エアコンから酸っぱいような臭いがするなら、それはカビの臭いです。
そのままにしていると部屋の臭いと混じって悪化するので、エアコンの内部をしっかり掃除して対処してください。
掃除をする時間がないのであれば、まずは16度や30度などのカビが活動できない温度に設定して応急手当をしましょう。
本記事では、エアコンを掃除する方法や、カビの予防方法を解説しています。
エアコンがカビ臭い時の対処法1 運転設定を変えて応急処置をする
カビが活発に活動する温度は22~24度。16・30度の送風にすると、一時的にカビの臭いが抑えられます。
掃除をする時間がない時は、この方法で臭いを抑えることもできます。
とはいえ、エアコン内部のカビが消えるわけではありません。早めに掃除をしてカビを除去しましょう。
16度なら結露水で内部の汚れが落ちるという噂も誤解で、カビが生えたらまず掃除が大切です。
カビの臭いと温度のメカニズムについては、下記の記事で詳しく解説しています。
エアコンの臭いの原因と臭いを取る掃除方法9ステップ・対策【プロ監修】 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/134長い期間使用していないエアコンから発せられる臭いの原因と対処法がわからないという人も多くいるでしょう。今回はそんな臭いの原因とエアコン内部清掃の方法を分かりやすくまとめました。この記事を参考に今までは手がつけられなかったエアコンの臭い対策をしましょう。
エアコンがカビ臭い時の対処法2 掃除をする
エアコンがカビ臭い時は、掃除機や古歯ブラシで内部までしっかり掃除するのが一番。業者を呼ぶ前にできることを解説していきます。
エアコンの掃除方法1 ■エアコン掃除におすすめの道具
エアコンがカビ臭い時は、内部までしっかり洗浄しなければなりません。
掃除機で汚れを吸い取りましょう。
フィルターの汚れは古歯ブラシ・キッチンペーパーを巻いた割りばしなどでかき出してください。
タワシなど固いブラシは、フィルターを傷つけてしまうのでNGです。
ファン掃除には、綿棒が向いています。
エアコンの掃除方法2 ■エアコン掃除の準備
エアコンを掃除する前は、まず電源を切ってください。コンセントも抜いた方が安全です。
掃除で周囲が汚れるので、壁や床を保護するビニール袋を貼り付けておきましょう。
壁や家具を支えにして、2~3m程度袋を広げるイメージでOKです。
本体内部もビニールで保護してください。
詳しくは下記の記事で解説しています。
エアコンの臭いの原因と臭いを取る掃除方法9ステップ・対策【プロ監修】 | タスクル
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エアコンの掃除方法3 ■エアコン掃除の手順
エアコン掃除の準備ができたら、パーツごとに汚れを落としていきます。
フィルターは取り除いて水洗い、フィンは掃除機でホコリを吸い取ります。
落ち切らなかったホコリは、綿棒やキッチンペーパーを巻いた割りばしで落としてください。古歯ブラシでもOKです。
最後に、エアコン内部を送風運転で乾燥させることが大切。
水気が残っていると新しいカビが発生したり、故障したりするリスクがあります。
詳しい手順は下記の記事にてプロの監修付きで解説してるので、ぜひご覧ください。
エアコンがカビ臭い時の対処法3 業者に依頼する
エアコンにカビが生えてしまうと、内部まで掃除する必要があります。
特に、市販の洗浄スプレーに頼るのは危険。
洗浄スプレーが届くのはフィンの表面までで、奥までキレイにはなりません。
フィルターのすすぎ・乾燥が不十分だと、新しいカビの原因にもなります。
具体的な掃除の方法はこちらの記事で解説しています。
自分で簡単!エアコン掃除の仕方4つ・注意点と業者の掃除の仕方【プロ監修】 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/172エアコンの掃除について、準備する道具やフィルターやファン、室外機を掃除する4つの手順を紹介します。また、掃除の際に注意すべきポイントや、エアコン掃除を業者に依頼した場合のメリットと料金相場についてもチェックしましょう。
普段の簡単な掃除は自宅、カビ臭い時には業者に頼む、などといった形で使い分けるのがおすすめです。
おすすめの業者は下記の記事で紹介しています。
