マンションはコンクリートで気密性が高く、湿気が逃げないのでカビが発生しがちです。結露が発生して、壁や押入れにカビが増えてしまうといったお悩みも聞くようになりました。お部屋に発生するカビの臭いも、梅雨時期以外もあなどれません!
そんなカビですが、臭いだけではなく気管支喘息や、アレルギー、アトピーなど健康を損なう恐れがあることも、わかってきました。今回は、お部屋の嫌な臭いの原因カビについて、家庭でできる対策を徹底検証していきます。
部屋や家の中がカビ臭い原因2つ

部屋や家の中がカビ臭い原因|その1 ■①カビが発生しやすい温度・湿度になっている
カビが好きな環境の条件は『酸素があること』『湿度が80%以上』『気温が20度~30度』この3つが整えば、カビは活発になり、増殖を続けます。気密性が高まった最近の日本の家屋は、お部屋のカビ事情は梅雨時期以外も油断できません。
部屋や家の中がカビ臭い原因|その2 ■②見えない部分にカビが生えている
部屋の隅やタンスの裏、下駄箱や押し入れの奥などは特にカビが生えやすい場所です。エアコン内部のファンもカビやすいので要注意です。エアコンにカビがつくと、部屋中にカビの胞子がばらまかれてしまいます。
毎日掃除をしていて、水回りもきれいにしているつもりなのに、どうして臭ってしまうんだろう…。それは、ズバリ、見えない場所にカビが発生しているからなのです。
部屋・場所別のカビの臭い|除去方法5つ

部屋・場所別のカビの臭い|除去方法1 ■①クローゼットや押し入れ
普段閉まっている下駄箱や押し入れは、風通しが悪く、特に湿気がこもりやすい場所であり、カビが発生しやすい部分でもあります。久しぶりに出した靴や、洗って片付けたはずの洋服がカビ臭かったり、実際にカビが発生している場合もあります。
クローゼットや押し入れのカビの臭い除去 ①サーキュレーターつき除湿器は買わないと損!
部屋のカビ臭さにお悩みで除湿器の購入を検討しているなら、断然サーキュレーターつきの除湿器がおすすめです。
除湿器とサーキュレーターが一体になっているので、狭いアパートやマンションなどの賃貸でも場所を選ばず使うことができます。
梅雨が終わってもサーキュレーターで部屋の空気を循環させれば、冷暖房の効率が良くなり1年中快適なお部屋に。
梅雨時期にサーキュレーターつき除湿器をゲットしておけば、年間の電気代が安くなるというとっても嬉しいおまけがついてくるかもしれません!

アイリスオーヤマ
サーキュレーター衣類乾燥除湿機
アイリスオーヤマのサーキュレーター衣類乾燥除湿器はレビュー300件越えの人気商品!大手メーカーの除湿器1台分より安いお値段でサーキュレーターもついているからとってもお得です。
部屋のカビの臭い対策として新たに除湿器やサーキュレーターの購入を考えているなら、一体型を選ばないと損ですよ。
②クローゼットや押入れに物を詰め込みすぎない
衣類や靴や布団でギュウギュウにつまったクローゼットや下駄箱は、奥まで空気が循環しません。湿気や温度もこもりっぱなしです。カビの好きな環境「高湿度」「高温度」になるのを防ぐためにも、クローゼットの奥に5センチ以上のスキマを作るように心がけましょう。
また、衣類をクリーニングに出したまま、ビニールの袋に入れておくのもNG!
せっかくクリーニングした衣類自体の風通しが悪くなり、カビの原因にもなるので、クリーニングのビニールは外してクローゼットにしまいましょう。
③クローゼットや下駄箱の換気を心がける
クローゼットや靴箱は、出来るだけ、風通しを良くするためには扉を開けておくことが必要です。来客がない時間帯などは、扉を10㎝以上開けて、換気を心がけましょう。扇風機を当てるのも効果的です。
ホームセンターで売っている「すのこ」を使うのも、空気の循環には効果的です。
クローゼットなどの内部の壁や床に敷き詰めて、空気の層を作れば、こもりやすかった空気の通り道が出来ます。
④収納している服や靴を時々出して湿気を飛ばす
収納している衣類や靴、布団など、住宅自体の結露や湿気で、知らず知らずのうちに湿気を吸い込んでしまっています。収納しているものが湿っぽくなる前に、天気の良い日は天日干しをしましょう。カビは、酸素がなければ繁殖しないので、着物や革製品などは、脱酸素剤入りの袋に入れて収納するのもオススメです。
また、着物の管理で「虫干し」と言って、秋の空気が乾燥している日に陰干しすることが、古くからつたわっています。先人の知恵で、衣類の湿気とカビを防ぐ方法なので、暮らしに取り入れてカビ対策をしましょう。
部屋・場所別のカビの臭い|除去方法2 ■②リビング
部屋の中にカビが発生しにくい状態にするためには、湿度をコントロールすることが大切です。カビの大好きな湿度は80%ですが、少なくとも65%以下にするようにしましょう。湿度を抑える方法としては、『エアコンのドライ機能を使う 』『除湿機を使う』『窓を開けて換気をする』が効果的です。