエアコン奥の部品にカビがついている可能性が高くなっています。カビの中にダニがいたり、病原菌があることも。ここではエアコンクリーニング業者の選び方と、人気の業者をご紹介していきます。
エアコンの結露の解決方法2 ■ドレンホースなどの断熱材を確認する
エアコンの外部の配線(ドレンホース)が結露しているなら、断熱材の不備や劣化が考えられます。
結露防止テープを貼ったり、業者を呼んで対応しましょう。
水の量が多いのであれば、水漏れが起きているのかもしれません。
一度掃除をしてみるのもおすすめです。
配管や室外機の詳しい掃除手順は下記の記事で解説しています。
エアコン室外機を自分で掃除する方法4ステップ!時期・頻度は?必要?【プロ監修】 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/137つい見落としてしまいがちなエアコン室外機の掃除。エアコン室外機の掃除をすることは、エアコンの運転効率を上げるために重要です。エアコン室外機の掃除を自分で行う場合、知っておきたいポイントや注意点などについてまとめてみました。
エアコンの結露を防ぐ方法は? エアコンの結露の予防方法
エアコンの結露は運転方法や対策グッズの利用で予防できます。ここでは、その対策方法を解説していきます。
エアコンの結露の予防方法1 ■室内を除湿する
湿度の高い場所でエアコンを使うと、結露しやすくなります。
こまめに換気し、除湿グッズを使いましょう。
ただし、夏場に高温多湿になる地域では、換気が逆効果な場合もあります。
その時に備え、除湿機能のあるエアコンを選ぶのもおすすめです。
エアコンの結露の予防方法2 ■風量を強くして乾かす
エアコンの吹き出し口が結露しているのであれば、クーラーの風量を上げて吹き飛ばすこともできます。
また、夏場に弱風を使うと吹き出し口が冷えすぎ、結露が発生しやすくなります。
結露が気になる時は、強風運転に切り替えてみましょう。
エアコンの結露の予防方法3 ■ルーバーを上向きにする
エアコンが結露すると、ルーバーから水滴が落ちてくることがあります。上向きにして運転しましょう。
また、冷房運転中にルーバーを下向きにしておくと、ルーバーが冷えて結露が発生しやすくなります。
結露に気づいた時は、一度ルーバーの向きを確認するのがおすすめです。
エアコンの結露の予防方法4 ■外との気温差を減らす
結露は外と室内の気温差によっても起こります。
エアコン内部の結露が気になる時は、いつもより少し設定温度を外気温に近づけるのがおすすめです。
エアコンの配管が結露しているときは、配管内部の断熱材に不備があるかもしれません。
劣化したり、壊れたりしていないかを確認しましょう。
エアコンの結露の予防方法5 ■除湿機能付きのエアコンを選ぶ
エアコンには除湿機能付きのエアコンを選ぶのがおすすめ。
メーカーによって呼び名は違い、「結露防止運転機能」や「除湿」など呼ばれています。購入の際に除湿機能があるか確認しましょう。
除湿機能付きのエアコンなら、エアコン内部の水分を除去して、カビや結露を防いでくれます。
エアコンを使い終わる前に除湿運転するだけでOKです。
エアコンの結露の予防方法6 ■結露防止用グッズを活用する
エアコンの配管が結露するようであれば、結露防止グッズを活用しましょう。
テープタイプが代表的です。
天井型のエアコンの吹き出し口に貼るのもおすすめです。
エアコンの結露を対策するアイテムは? エアコンの結露防止グッズを紹介
ここでは、ネットで評価が高い結露防止グッズを紹介していきます。
エアコンの結露防止グッズ1 ■ユニ結露防止テープ
結露が発生しやすい部分に貼って使うテープです。接着力が強いので、天井型のエアコンの吹き出し口などにも使えます。
エアコンの結露防止グッズ2 ■因幡電工 断熱粘着テープ
配管に張り付けて使うテープです。粘着力があるわりに、ハサミで楽に切断できます。
エアコンの結露防止グッズ3 ■未来工業 結露防止テープ DKTP_10set
エアコンの配管や配電盤に使えるテープです。結露を防ぐ塗料が塗布されています。