エアコンクリーニングおすすめ業者ランキング10選【2021年最新版】 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/1217エアコンからカビの変なニオイがしてきたら、フィンやシロッコファンなどエアコン奥の部品にカビがついている可能性が高くなっています。カビの中にダニがいたり、病原菌があることも。ここではエアコンクリーニング業者の選び方と、人気の業者をご紹介していきます。
エアコンのカビ取りにNGな行為 エアコンのカビを除去する時の注意点
エアコンのカビを取り除く時には、使ってはいけないアイテムがあるので解説していきます。
エアコンのカビを除去する時の注意点1 ■消臭スプレーを使うのはNG
エアコンがカビ臭い時、消臭スプレーをふきかけてはいけません。
スプレーが液体になってエアコン内部に入り込み、カビの原因になります。
フィンやファンにも付着して、ホコリがつきやすくなるリスクもあります。
消臭スプレーを使うなら、布やなにもない場所にふりかけましょう。
エアコン掃除用スプレーも販売されていますが、そのまま吹きかけるのではなく、分解してふりかけなければいけません。詳しくは下記の記事で解説しています。
エアコン掃除スプレーのやり方・使い方4つと注意点 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/114エアコン掃除する場合に重要なファンとフィンをメインに、自分で掃除をする方法を解説します。スプレーを使用するだけでこびりついたカビやホコリを取る方法と、注意点をチェックしましょう。また、掃除に使うスプレーの選び方についても紹介します。
エアコンのカビを除去する時の注意点2 無理な方法で乾かさない
エアコンのフィルターは水やぬるま湯で洗うのがおすすめ。
この時、しっかり乾かさないで戻すとカビが発生します。
しかし、ドライヤーやストーブで無理やり乾かすのはNG。
直射日光を避け、陰干しで干してください。
カビ臭いエアコンにしないためにできること エアコンのカビ臭さの予防法
エアコンがカビ臭くなる前にできることを紹介していきます。
エアコンのカビ臭さの予防法1 ■冷房・除湿の後に送風運転をする
エアコン内部の結露は、カビの原因です。
冷房・除湿を使った後には1時間以上の送風運転をしましょう。暖房運転でもOKです。
掃除機能がついた機種を購入するのもおすすめですよ。
エアコンのカビ臭さの予防法2 使わない時期も送風運転をする
冷房や暖房を使わない時期も、内部にはホコリがたまってしまうもの。
1ヶ月に2度を目安に送風運転をして対策しましょう。
エアコンの内部が乾燥し、カビや雑菌の繁殖を防いでくれます。
エアコンのカビ臭さの予防法3 ■1年に1度は掃除する
エアコンは使っていない期間もホコリがたまり、雑菌やカビが繁殖することで悪臭が発生します。特にエアコンのフィルター・熱交換器・ファンはカビが生えやすいです。
それを防ぐためには、1年に1度はフィン・ファン・フィルターをしっかりと掃除することが大切。
フィルターは簡単に取り外せるので、月に1度は掃除しておきましょう。
自分でクリーニングするのが面倒なら、業者に依頼するのもおすすめです。
おすすめの業者は下記の記事で紹介しています。
エアコンクリーニングおすすめ業者ランキング10選【2021年最新版】 | タスクル
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エアコンのカビ臭さの予防法4 ■室内の温度を下げる
室内の湿度が高いと、エアコン内部にカビが生えるリスクが高まります。
換気して外の空気を取り入れましょう。
特に冬場は外気を取り入れることで結露が発生しにくくなります。除湿器を使っていても、換気は忘れずに行ってください。
なぜエアコンを掃除するの? エアコンのカビを放置するデメリット
エアコンのカビを放置すると、カビ臭いだけではなく、健康被害が発生します。
過敏性肺炎の一つ、夏型過敏性肺炎はエアコン内部のカビが原因なこともあるので、特に注意が必要です。
詳しくは下記の記事で解説しています。
エアコンに繁殖するカビ…その原因3つと掃除方法と予防法【プロ監修】 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/47カビは病気の原因にもなると聞かれたこともあるでしょう。ここでは、臭いや病気の原因になるエアコン内部のカビの対処法と予防法について、私たちでも簡単にできる方法をご紹介しています。